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栄養士におすすめの副業は?探す方法や注意点も紹介

健康を考えた献立作りなどを行う栄養士は、その専門性を活かして副業にも取り組みやすい職種です。

この記事では、栄養士におすすめの副業や、副業の探し方を紹介します。
栄養士が副業する際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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栄養士におすすめの副業

栄養士におすすめの副業

まず、栄養士におすすめの副業を紹介します。
なかには在宅で取り組みやすいものもあるので、参考にしてください。

栄養メディアでの執筆・監修

栄養士におすすめの副業として、まず栄養系メディアでの執筆や監修が挙げられます。
Web、雑誌など媒体を問わず、料理やダイエットに関する情報メディアを運営するためには、栄養や食事に関する専門的な知識が欠かせません。

栄養士の資格があれば、上記のようなメディアで専門的な知識をもとに執筆できるので、自分の知識や経験を活かして副業ができるでしょう。

また、Webメディアのなかには、読者に正確な情報を届けるために、記事ごとに監修者を立てていることもあります。
栄養士として記事を監修し、専門的な知識が必要な箇所を加筆したり、誤った情報を修正したりといった副業も可能です。

記事の執筆や監修の副業はインターネット回線とパソコンがあれば在宅でできるので、場所を選ばず取り組みやすいでしょう。

栄養計算

指定されたレシピや食材のカロリー、栄養素、塩分などを計算する栄養管理も栄養士ならではの仕事です。

例えば、カロリー計算のアプリ開発会社や、レシピサイトの運営者などから依頼を受けて、写真やレシピの材料をもとに栄養素を計算します。
「1件数百円〜」のように成果に対して報酬が支払われる形が多いので、「平日夜に10件ずつ計算する」など、働く時間を自由に決めやすい点も副業向きです。

栄養の計算自体も栄養価計算ソフトや食品成分データベースを使えば簡単に計算できるので、慣れてくればサクサク作業を進められるでしょう。

レシピ・献立作成

特定のテーマに沿ったレシピや献立の作成も、栄養士の副業としてぴったりです。
例えば、ダイエットレシピや便秘解消レシピなど、案件ごとの設定に合ったレシピを考案します。

食品や調理器具メーカーのPRのためにレシピを作成したり、地域の名産品を使ったレシピを考案するなど幅広い依頼もあるので、専門知識をいかんなく発揮できるでしょう。

料理代行

栄養士の副業として、料理代行も挙げられます。
料理代行は依頼者の家に派遣されて、依頼者の意向に沿って料理を代行する仕事です。

栄養士として栄養とおいしさの両面を考慮した食事を作ることで、栄養士としての専門知識を十分に活かせ、依頼者からも喜ばれるでしょう。
依頼者の好みや家にある食材、調味料で栄養バランスの整った献立を組み立てていくのは、栄養士としての腕の見せ所です。

依頼者から気に入ってもらえれば定期的に仕事ももらえ、安定した収入を得られるでしょう。

栄養士が副業を探す方法

栄養士が副業を探す方法

栄養士の資格が活かせる副業には、さまざまなものがあります。
ここからは、実際に栄養士の資格が活かせる副業の探し方を紹介します。

クラウドソーシングサイトを利用する

栄養士が副業を探す方法としてまず挙げられるのは、クラウドソーシングサイトを利用することです。
クラウドソーシングサイトでは、記事執筆をはじめさまざまな副業案件を扱っています。

サイト内にて「栄養士」などの文言で検索をかければ、栄養士資格が必要となる案件も見つかるでしょう。

また、あえて栄養士とは関係のない仕事を探すことも可能です。
クラウドソーシングサイトは、現在の仕事とは関係のない副業を探して、新しいスキルを身につけるという使い方もできます。

求人サイトを利用する

求人サイトを利用して副業を探すことも可能です。
ただし、求人サイトには正社員求人などが掲載されている可能性が高いので、副業の場合は業務委託の案件を探すようにしましょう。
また、「在宅ワーク」などのキーワードでも探せるので、検索キーワードを工夫すれば、自分にとって取り組みやすい案件も見つけられます。

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栄養士・管理栄養士は副業する際に違いがある?

栄養士・管理栄養士は副業する際に違いがある?

栄養関連の資格には、栄養士だけでなく管理栄養士という資格があります。
栄養士・管理栄養士のどちらも栄養指導を行うための資格ですが、病人等に対して栄養指導を行うためには管理栄養士の資格が必要です。

副業を行ううえでは病院などに関わらない限り、両者の違いをそこまで気にする必要はありません。
しかし、基礎疾患などがある人への食事のアドバイスは、栄養士資格しかない場合は避けたほうが無難でしょう。

栄養士が副業するうえでの注意点

栄養士が副業するうえでの注意点

最後に、栄養士が副業するうえでの注意点を紹介します。
注意点をしっかりと守り、安全に副業をしましょう。

特定保健指導業務はできない

栄養士の場合は、特定保健指導業務は行えません。
特定保健指導業務とは、健康診断の結果をもとに対象者が自らの健康状態を把握し、生活習慣改善のための行動を実施できるよう支援する仕事です。
生活習慣を改善する行動目標を立てたり、電話やEメールなどでの定期的な相談や実際の行動の評価を行ったりすることを指します。

本業務には副業として取り組むことも可能ですが、携われるのは医師・保健師・管理栄養士のみとなっています。
現在栄養士として働きつつも、特定保健指導業務に興味がある人は、まず管理栄養士の資格取得から挑戦してみましょう。

就業規則を確認する

副業を行う際には、実際に案件を探す前に、働いている会社や福祉施設などの就業規則を確認しましょう。
会社や施設によっては、就業規則により副業が禁止されている場合もあります。

また、禁止ではなくとも許可や届け出が必要なケースもあるため、原則副業OKだったとしても確認しておくことがおすすめです。

なかには「会社にバレなければ大丈夫」と独断で副業をしてしまう人もいますが、副業によって住民税が増額され、働いている会社や施設にバレてしまう可能性が高く、おすすめできません。

副業が禁止の場合は何かしらのペナルティを受けてしまい、本業に支障が出るケースもあるので、就業規則は事前に確認しておきましょう。

確定申告を忘れずに行う

副業によって年間20万円以上の所得を得た場合は、確定申告が必要です。
また、たとえ副業での収入が20万円以下だったとしても、医療費控除やふるさと納税などで確定申告する場合は、申告が必要となるので注意しましょう。

副業をしているにも関わらず確定申告を行わないと、無申告加算税や延滞税などが加算され、余計に税金を支払うことになります。

年末調整を行っている給与所得者の場合、スマートフォンから確定申告が可能です。
確定申告をしないと、せっかく副業で稼いだお金からさらに税金が引かれてしまうので、忘れずに行いましょう。

栄養士が副業に挑戦するなら無理なく専門性を生かせる仕事を

栄養士は専門知識を利用すれば、副業もしやすい職業です。
ただし、特定保健指導業務などできない業務があったり、就業規則によってはそもそも副業を禁止されていたりするので、注意が必要です。

副業を行う際は、無理のない範囲で専門性を活かせる仕事を見つけてみましょう。

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