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理学療法士の免許証申請方法は?書換えや再交付手続き方法も解説

理学療法士として働くには、国家試験に合格したあとに、免許の申請が必要です。

今回の記事では、理学療法士の免許証申請方法を解説します。
本籍地を変更した場合の書換え手続きや、紛失時の再交付手続きにも触れていきます。

理学療法士国家試験を控えている人や合格発表待ちの人は、ぜひ参考にしてください。

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理学療法士免許証取得には免許申請が必要

理学療法士免許証取得には免許申請が必要<

理学療法士として働くためには、国家資格に合格後、自分で免許申請を行い、厚生労働省が保有する有資格者の名簿に登録されなければなりません。
免許申請を行わずに理学療法士業務に従事してしまった場合は、たとえ国家試験に合格していても行政処分の対象となります。
国家試験に合格後は、なるべく早く免許申請を行いましょう。

理学療法士免許証の申請方法

ここからは、理学療法士免許証の申請方法を詳しく解説します。

必要書類を揃える

理学療法士の免許申請に必要な書類は以下のとおりです。

  • 免許申請書
  • 診断書(発行日から1ヵ月以内のもの)
  • 住民票の写し
  • 手数料(登録免許税納付の収入印紙9,000円分)
  • 登録済証明書用はがき(希望者のみ)

免許申請書は、各養成学校に配布されているもの、保健所に備えてあるもの、免許申請書PDFデータを印刷したもののうちいずれかを使用します。

診断書は、精神機能障害や薬物中毒がないことを証明するために必要です。
診断書は厚生労働省の専用フォーマットを使用する必要があるため、持参したうえで医療機関を受診します。
また、診断書は1ヵ月以内に発行されたものでなければなりません。

収入印紙は郵便局での購入がおすすめです。
コンビニでも購入できますが、コンビニの場合は在庫切れにより購入できないおそれがあります。

住居地の保健所(一部県については県庁)へ必要書類を提出する

免許申請に必要な書類を揃えたら、住所地の保健所(一部県については県庁)へ提出しましょう。
2~3ヵ月ほどで理学療法士免許証が完成し、理学療法士として従事できるようになります。

氏名、本籍地を変更したら書換え手続きが必要

理学療法士免許証を取得後、氏名、本籍地などに変更が生じた場合には、変更の翌日から起算して30日以内に書換え手続きを行う必要があります。
その際に必要な書類は以下のとおりです。

  • 籍(名簿)訂正・免許証書換え交付申請書
  • 変更事項を証する戸籍抄(謄)本(発行日から6ヵ月以内のもの)
  • 理学療法士免許証の原本
  • 登録免許税納付のための収入印紙(1,000円分)

なお、相談窓口となるのは保健所、都道府県衛生主管部局、厚生労働省医政局医事課試験免許室免許登録係です。

理学療法士免許証を紛失したら再交付手続きが必要

理学療法士免許証を紛失した場合には、再交付手続きが必要です。
以下の必要書類を揃え、保健所へ再交付申請を行いましょう。

  • 免許証再交付申請書
  • 住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本(発行から6ヵ月以内のもの)
  • 理学療法士免許証の原本(き損した場合)
  • 手数料納付のための収入印紙(3,100円分)

ただし、籍(名簿)登録事項に変更があり、紛失までに書換え手続きができていない場合には免許証の再交付ができません。
その場合は再交付手続きと併せて、籍(名簿)訂正・免許証書換え交付申請も一緒に行いましょう。

理学療法士として働くには免許証が必要

今回の記事では、理学療法士の免許申請方法を解説しました。

理学療法士として働くには、国家資格に合格するだけでなく、理学療法士の免許申請を行い、名簿に登録される必要があります。
国家試験に合格後は、すみやかに免許申請を行いましょう。

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