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歯科衛生士は年収500万円をめざせる?効率的に年収を上げる方法

歯科衛生士として勤務するなかで、将来的に年収500万円以上を達成したいと考える方もいるでしょう。
実際に、歯科衛生士は年収500万円をめざせる仕事です。
一方で、ただ勤務しているだけだと効率的に収入を上げるのは難しく、年収500万円に到達するまでに時間がかかってしまうかもしれません。

本記事では、歯科衛生士で年収500万円をめざす効率的な方法を解説します。
歯科衛生士としてキャリアアップをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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歯科衛生士は年収500万円をめざせる?

歯科衛生士は年収500万円をめざせる?

歯科衛生士は、年収500万円をめざせる仕事です。
日本歯科衛生士会が令和元年に行った歯科衛生士の勤務実態調査によると、歯科衛生士のうち年収500万円以上の割合は全体の13.3%であることがわかりました。
500万~600万円の層に関していえば、6.5%が該当しています。
つまり歯科衛生士の一割以上が年収500万円を超えており、働き方によっては収入アップがめざせる仕事といえるでしょう。

ただし、歯科衛生士の年収として最も多いのは300万~400万円(35.3%)の層であり、500万円以上を狙うには、効率的に収入を上げる方法を理解しておくことが大切です。

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歯科衛生士が効率的に年収500万円をめざす方法

歯科衛生士が効率的に年収500万円をめざすための方法として、以下3つが考えられます。

  • 認定歯科衛生士の資格を取る
  • 管理職をめざす
  • 年収の高い職場に転職する

順に詳しく見てみましょう。

認定歯科衛生士の資格を取る

歯科衛生士の年収が500万円を超える職場では、認定歯科衛生士の資格が求められているケースもあります。
資格を保有していることで資格手当が付くケースもあるため、年収アップをめざしやすくなるでしょう。

歯科衛生士のキャリアに役立つ資格には、以下のようなものも挙げられます。

  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士
  • インプラント専門歯科衛生士
  • 日本審美学会認定歯科衛生士
  • 日本小児歯科学会認定歯科衛生士
  • ホワイトニングコーディネーター
  • 日本障害者歯科学会認定歯科衛生士
  • 日本顎咬合学会認定歯科衛生士
  • 院内感染予防対策認定歯科衛生士
  • 日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士
  • 臨床歯科麻酔認定歯科衛生士
  • 日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士

例えば、日本歯周病学会認定歯科衛生士は、歯周病の知識や的確な処置が行えることを認定し、患者さんの歯の健康を守るためにある資格です。
申請には5年以上の実務経験が必要になるため、取得していれば実務経験があることを証明できます。

令和4年の歯科衛生士は145,183人ですが、令和5年の日本歯周病学会認定歯科衛生士は1,413名のみでした。
5年の実務経験が必要などの条件もあり、およそ100人に一人ほどしか取得していません。
取得により収入アップが見込めるだけでなく、対応できる業務が増えたり、患者さんに安心して治療を受けてもらえたりといったメリットもあります。

また、ホワイトニングコーディネーターは実務経験が1年に満たない歯科衛生士でも取得が可能です。
資格を保有することで必ずしも年収500万円以上になれるとは限りませんが、勤務先によっては給料アップが期待できるでしょう。

管理職をめざす

同じ職場で何年か勤務している場合、管理職をめざすのも一つの方法です。
長く勤務していれば、職場のルールにも慣れて、主任や衛生士長などの管理職に就ける可能性があるでしょう。
管理職として経験を積めば、役職手当による収入アップだけではなく、歯科衛生士としての転職が有利になるといったメリットもあります。

年収の高い職場に転職する

今の勤務先よりも年収が高い職場に転職することで、これまでと同じ業務内容かつ資格なしの状態でも、年収500万円を稼げる可能性があります。
ただし年収が高い職場への転職では、実務経験が必要だったり、ある程度のスキルが必要だったりと、条件は厳しくなりやすいのが一般的です。

東京の場合、実務経験3年以上が必要になるとともに、前職や経験、能力を考慮して優遇するといった求人もあります。
大阪の求人においても、応募条件に2年以上の実務経験を求めるものがありますが、こうした職場では年収500万円以上をめざせる可能性があるでしょう。

歯科衛生士として働いて間もない場合や、できる業務がまだ少ない場合には、転職によって年収が下がってしまうかもしれません。
自身の経験やスキルを鑑みたうえで、居住エリアの求人はもちろん、ほかの地域の歯科医院にまで範囲を広げて、希望の条件に合った求人がないかチェックしてみると良いでしょう。

歯科衛生士は年収500万円もめざせる

歯科衛生士は、スキルや働き方次第で年収500万円もめざせる仕事です。
ただし、年収500万円以上の歯科衛生士の割合は全体の一割程度となっており、誰もが容易に到達できるわけではありません。
効率的に年収アップをさせたい場合、認定歯科衛生士の資格を取得したり、今の職場で管理職を務めたりといった方法が考えられます。

また、転職することで年収500万円に近付くケースもあるため、ある程度スキルや実務経験を積んだ方は、希望に合う好条件の求人を探してみると良いでしょう。

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執筆者について

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