新卒で働きはじめるときや、他部署へ異動になったとき、違う職場へ転職したとき。
髪型や髪色をどうしたら良いか、迷う看護師の方は多いのではないでしょうか。
命に関わる仕事に従事する看護師。
患者さんや他スタッフからの信頼を損なわないよう、高いレベルでの接遇を求められる場面が多くあります。
同時に髪型を含めた身だしなみでも、清潔感を損なわないことが大切です。
しかし、多様性の時代、好きな髪型で自己表現をしたいと思う方もいると思います。
この記事では、看護師にとって適切な髪型や、マナーを守った範囲内でのオシャレについてご紹介します。
目次
看護師におすすめの基本ヘアスタイル
看護師の仕事では、処置や記録に集中する場面がたくさんあります。
同時に、搬送やナースコールのため病棟を走り回ったり、ケアで汗だくになったりすることも。
接遇の観点はもちろんですが、看護業務に支障をきたさないよう、邪魔にならず快適さを保ちやすい髪型であることも重要です。
まずは女性看護師におすすめの基本的な髪型を、長さ別に解説します。
ロングヘア
髪をおろしたときに胸まで届くロングヘアであれば、後頭部で一つにまとめてお団子ヘアにするのがおすすめです。
髪全体をヘアゴムでポニーテールにまとめ、まとめた毛束をねじって丸めてヘアピンなどで固定します。
勤務中のお団子ヘアは、清潔感を出すためにも、おくれ毛や触覚ヘアと呼ばれる顔の横の毛束は出さず、しっかりタイトにまとめましょう。
一つに結んだゴム上部の毛束を引き出し、後頭部に少しボリュームをもたせると、マナーの範囲内で上品に、オシャレに見せることができます。
また、高めだと元気に、低めだと落ち着いた印象にと、お団子をつくる位置を調整する方法でもニュアンスを変えられます。
朝や夜勤の仮眠明けの寝癖 がついた髪や、勤務中に乱れた髪でも、ヘアゴムさえあれば短時間で簡単にまとめ髪にできてしまうのがロングヘアのメリットです。
逆に、まとめ方が苦手な人には、扱いづらくストレスになるかもしれません。
長時間強い力で結んでいると頭痛を生じることもあるため、結び方を工夫すると良いでしょう。
ミディアムヘア
看護師はまとめ髪のイメージが強いですが、肩上の長さのボブヘアや、鎖骨に届かない程度のミディアムヘアであれば、仕事中でも髪全体をまとめずにおろしておくことも可能です。
ミディアムヘア の長さによっては、後ろにお団子を作ることが難しく、かといっておろしていると処置やケアの際に視界に落ちてくるサイドの毛が気になることも多いでしょう。
そんな場合には、耳より上の髪をハーフアップにまとめるのがおすすめです。
前髪も一緒にアップにしたり、ヘアピンで留めてしまえば、さらにすっきりとした印象を与えられます。
簡単にお団子にしてしまえるロングヘアよりは、崩れにくさや快適さは劣るかもしれませんが、アレンジによってさまざまなスタイルを楽しめるミディアムヘアも、看護師の間で人気です。
ショートヘア
肩にかからないショートヘアにしている看護師も多くいます。
髪を結ぶ手間がなく、シャンプーやドライヤー乾燥も楽 なことから、忙しい看護師に人気の髪型です。
寝癖がつきやすい方は、朝にヘアセットの手間が生じる可能性はあります。
また、伸びてくるとヘアピンで留めたりスプレーで固めたりしなければいけない場合もあります。
ロングヘアよりもカットの頻度が多くなってしまうことも、デメリットの一つかもしれません。
しかし、仕事のために無理にまとめ髪にする必要はなく、勤務後に髪についたゴムのあとを気にせず遊びに行くことができます。
何より軽やかで清潔感を感じさせるのが、ショートヘアの魅力です。
男性の髪型は清潔感が重要
男性看護師の髪型も気をつけるポイントは女性と同じで、奇抜でなく清潔感があり、業務に支障をきたさなければOKです。
男性看護師でロングヘアにするのは難しい現状があり、基本的には耳や襟にかからない短髪 がおすすめです。
サイドを刈り上げたツーブロックや、襟足をすっきりさせたマッシュヘアのほか、長めの前髪をアップにしたりセンターパートにしたりすることでスタイリッシュな印象を演出できます。
セットに整髪料を使う場合には、ツヤや束感が出過ぎるもの、香りの強いものは控えましょう。
男性看護師の髪型で、特に注意したいのは寝癖 です。
朝や夜勤の仮眠明けで寝癖がついたままだと、患者さんや他スタッフから指摘されてしまう可能性もあります。
最低限の身だしなみとして、勤務に入る前にはしっかりチェックして直すようにしましょう。
看護師のおしゃれやヘアカラーはどこまでOK?
髪色の規定は職場ごとに異なりますが、看護師に限らず社会人であればTPOをわきまえた身だしなみを整えるのが重要です。
看護師がアパレル販売員や美容師などの職種とは違うTPOを求められていることは、誰でも理解できると思います。
規定があるならそれに従い、明確な決まりがなければ職場の雰囲気や、先輩たちがどのような髪色にしているかを参考にするのが無難です。
患者さんに対する接遇の観点でももちろんですが、看護師の女性社会において、他スタッフに目をつけられないような目立たない髪色にしておくことは、働きやすさに直結するといっても過言ではありません。
しかし、今の世の中では多様性を重視する動きが活発になっていることも事実です。
他者に不信感や不快感を与えないことは大前提として、結んでしまえば見えなくなる部分にインナーカラーやグラデーションカラーを入れたり、奇抜になりすぎないパーマをかけたりしてオシャレを楽しんでいる看護師もいます。
また、美意識の高い患者さんを多く迎える美容クリニックなどでは、看護師もメイクやヘアカラーなどでほど良い華やかさが求められることもあります。
看護師の髪型の基本は患者さんからの印象が第一
看護師におすすめの髪型を紹介してきました。
髪型は、他人からの第一印象を決める大切な要素になります。
患者さんに好印象を与えるためにも、目元が髪で隠れないような工夫や、疲れた印象を与えないように髪の乱れを防ぐ工夫が必要です。
相手から不信感や不快感を抱かれないように、TPOに合わせた身だしなみを整えることが重要です。
組織の一員である自覚をもち、職場の規則や雰囲気にも配慮しましょう。
業務に支障をきたさないという点でも、快適で清潔な髪型がおすすめです。
髪型でのオシャレは、仕事とプライベートでのメリハリをつけて楽しむと良いでしょう。