
「理学療法士への就職が決まったけど、服装がイマイチわからない」
「理学療法士のユニフォームって冬は寒くないの?」
これから理学療法士になられる方のなかには、上記のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
すでに理学療法士として働く方がどのような店でユニフォームを購入しているか、ユニフォームをどう着こなせば良いのかなどが明確になれば、安心して勤務初日を迎えられるのではないでしょうか。
今回は、理学療法士の服装の種類や特徴、おすすめのショップなどを紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
理学療法士の服装は動きやすいものがおすすめ
理学療法士の服装としては、「ケーシー」や「スクラブ」が代表的なものとして挙げられます。
以下では両者の特徴や着こなし方、おすすめの靴などを紹介します。
リハビリ専門職はケーシーとスクラブが動きやすい
ケーシーとは、学ランのような立ち襟を採用した半袖の医療ウェア。
その名は、1960年頃にアメリカで親しまれた医療ドラマ「ベン・ケーシー」のケーシー医師がユニフォームとして使用していたことに由来します。
ケーシーの特徴はフォーマルな印象を残しつつ、動きやすさを追求したデザインにあります。
立ち襟と肩のボタンによってインナーが見える心配がなく、清潔な印象を保てることがポイントです。
また、伸縮性に富んだ素材を採用し、あらゆる動きに対応しやすく作られています。
一方、スクラブの特徴は、Vネックの首元と洗いやすさを追求したカジュアルなデザインです。
「スクラブ(scrub)」は「ゴシゴシ洗う」を意味し、こすり洗いに強く、型崩れしづらいことを表しています。
スクラブはカラーバリエーションが豊富で、職種やチームによって色分けができるメリットもあります。
しかし、かがんだ際に胸元が見えてしまうこともあり、女性は特にインナーなどに注意が必要です。
ユニフォームの下に着る服は普通のアパレルブランドでOK
ケーシーやスクラブのような医療ウェアには夏用・冬用の区別がなく、一年を通して同じものを着用します。
したがって、暑い時期や寒い時期、寒暖差の激しい時期は、手持ちのインナーを重ねて調整することとなるのです。
多くの場合、下に着るインナーに規定はなく、一般的なアパレルブランドの服で問題ありません。
ただし、ユニフォームに響く厚手の服や、ユニフォームからはみ出して業務に支障が出る恐れのあるロング丈、フードつきの服などは避ける必要があります。
真冬の場合、保温性に優れた機能性素材のアンダーウェアやTシャツ、ステテコなど薄手で耐熱性の高いものを重ね着すると良いでしょう。
靴は白で動きやすいスニーカーを選ぶ
理学療法士の靴の色は白と決められている場合もあるため、動きやすさを重視した白い靴を選ぶと良いでしょう。
下記に挙げる項目は靴を選ぶうえで重視すべきポイントです。
ぜひ靴を購入する際の参考にしてみてください。
リーズナブルな価格帯のもの
職場では同僚も患者さんも皆土足であることも珍しくありません。
白い靴は業務に携わるなかで、あっという間に汚れたり傷んだりしてしまいます。
定期的な買い替えを考慮すると、高級な靴は控えたほうが良いでしょう。
機能性を重視したもの
理学療法士の靴は、デザインよりも履きやすさが重視されます。
生地の伸縮性や軽さ、足へのフィット感を考慮すると、ランニングシューズなどの運動靴が作業に適しているといえます。
通気性の優れたもの
一日中患者さんをサポートする理学療法士は動くことが多く、足元に蒸れ・臭いが生じがちです。
靴を選ぶときは軽さに加え、通気性の良さも確認しておくと良いでしょう。
リハビリ職専門のユニフォームショップでの購入が安心
理学療法士がウェアを購入するなら、リハビリ職専門のユニフォームショップがおすすめです。
多くの専門店がネットショップを構えていたり、カタログ通販に対応したりしています。
職場によっては取り寄せたカタログを回覧し、定期的に希望を取りまとめて注文するケースもあり、先輩におすすめを教えてもらえるでしょう。
以下ではおすすめのショップを紹介します。
KIRAKU SHOP
キラクショップで取り扱う商品は多種多様です。
リハビリ系専門職のユニフォームの他にも、ユニフォームに合うインナーやマタニティ用の作業ウェア、入浴介助用のウェアなどさまざまなシチュエーションに応じた商品があります。
また、マスクや業務用バッグ、腰のサポーターなどの小物類も取り揃えているため、医療・介護従事者の細かなニーズに合う商品を見つけやすいネットショップとなっています。
ユニフォームタウン
リハビリ系専門職に向けたユニフォームのラインナップが豊富なユニフォームタウン。
ブランドや売れ筋、素材などのカテゴリから好みに合ったものを選べるので、ユニフォームのデザインや着用感などを重視したい方におすすめです。
また、希望すれば購入したユニフォームに刺繍やプリントの加工を施してもらえます。
病院名や自分の名前が刺繍されたユニフォームを着用すると、気持ちを引き締めて業務に臨めるのではないでしょうか。
CLINIC UNIFORM
クリニックユニフォームで購入するメリットは、なんといっても商品の迅速な出荷とサンプル貸出の無料サービスがあるところです。
クリニックユニフォームでは約10,000点もの在庫を管理しており、17時までの注文であれば即日中に出荷してもらえます。
また、サンプル貸出の無料サービスによって、色味や肌触りを購入前に直接確かめられるため、「せっかく買ったのにイメージと違った」と落胆することもありません。
理学療法士で服装に悩んだら他の職員に合わせるのがベター
ここまで理学療法士の服装の特徴やおすすめのショップなどを紹介してきました。
ケーシーやスクラブはいずれも着心地良く作られているため、どちらを購入するか迷われることがあると思います。
何を選べば良いかわからなくなってしまったときには、職場の同僚が着用しているタイプに合わせることがおすすめです。
職場見学などを通して、他の職員がどのようなユニフォームを着用しているかに着目しておくと、スムーズなユニフォーム選びができるでしょう。
これから理学療法士をめざしたい方は、以下の記事をご覧ください。