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アルバイトは育休が取れない?取得条件や育休中の給料も解説

妊娠を検討している方のなかには、アルバイトとして働きながら育休を取得したいと考えている方もいるでしょう。
この記事では、アルバイトの育休取得の条件を詳しく解説しています。
育休中の給料や取得の流れも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

アルバイトでも育休取得は可能

アルバイトでも育休取得は可能

結論、アルバイトであっても育休は取得できます。
労働基準法により、育休の取得は日雇い以外の労働者すべてに認められている権利です。

たとえアルバイトであっても労働者であることに変わりはなく、雇用形態を理由に育休取得を断られることはありません。

アルバイトの育休取得条件3つ

アルバイトで育休を取得するためには、満たさなければいけない条件と、労使協定によっては満たす必要がある条件があります。
ここでは、アルバイトの育休取得条件を3つ紹介します。

子どもが1歳6ヵ月を迎えるまで契約が続くこと

アルバイトが育休を取得するためには、子どもが1歳6ヵ月を迎えるまでに契約が満了しないことが必要です。
1年未満など有期雇用の場合、契約されている雇用期間によっては育休取得ができないので注意してください。

育休取得を希望する場合は、まずは自分の雇用契約の期間を確認しましょう。

雇用期間が1年以上であること

育休取得の条件には、雇用された期間が1年以上であることも必要です。
現在の職場で働き始めて1年未満の場合、労使協定によっては育休取得の対象外となってしまうケースもあります。

育休取得を希望する場合、職場の労使協定の育休取得に必要な雇用期間と、自分がいつから働き始めたのかをチェックしておきましょう。

週の所定労働日数が3日以上であること

育休を取得するためには、週の所定労働日数が3日以上であることも必要です。
現在週2日以下で働いている場合は、労使協定で育休取得ができない可能性もあります。

育休を取得する場合はアルバイト先の労使協定を確認して、2日以下で取得できない場合は所定労働日数を増やしましょう。

アルバイトの育休中の給料はいくら?

アルバイトの育休中の給料はいくら?

アルバイトで育休を取る際は、育休中の給料についても気になるでしょう。
ここでは育休中の給料を詳しく解説します。

育休中は給料はない可能性が高い

アルバイトなど労働契約に関わらず、育休中には勤務先からの給料がない可能性が高いです。
事業主は育休中の労働者に対して賃金を支払う義務はないため、会社ごとに給料の支払いに対する対応に違いがあります。

条件を満たせば育児休業給付金が利用できる

育休中はアルバイト先からの給料は基本的に支払われませんが、条件を満たすことで雇用保険から育児休業給付金が受け取れます。
育児休業給付金の具体的な支給金額は、下記を参考にしてください。

育休期間 支給額
育休開始から180日まで 育休開始前の賃金の67%
育休開始から181日以降 育休開始前の賃金の50%

また上記の支給を受けるためには、以下の条件を満たすことが必要になるので注意が必要です。

1.1歳未満の子を養育するために、育児休業を取得した被保険者であること(2回まで分割取得可)。
2.育児休業を開始した日前2年間に賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は就業した時間数が80時間以上の)月が12か月以上あること。
育児休業を開始した日前2年間に上記の月数が12か月ない場合であっても、当該期間中に第1子の育児休業や本人の疾病等により引き続き30日以上賃金の支払を受けることができなかった期間がある場合は、受給要件が緩和され、支給要件を満たす場合があります。
3.1支給単位期間中(支給単位期間とは、育児休業を開始した日から起算した1か月ごとの期間(その1か月の間に育児休業終了日を含む場合はその育児休業終了日までの期間)をいう。以下同じ。)の就業日数が10日以下または就業した時間数が80時間以下であること。

引用:Q&A~育児休業給付~|厚生労働省

一定の就業日数や就業時間を満たしていれば給付を受けられるので、安心して育休期間を過ごせるでしょう。

アルバイトの育休取得の流れ

アルバイトで育休を取得する際の流れは、一般的な正社員と変わらず以下のように行います。

  1. 上司に育休取得する旨を相談
  2. 育児休業申出書を作成して提出
  3. 「育児休業取扱通知書」が交付されるので内容を確認
  4. 必要に応じて業務の引き継ぎなどを実施

育休取得を検討している場合は、書類申請など手続きが必要なので早めに上司に相談しましょう。

また育休取得と合わせて、以下の流れで育児休業給付金の申請を行うことも大切です。

  1. 育休取得のタイミングで育児休業給付金についても上司に相談
  2. 企業側から管轄のハローワークに書類を申請
  3. 企業から受け取った必要書類を記入して母子手帳など必要書類とともに企業に提出

上記の流れで初回申請を行い、2回目以降も2ヵ月に1回申請書を作成して、企業がハローワークに提出します。

アルバイトの育休に関するよくある疑問

最後にアルバイトの育休に関する、よくある疑問に回答します。
疑問点をすべて解消して、育休に備えましょう。

アルバイトの育休はいつから取得できる?

育休取得は、子どもが原則1歳になるまでに申請することで取得可能です。
実際に取得する1ヵ月前までに申請が必要になるので、前もって準備を進めておきましょう。

産休からそのまま育休に入ることもできるので、産休取得のタイミングで育休の手続きも済ませておくのがおすすめです。
ただし、申請が遅れたからといって取得を拒否されることはないので安心してください。

アルバイトの育休は男性でも取得できる?

育休は、アルバイトの男性でも取得が可能です。
通常の育休とは別に、2022年10月から産後パパ育休という男性向けの育休制度もスタートしています。

性別に関わらず育休は取得できるので、男性も取得して育児に積極的に参加しましょう。

アルバイトも育休を取得できるので上手に活用しよう

育休は日雇い以外の労働者に認められた権利なので、アルバイトでも取得可能です。
育児休業一時金も利用できる場合があるので、子育ての際にはぜひ活用して、余裕を持って育児に取り組めるようにしましょう。

ただし、育休取得や育児休業一時金の受給には条件もあります。
事前に確認して、取得条件を満たした状態で育児を開始できるよう計画することが大切です。

執筆者について

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