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グループホームの仕事内容は?職種別のおもな業務を解説 

グループホームの仕事は、認知症高齢者や障がい者の方々との共同生活を支援する、やりがいのあるものです。
しかし、初めてグループホームで働く方や、転職を考えている方にとっては、仕事内容や業務の負担に不安を感じることがあるかもしれません。

本記事では、グループホームでのおもな仕事内容を職種別に解説しています。
グループホームへ就職を検討中の方や仕事内容に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

グループホームの仕事内容|職種別

グループホームの仕事内容|職種別

グループホームには、認知症高齢者向けと障がい者向けの2種類があります。
それぞれの概要は次のとおりです。

認知症高齢者向け 障がい者向け
正式名称 認知症対応型共同生活介護 共同生活援助
対象者 要支援2以上の認知症高齢者 ・知的障がい者
・精神障がい者
などの日常生活上の援助を必要とする障がい者
概要 認知症の高齢者などが症状の進行を緩和させるために、日常生活に近い形で集団生活をする介護サービス。 知的障がい者や精神障がい者が自立的に生活できるように、入浴や排泄、食事の介護、その他の日常生活を支援する。
職種 ・介護職員
・生活相談員
・看護師
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・世話人
・生活支援員
・サービス管理責任者

上記のように支援対象の入居者の状態が異なるため、業務内容も変わります。
そのため、施設で働く職員の職種にも共通点はありません。

次の項目からは、各職種ごとの仕事内容を詳しく解説します。

認知症高齢者向けグループホームの仕事内容

認知症高齢者向けグループホームでは、おもに次の4職種が勤務しています。

  • 介護職員
  • 生活相談員
  • 看護師
  • 介護支援専門員

それぞれ順番に見ていきましょう。

介護職員の仕事内容

グループホームで働く介護職員のおもな仕事内容は、入居者が自立した生活を送れるように支援することです。

以下に仕事内容の概要をまとめました。

仕事内容
生活援助 炊事・洗濯・掃除などの日常生活を支援
身体介助 食事・入浴・排泄などの介助
健康管理 体温・血圧などのチェックや服薬の管理
レクリエーション 身体機能の維持や、認知症の進行を防ぐために、レクリエーションを企画
夜勤 徘徊・怪我・急病などに対応できるように巡回

生活相談員の仕事内容

生活相談員の役割は、入居者やご家族とグループホームの間に入り、相談・連絡・調整などを行うことです。
具体的には、以下のような仕事があります。

  • 入退所の手続き
  • 入居者やご家族への相談対応
  • ケアマネジャーや地域、他機関との連絡・調整
  • 介護職員のサポート

おもな仕事は以上の内容ですが、施設ごとに仕事内容の比重が変わります。
また、生活相談員の仕事を専任で勤務ができる施設もあれば、介護業務と兼務する施設もあるため、気になる場合は入職前に確認しましょう。

看護師の仕事内容

グループホームで働く看護師の仕事内容は、入居者の健康管理です。
バイタルチェックや薬の管理の他、点滴や胃ろうなどの経管栄養の管理、床ずれなどの傷の処置なども行います。
入居者の体調面の変化に合わせて、ともに働く介護職員へ指示を出すこともあります。

治療をおもな仕事とする病院と違い、入居者の健康を守るのが、グループホームにおける看護師の役割です。

夜勤については、施設により対応は異なります。
求人情報などで、入職前に確認が必要です。

介護支援専門員の仕事内容

グループホームでの介護支援専門員(ケアマネジャー)のおもな仕事は、ケアプランの作成です。
その他にも、介護業務の兼務や管理職の兼務をしている施設もあります。

また2021年の介護報酬改正により、認知症高齢者向けグループホームの介護支援専門員(ケアマネジャー)の人員配置基準が、以下のように変更されました。

ユニットごとに一人以上 → 事業所ごとに一人以上に緩和

施設や規模により働き方が異なるため、求人情報などで、入職前に確認してください。

障がい者向けグループホームの仕事内容

障がい者向けグループホームでは、以下の3職種の方が勤務しています。

  • 世話人
  • 生活支援員
  • サービス管理責任者

それぞれ順番に見ていきましょう。

世話人の仕事内容

世話人の仕事内容は、身体介護以外の支援です

家事の手伝い(炊事・洗濯など)や食事補助など、生活面の支援が対象になります。
入居者が安心して暮らせるように、コミュニケーションを取ることも大切な仕事です。

認知症向けグループホームと異なり、対話や見守ることが仕事の中心で、力仕事はあまりありません。

生活支援員の仕事内容

生活支援員のおもな仕事は、日常生活の相談を受けたり、指導を行うことです。
なかでも、食事・排泄・入浴などの身体面の介助や支援が対象になります。

先ほど解説した「世話人」と異なる点は、世話人が生活面での支援であるのに対し、生活支援員は身体面での支援である点です。

また障がい者向けグループホームには3種類の型があり、生活支援員の配置基準は種類や支援区分により異なります。

介護サービス包括型 日中サービス支援型 外部サービス利用型
支援区分に応じ配置 配置なし

サービス管理責任者の仕事内容

サービス管理責任者の仕事内容は、グループホーム全体のサービスの管理です。
おもな仕事は以下のとおりです。

  • 個別支援計画の作成
  • チームマネジメント
  • 関係機関との連絡・調整

上記のように、入居者ごとの支援計画を作成するだけでなく、ご家族や関係機関との連絡、従業員のチームマネジメントなど、グループホームのまとめ役を担います。

グループホームの仕事内容を理解して魅力的な職場を探そう

グループホームには、認知症高齢者向けと障がい者向けの2種類あります。
それぞれ支援対象の入居者が異なるため、業務内容も変わります。
以下のように、仕事内容に合わせて施設で働く職種も共通点はありません。

認知症高齢者向け 障がい者向け
・介護職員
・生活相談員
・看護師
・介護支援専門員(ケアマネジャー)
・世話人
・生活支援員
・サービス管理責任者

どちらにも共通していえるのは、入居者が自立した生活を送れるように支援することがおもな仕事だという点です。
そのため、介助や支援をしながら自分でできるのを見守るのが特徴になります。
入居者に寝たきりの方は含まれないので、力仕事が必要な介護はありません。

特徴的なグループホームの仕事内容を理解して、魅力的な職場を探してみましょう。

執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国61,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。 https://x.com/karu_keru

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