
栄養士には、料理への探究心やコミュニケーションスキル、体力など、さまざまな要素が求められます。
そのため、現役の栄養士であっても「向いていないのでは」と悩む場面は少なくありません。
本記事では、栄養士に向いていない人の特徴や、向いていないと思ったときの対処法などを紹介していきます。
目次
栄養士に向いていない人の特徴3選
栄養士に向いていない人の特徴は、次のとおりです。
- コミュニケーションが苦手
- 料理や健康に関心がない
- 体力がない
それぞれの項目について解説します。
1. コミュニケーションが苦手
栄養士の仕事は、調理師や調理員など、役割の異なるさまざまな人とやりとりしながら進めていく必要があります。
ですからコミュニケーションが苦手な人は、向いていないと感じることが多いかもしれません。
2. 料理や健康に関心がない
栄養士は、料理を通して喫食者の健康をサポートすることが仕事です。
なので、料理や健康にあまり関心がない人は、栄養士の仕事に向いていないと感じるでしょう。
3. 体力がない
栄養士の仕事は事務仕事だけではなく、厨房で長時間の立ち仕事をしたり、重い材料や調理器具を持ち上げたりするため、体力を必要とされる場面が少なくありません。
また、職場によっては人員不足から激務になりがちだったり、早朝や深夜の仕事が多くなったりする場合も。
力仕事や体調管理が苦手な人は、栄養士の仕事をつらく感じやすいかもしれません。
栄養士に向いていないと感じたときの対処法
「向いていないと感じるけど、栄養士を続けたい」。
そんなときに考えたい3つのことを紹介していきます。
1.相手に寄り添う姿勢を持つ
コミュニケーションが苦手で、栄養士の仕事に向いていないと感じる場合、まずは周囲の人に寄り添う姿勢を持つのがおすすめです。
調理師やパート・アルバイトの調理員など、立場の違う人と肩を並べて作業してみたり、時間を取って相手の話を聞いてみたりすると良いでしょう。
人は自分の話を聞いてもらえると、相手の話も聞いてみようと考えるものです。
たとえ自分の意見を伝えることが得意ではなくても、普段から相手の話に耳を傾けていれば、相手もこちらの考えを汲み取ってくれるようになるかもしれません。
2.実際に手を動かし、料理や健康の楽しみ方を知る
普段、事務仕事が多い栄養士で、料理や健康に興味が持てないのだとしたら、ぜひ厨房に立ち、実際の調理に参加してみてください。
あるいはプライベートの時間に料理するのも良いでしょう。
自分が普段行っている仕事の魅力を、別の角度から再発見できるかもしれません。
そもそも、料理や健康にまったく興味がないのに、栄養士をめざす人はあまりいないはずです。
とはいえ、本来は料理や健康が好きだった人でも、日々の仕事の忙しさやストレスの蓄積によって、楽しむ気持ちを持てなくなってしまうことはあるでしょう。
そんなときにはぜひ、栄養士をめざした理由や、自分の料理で笑顔になった人のことを思い出してみてください。
3.スキマ時間に身体のリフレッシュを
栄養士の仕事で体力のなさを痛感している方は、作業の中のちょっとしたスキマ時間にストレッチする習慣をつけるだけでも、身体への負担を減らすことができます。
入浴時間を長めにとったり、意識的にリラックスできる時間を持ったりすることでも、休息や睡眠の質を高め、体力の回復を早めることができます。
また、栄養士としての知識を、仕事で手掛ける料理だけではなく、自身の食生活にも活かすことで、体力の向上や健康状態の改善を実感できるかもしれません。
栄養士に向いていないと感じた場合におすすめの職場や働き方
「栄養士に向いていない」と思った場合でも、転職して環境を変えることで活躍できる場合があります。
ここでは、栄養士が活躍できる職場を解説します。
コミュニケーションのストレスが比較的少ないフリーランス
栄養士のスキルを活かし、フリーランスの料理家やアドバイザーになれば、組織内でのコミュニケーションや人間関係にまつわるストレスが比較的少なく済みます。
ただし、フリーランスとして生計を立てるためには、より豊富な知識や高度な技術が必要です。
まずは組織に所属した状態で自分のスキルを高めるのがおすすめです。
高度なスキルや知識を求められたくないなら調理業務メインの職場へ
料理や健康を探究したいというよりは、日々の仕事を淡々とこなしていきたい。
そのような人には、調理業務がメインとなる職場がおすすめです。
ある程度の規模がある施設ならば、作業がマニュアル化されています。
単純作業を苦にしないのであれば、ストレスなく働くことができるかもしれません。
保健所や食品メーカーなら体力に自信がなくてもOK
保健所や保健センター、あるいは食品メーカーの開発部門などは、デスクワークがメインになり、体力面での負担は比較的少なく済みます。
特に保健所や保健センターであれば公務員となるため、残業や休日出勤も少なく、翌週まで疲れを残すこともあまりないでしょう。
栄養士に向いていないと感じても自分に合った働き場所はある
栄養士が向いていない人の特徴や、その解決策について紹介しました。
現時点で「向いていない」と自信をなくしている人でも、仕事との向き合い方や環境を変えることで、より自分らしく働けるようになるかもしれません。