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都道府県別平均年収ランキング【令和5年度調査結果】

「自分が住んでいる地域の年収は高い?」「自分が住んでいる地域は豊か?」
上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、都道府県別の平均年収ランキングと世帯年収、経済的な豊かさを解説します。

都道府県別平均年収ランキング

都道府県別平均年収ランキング

都道府県別の平均年収はどれくらいなのでしょうか。
厚生労働省・令和5年賃金構造基本統計調査の概況と、総務省統計局・2019年全国家計構造調査をもとに、都道府県別の月収と年収の一覧表を作成しました。

都道府県 月収(千円) 世帯年収(千円)
東京 368.5 6,297
神奈川 350.4 6,154
大阪 340.0 5,031
栃木 323.0 6,134
愛知 321.8 5,327
埼玉 317.2 5,951
兵庫 316.8 5,871
京都 316.0 6,043
茨城 311.9 5,580
千葉 309.5 5,953
静岡 305.3 5,396
三重 304.8 5,291
滋賀 302.9 5,908
奈良 302.1 5,801
和歌山 298.1 5,883
福岡 297.3 6,027
広島 296.9 6,124
群馬 296.7 5,387
富山 293.9 5,575
岐阜 292.4 5,666
山梨 292.2 5,601
岡山 290.8 4,864
石川 290.4 5,659
山口 290.1 5,385
宮城 288.9 5,014
北海道 288.5 4,809
長野 287.7 5,704
福井 285.3 6,088
愛媛 279.6 4,553
福島 279.4 5,017
香川 279.4 5,382
高知 273.0 5,041
大分 271.4 4,725
徳島 271.3 4,859
新潟 270.2 5,517
佐賀 269.4 5,423
熊本 269.0 5,626
島根 268.7 4,323
鹿児島 268.3 4,790
沖縄 265.4 5,493
秋田 261.4 4,486
岩手 259.6 4,233
鳥取 258.3 5,821
長崎 257.3 4,631
山形 255.8 5,270
宮崎 254.3 5,298
青森 249.9 4,931

都道府県別の世帯年収

以下は、総務省統計局・2019年全国家計構造調査をもとに作成した、世帯年収の高い都道府県のランキングです。
世帯年収の高い都道府県上位10位は以下のとおりです。

ランキング 世帯年収(千円)
第1位:東京都 6,297
第2位:神奈川県 6,154
第3位:愛知県 6,134
第4位:富山県 6,124
第5位:福井県 6,088
第6位:滋賀県 6,043
第7位:岐阜県 6,027
第8位:茨城県 5,953
第9位:千葉県 5,951
第10位:三重県 5,908

世帯年収が最も高いのは、日本の首都である東京都。
資本金10億円以上の大企業の多くが本社を構えている大都市です。

令和5年賃金構造基本統計調査によると、企業規模別の平均賃金は大企業の男性が約39万円で女性が約27万円、中企業の男性が約34万円で女性が約26万円、小企業の男性が約32万円で女性が約25万円となっています。
よって、規模が大きい企業の数が多い地域ほど、平均賃金も高くなると考えられます。

4位以降の富山県や福井県、滋賀県などは人口が約80〜100万人と、人口が比較的少ない地域です。
これらの地域は夫婦共働き世帯の割合が高く、それに比例して世帯年収が高くなっていることが考えられます。

都道府県別の経済的豊かさ

以下は、国土交通省・企業等の東京一極集中に関する懇談会をもとに、都道府県別の経済的豊かさをランキング形式で表した表です。
なお、可処分所得から基礎支出を引いた額が高い都道府県ほど経済的に豊かとして、ランキングを作成しています。

ランキング 可処分所得と 基礎支出の差額(円)
第1位:三重県 264,553
第2位:富山県 259,642
第3位:茨城県 258,190
第4位:山形県 252,984
第5位:福井県 250,532
第6位:徳島県 247,654
第7位:愛知県 245,453
第8位:岐阜県 245,104
第9位:岡山県 242,833
第10位:新潟県 241,524

上記のランキングを見ると、世帯年収で上位を占めていた東京都と神奈川県、愛知県はランクインしていません。
このことから、平均年収の高い都道府県が必ずしも経済的に豊かではないことがわかります。

国土交通省・企業等の東京一極集中に関する懇談会で定義されている基礎支出は、食料費と家賃、光熱水道費です。
よって、年収の高い地域は生活費が高く、出費が多い傾向にあることがわかります。

日本の平均年収については以下の記事でも紹介しているので、合わせてご参考ください。

執筆者について

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