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面接で最近の気になるニュースを聞かれたら?ニュースの選び方や回答のポイント

就職や転職で面接を受けるとき、面接官から「最近の気になるニュースは?」と問われることがあります。
面接でたずねられることを想定して、対策する人もいることでしょう。

面接官からの質問にはすべて意図があります。
「あなたの気になるニュースは?」という問いかけも同様です。
面接にふさわしいニュースを選び、自分なりの考えや感想をまとめることが大切なのです。

今回は、面接にふさわしい最近のニュースの選び方や回答のポイント、避けるべきジャンルをくわしく解説します。

「最近の気になるニュース」を面接官が質問する意図は?

「最近の気になるニュース」を面接官が質問する意図は?

面接官から問われる質問には、「何かを確認したい」という意図があります。
「あなたの気になるニュースは?」という質問にも目的があるので、面接官の意図を知って対策を講じることが大切です。
面接官が、「気になるニュース」という問いかけで何を確認しようとしているのか、くわしく解説します。

情報感度の高さを知るため

情報感度とは、情報に対するあなたの反応や、情報を集める能力のことです。
情報感度が高い人は、自分にとってためになる情報をできるだけ多く、素早くキャッチしようとします。
このような姿勢は企業側にとっても好ましいため、面接で「気になるニュースは?」という質問を通して確認するのです。

現代社会では、テレビや新聞だけではなく、インターネットでリアルタイムの情報を集められるようになりました。
信用度のあるニュースソースから正確な情報を集め、情報感度の高さを示しましょう。

社会問題に対する意識を確認するため

「最近の気になるニュース」という問いかけは、あなたの社会問題に対する意識の確認も目的としています。

社会とは、多くの人で形成される世界であり、あなたもその一員です。
社会問題を他人事としてとらえず、自分の身に置き換えて考察できるか。
面接官は、このような点を確認するため、「あなたが最近気になるニュース」という問いかけをするのです。

社会人としての責任感や、周囲に対する興味も評価されるので、普段から意識して社会問題に目を向けてみましょう。

価値観や人柄を知るため

あなたが「気になったニュース」について話すとき、面接官はその様子からあなたの価値観や人柄を感じとります。

例えば、医療業界の最新ニュースに対して、自分の考えや感想を述べられれば、医療分野に対して深い関心があるとわかります。
「気になるニュース」を説明するときの話し方や態度を観察すると、あなたの人柄も伝わることでしょう。

面接での短い時間ですべてを理解できるわけではありませんが、気になるニュースという設問から、面接官があなたの価値観や人柄を確認しようと試みていることも覚えておいてください。

自分の考えをもち、言語化できるかを確認するため

「気になるニュース」を問う側は、あなたの意見や考え・感想と同時に、それを言語化して伝える能力の有無も確認しています。

社会人として働くためには、自分で考え、自分の意見を伝える能力が必要です。
相手を怒らせたり誤解されたりしないよう、考えをぶれさせず伝わりやすい話し方をすることが求められます。

あなたの考察力や言語伝達能力を確認するのにも最適なので、さまざまな業種の面接官が「気になるニュース」を質問項目として採用しているのです。
自分の考えや感想をニュースの内容におりまぜて簡潔にまとめ、伝わりやすく話すことも心がけましょう。

面接で「最近のニュース」を選ぶポイント

面接で「最近の気になるニュース」を質問されたときに備え、あらかじめ「最近のニュース」を選んでおく人もいるでしょう。
ニュース選びは、次のポイントを押さえることが大切です。

  • できるだけ最新のニュースを選ぶ
  • 信頼できる情報源のニュースを選ぶ
  • 志望する職種や業種に関するニュースを選ぶ
  • 明るい話題のニュースを選ぶ
  • 自分の考えを持てるニュースを選ぶ
  • 避けておきたいニュースのジャンルを確認しておく

それぞれの項目を以下でくわしく解説します。

できるだけ最新のニュースを選ぶ

面接で話題にするニュースは、できるだけ新しいほうが好まれます。
しかし、どこまでが新しいニュースで、どこからが古いニュースなのか、明確に期間が決まっているわけではありません。

2年以上前のニュースでは古いと判断されかねませんが、1年以内のものであれば十分面接で通用します。

指定された期間はありませんが、2〜3ヵ月以内のニュースを選ぶのがおすすめです。
自分の気になるニュースを選び、考察を深めて対策してください。

信頼できる情報源のニュースを選ぶ

面接で話すニュースは、信頼できる情報源から選びましょう。
ニュースの情報源として、従来からある新聞・テレビ・ラジオに加え、現在はインターネットのニュースアプリを利用する人もいます。
どのニュースを選ぶにしても、面接の場では情報源の信用度も欠かせません。

できれば、官公庁や公式発表など、信頼度の高い機関から出ている情報にあたり、情報の真偽を確認する習慣を付けると良いでしょう。

志望する職種や業種に関するニュースを選ぶ

希望する職種や業種と接点のあるニュースを選ぶと、面接で入社したいという意欲をアピールできます。

例えば、製薬会社ならジェネリック医薬品のニュース、デイサービスなら補助金や介護用品開発のニュースなど、業界と関連のある内容だと面接でも話しやすいでしょう。

ただし、仕事や業種に関するニュースは面接官のほうがくわしいこともあるので、断定や強めの発言は控えるようにしてください。

明るい話題のニュースを選ぶ

面接では、できるだけ明るい話題のニュースを選んで話すようにしましょう。
暗いニュースは、話を聞く側の気持ちも沈ませてしまい、面接官にネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

社会問題のニュースには暗い内容のものもありますが、そのなかでも頑張っている人の姿や尊敬できる行動について話すと、全体的に前向きな印象になるでしょう。

自分の考えを持てるニュースを選ぶ

自分の考えを持てるニュースを選ぶことは、面接官との対話でも重要なポイントです。
面接官は、ニュースに関するあなたの考えを聞くことを通して価値観や人柄を見ているので、自分で考え、自分の言葉で伝えられるニュースを選びましょう。

自分の考えをまとめたり言葉にするのが苦手な人は、次の方法を参考にしてみてください。

感じたことを書き出してみる

気になったニュースに対し、感じたことや考えたことをノートに書き出しましょう。
頭の中だけで考えていると、いざ面接で伝えようとしたときに忘れてしまったり、意見がうまくまとまらなかったりします。

感じたことを書き出すと、自分の意見が客観的に見えるので簡潔な文章にまとめられます。
まずはニュースで感じたことを書き出し、そこから伝えたい考えを掘り出して形にしてください。

友人・家族の意見を聞いてみる

気になったニュースに関して、友人や家族の意見を聞いてみるのも良い方法です。

ニュースに対する受け止め方や感想は、人によって異なります。
友人・家族に時間があるようなら、ディスカッションで意見交換するのも良いでしょう。
ディスカッションを通し、新しい視点や意見を持てることもあります。

自分だけで意見がまとまらないときにも、友人や家族の意見も参考に、内容を深く掘り下げてみると良いでしょう。

避けておきたいニュースのジャンルを確認しておく

気になるニュースといっても、あなたが興味を持っていれば、どのようなジャンルでも良いわけではありません。

以下のような内容は避けましょう。

  • 芸能・スポーツ関連のニュース
  • 宗教・政治関連のニュース
  • 個人的なニュース

好きなアイドルの話題や特定のスポーツ選手の動向などは趣味の範疇であり、面接の場にはふさわしくないものです。

政治関連のニュースは、一見すると社会人らしいジャンルのように思えますが、派閥の問題や個人的な政治活動の話はかえって悪印象です。
宗教関連の話も同様で、思想は人によってさまざまなため、差別的だと捉えられたり、面接官も反応に困ったりと、公共の場で宗教関連の話をするのはタブー視されることがあるので注意してください。

「家族が入院した」「あなたが免許を取得した」など、プライベートな話題も不向きです。
面接官は、「あなたの社会的な考えや態度」を知るために質問していますから、設問の意図を考慮してください。

たとえ面接官に「どのようなニュースでも良いですよ」と言われても、話題にしないことが社会的エチケットになることもあります。
面接で話すニュースの話題は、避けるべきジャンルを確かめてから選びましょう。

面接「最近のニュース」の回答順序

適切なニュースを選び、内容を掘り下げて自分の考えや意見を持っていたとしても、論理立てて話せないと面接官にも伝わりにくくなります。
面接で好印象を持ってもらえる、「最近の気になったニュース」の回答順序を解説します。

1.ニュースの説明

最初に話すのは、気になったニュースの説明です。
「話の結論と要点」と言い換えることもできます。
ニュースの説明から始めるのは、面接官にこれから話す内容を大まかに知ってもらうためです。

どのようなことを話すのかを知ってもらえれば、面接官も聞く準備ができます。
ニュースの説明では、「どのようなニュースなのか」「ニュースが発表されたのはいつなのか」など、面接官と情報共有するつもりで話をしてください。

2.そのニュースが気になった理由

次に話すべきなのが、なぜそのニュースが気になったかという理由です。
ニュース選びの理由には、あなたの専門分野や興味の対象といった、いわゆるあなたの個性が隠れています。

はっきりとした理由が話せれば、面接官も話の内容とあなた自身に興味を持つことでしょう。
「よく耳にしたから」というようなぼんやりとした理由ではなく、「私は〇〇に興味があり、このニュースが気になった」など、あなた自身のことと関連させて具体的な理由を話してください。

3.ニュースに対する自分の考え

最後に話すべきなのが、気になったニュースに対するあなたの考えです。
あなたは、ニュースの内容を知ってどのように感じたのか、どのように行動したいのか、どうなりたいのかなどを話します。

応募する企業の仕事内容と照らし合わせ、「入社後はこのような問題にも向き合えるだけのスキルを身につけたい」とアピールするのも良いでしょう。
ただ単にニュースを気にかけるだけではなく、社会人の一人として向き合う意思があることをアピールしてください。

面接で使える、最近のニュースの例文

「最近の気になるニュース」対策として、ニュース選びや話し方のポイントを解説しました。
しかし、実際に考えをまとめようと思うとうまくいかない、と悩む人もいることでしょう。
ここでは、面接でも使える最近のニュースの例文をご紹介します。

コロナウイルス関連のニュースの例文

私が気になっているのは、新型コロナウイルス感染者の届出項目の簡略化です。
医療現場の負担を減らすための措置として、重症化の可能性が低い患者さんに関しては、ワクチン接種回数や詳細な住所記入を省く決定がされました。

患者さんの情報は医療現場で事務作業として入力されますが、人手不足のなかで膨大な情報を処理するのは大変なことだと思います。
しかし、すべての患者さんの情報を把握しておくことも、感染防止には必要な作業だと考えています。

これからの社会では、人の手を煩わせることなく、必要な情報をスムーズに管理できる仕組みが求められるのではないでしょうか。

私は今後、より使いやすい医療情報システムの開発に取り組み、医療分野の情報化の推進や発展に貢献したいです。

医療・介護現場の人手不足に関するニュースの例文

私が気になっているのは、医療・介護現場の人手不足に関するニュースです。
以前からすでに看護師不足が問題になっていましたが、コロナ禍の影響によりさらに悪化し、看護系の大学院生で資格を持っている人も現場で対応しているケースもあったそうです。

この問題の解決策として、私が考えるのは介護ロボットの導入です。
すべての業務を人間と同じように行うのは難しいかもしれませんが、患者さんの見守りや自立アシストなどを任せるだけでも、医療従事者の負担が減ると思います。

私は、将来が期待される医療アシストロボットの導入に力を入れるとともに、少しでも医療・介護現場の人手不足解消をお手伝いしたいと考えています。

面接時の「最近のニュース」には、万全の対策でアピールしよう

面接官が問いかける「最近の気になるニュース」には、あなたの価値観や人柄、情報感度・社会問題に対する姿勢などを確認する意図があります。
適切なジャンルからニュースを選び、自分で考えた内容を、伝わりやすい話し方で話さなければ、面接官に好印象を持ってもらえません。

ポイントを理解して対策すれば、「最近の気になったニュース」を問われてもスムーズに答えられます。
最近のニュースのなかでも、適切なジャンルから自分の興味があるものを選び、自分の考えを自分の言葉で簡潔にまとめ、万全の対策であなた自身をアピールしましょう。

執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国37,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。   https://twitter.com/karu_keru

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