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一身上の都合の理由を聞かれたらどうする?シーン別に対処法を解説

「一身上の都合」とは、退職届や退職願、履歴書への記入、内定辞退を伝えるときなどに使う言葉です。
病気や怪我、結婚、転職など、自分や身内に関わる都合に幅広く使用されます。

ネガティブな理由を伝えたくないときに便利な言葉ですが、面談や面接などで詳しい理由を聞かれたとき、何と答えれば良いのか心配になる人もいるでしょう。
本記事では、一身上の都合について、理由を聞かれたときの対応について解説します。

「一身上の都合」は理由を聞かれる可能性がある

「一身上の都合」は理由を聞かれる可能性がある

退職時の書類であっても、求人に応募する際の履歴書であっても、「一身上の都合」と記載したものは、面談や面接で詳細な理由を聞かれる可能性があります。
退職をする際に使用した場合、企業は自分たちの対応に問題がなかったかどうかを検証する必要があるため、できることなら詳しい退職理由を知りたいと考えるでしょう。

求人に応募する際の履歴書に記載した場合、採用担当者は過去に退職した詳しい理由を知ることで、自社に採用したときに長く働いてくれるかどうかを推し量ることができます。
特に転職回数が多かったり、離職期間が長かったりすると、面接の場で質問されることが多くなるでしょう。

また、内定辞退の際にも理由を聞かれることもあります。

一身上の都合を使ってはいけないケースについて知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

一身上の都合の理由を詳しく聞かれたときの対処法

一身上の都合の理由を詳しく聞かれたときの対処法

ここでは一身上の都合の詳細について聞かれたときの対処法として、以下のシーンごとに対処法を紹介します。

  • 退職届を提出するとき
  • 転職活動で前職の退職理由を聞かれたとき
  • 内定・選考を辞退するとき

退職届を提出するとき

退職に際して、一身上の都合の詳細を尋ねられたとしても、回答の義務があるわけではありません。
もちろん、本当の理由を伝えても構わない場合は問題ありませんが、言いたくない場合は答えなくても良いのです。

とはいえ、説明しなければ会社側が納得してくれないなど、円満退職のために何かしらの理由を伝える必要があるのであれば、建前の理由を用意しても構いません。
ただし、建前を使うのであれば、前後のやり取りと辻褄の合わないことを言ってしまわないように、事前に考えたうえで用いるようにしましょう。

転職活動で前職の退職理由を聞かれたとき

転職活動の際、前職の退職理由を一身上の都合とした場合、面接官に詳細な理由を聞かれるかもしれません。
面接官は、過去の職場の退職理由を知ることで、自社でも同じように辞めてしまわないかを推し量っています。

そのため、過去の退職理由はあまり後ろ向きなものではなく、「スキルアップのため」「新たなチャレンジのため」など、前向きな内容を用意しておくと良いでしょう。

内定・選考を辞退するとき

内定や選考の辞退の場合、深く追求されることはあまりありません。
しかし、もしも聞かれた場合は答えられる範囲で答え、企業の不満や批判などは言わないようにしましょう。

また、どのような理由を伝えるとしても、お礼や謝罪の一言を添えるとマイナスの印象が残りません。

例:
「お時間をいただいたのに申し訳ありませんが……」
「検討を重ねた結果、大変申し訳ありませんが……」

一身上の都合について聞かれたときのために理由を考えておこう

「一身上の都合」の詳細について質問されたとしても、必ずしも答える必要はありません。
しかし、建前でも良いので前向きな理由を伝えておくことで、退職や転職が円満に進むこともあります。

執筆者について

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