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管理栄養士で取得しておきたいほかの資格は?就職・転職で有利となる資格を紹介

管理栄養士は、所定の養成施設を卒業し、国家試験に合格する必要があるなど、資格取得までのハードルが高い資格です。
そのため、管理栄養士の資格を所持しているだけでも十分なスキルの証明になります。

しかし、自身のスキルアップのために、さらにほかの資格を取得したいと考えている方もいるでしょう。
プラスαとなる資格を取得することで、他の求職者との差別化が図れ、就職や転職でより有利に働く可能性も十分にあります。

この記事では、管理栄養士が取っておきたいほかの資格を紹介します。

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管理栄養士で取得しておくと有利な資格10選

管理栄養士で取得しておくと有利な資格10選

管理栄養士として働く場は多岐にわたり、各分野では専門的かつ高度な知識が求められることも。
専門知識を持つことを証明するものに、資格があります。

資格によっては管理栄養士としての経験や実績が必要となるものも存在します。

それらの資格があれば昇給・昇格・転職活動などで良いアピールになるでしょう。
有用なものとしてどのような資格があるのかをご紹介します。

①食品保健指導士

食品保健指導士は、健康食品や保健機能食品の正しい理解と有効な使い方をアドバイスする専門家です。
食品関連企業に勤めていれば、商品開発はもちろんのこと、お客様の相談に答えられるようになります。
老人保健施設では、健康食品の活用に尽力できます。

公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が開催する講習会を受講し、認定試験に合格することで資格が得られます。
講習会を受講できるのは、栄養士のほか、健康食品関連業務従事者や薬剤師、看護師などです。
20科目29時間からなるカリキュラムは、配信にて受講することが可能です。

②糖尿病療養指導士

糖尿病療養指導士は、糖尿病に関して正しい知識を習得し、患者さん自身が自己管理できるよう指導する専門家です。
糖尿病の発症には2つの種類があり、そのうち2型糖尿病は生活習慣が原因とされています。
食生活の乱れや肥満などの生活習慣を、患者さんが自己管理して療養できるよう、その方に合った指導やサポートを行います。

管理栄養士のほか、看護師や薬剤師も資格の取得が可能で、まずは受験者用講習会を受け、そこで受験資格があると判断されれば受験できます。
受験資格は、過去10年以内に2年以上継続して医療施設に勤務し、通算1,000時間以上糖尿病患者の療養指導を行った方が対象です。

③病態栄養専門管理栄養士

病態栄養専門管理栄養士は、病院の臨床現場における栄養管理を行う専門家です。
病態に応じて、栄養状態の評価や栄養補給などを行います。

2年以上日本病態栄養学会の会員で、医療機関で3年以上の栄養管理業務の経験を持っていれば、認定試験の受験が可能です。

④NSTコーディネーター

NSTコーディネーターは、医療現場における栄養サポートチーム(NST)の円滑な稼働を担う資格です。

NSTが正常に稼働すると、生活習慣病の予防や患者さんの生活の質の向上が期待されます。
NSTコーディネーターには、栄養管理における高度な知識および技術が求められます。

NSTコーディネーターになるには、日本病態栄養学会の会員であることと、病態栄養専門管理栄養士の資格が必要です。

⑤産業栄養指導者

産業栄養指導者は、働く人の健康づくりに特化して、知識や技術をもつ専門家です。
社員食堂などで活躍することが可能で、栄養のある食事を提供できるよう定期的に知識のアップデートを行います。

管理栄養士で、かつ産業栄養指導者会の会員になれば、産業栄養指導者として活動できます。

⑥栄養経営士

栄養経営士は、栄養管理のチームをマネジメントします。
コミュニケーションスキルやリスクマネジメントなど、幅広い知識を持っています。

栄養経営士には、病院内での栄養部門の立ち位置を把握し、対応する役割があります。
食材のコスト削減や人材育成も担うため、管理栄養士としてだけでなく、チーム管理の総合的なスキルが必要です。
資格取得を通して、リスクマネジメントやコンプライアンス、人材育成など、幅広いスキルを身につけることができます。

栄養経営士の受験資格は、管理栄養士の実務経験が2年以上あることが条件となっています。

⑦在宅訪問管理栄養士

在宅訪問管理栄養士は、在宅療養者の栄養ケアをサポートする専門家です。
在宅医療を行っている方々に、在宅訪問での栄養食事指導を行います。

療養者の疾患や病状、栄養状態を把握し、療養者本人やご家族と相談、連携をとってサポートしていきます。

管理栄養士の資格があり、日本栄養士会の会員および日本在宅栄養管理学校の正会員であることが必要です。
あわせて、管理栄養士の資格保有が5年以上、病院や高齢者施設に従事した日数が通算900日以上あることが申請資格とされています。

⑧ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは、介護に関わるさまざまな手続きを支援します。
要介護認定の代行や認定の調査、介護サービス計画(ケアプラン)の作成、介護サービスを利用する本人やご家族との面談などです。

業務内容は管理栄養士としての仕事よりも幅広く、スキルアップにつながります。
介護の現場で専門性を高めたい場合、ケアマネージャーの資格は有効です。

福祉・保健・医療に関する指定の資格を持っていて、業務に通算5年以上かつ900日以上従事していれば受験可能です。
この指定の資格に管理栄養士も含まれています。

⑨公認スポーツ栄養士

公認スポーツ栄養士は、アスリートの食事支援や栄養教育を行う専門家です。
体づくりに食事は欠かせません。
プロのアスリートからジュニア層まで幅広い層から求められている仕事です。

プロのスポーツ選手は、監督やコーチ、スポーツドクターなどと一緒にチームを組みます。
公認スポーツ栄養士はこのチーム内で連携をとりながら、栄養面を管理していきます。
他にも、スポーツ選手やチームに向けて栄養学のセミナーを開催したりすることもあるようです。
セミナーを通して専門的な知識を広めていきたい方におすすめの資格です。

日本栄養士会の会員で、スポーツ栄養指導の経験がある、または予定がある方が養成講習会の受講が可能です。

⑩食物アレルギー栄養士

食物アレルギー栄養士は、アレルギーを持つ人に安心できる食事を提供するため、食物アレルギーの専門知識をもつ専門家です。
食物アレルギーは命を奪う危険性があります。
しかし、原因や症状は一人ひとり異なるので、個別の対応が必要になります。
食物アレルギーを持つ子どもたちにも安全で適切な食事が提供できる知識が求められる資格です。

日本栄養士会の会員で、管理栄養士として3年以上従事していることが条件で、食物アレルギー基礎研修の修了をもって認定されます。

ほかの資格を取得して管理栄養士としてのスキルを高めよう

管理栄養士としてのキャリアアップにつながる、専門知識を得られる資格をご紹介しました。
各分野を深く理解するとともに、知識の幅を広げることで、重宝される人材になることができるでしょう。

高度で専門的な知識を得たとしても、それらを活かすためには周りとの連携やコミュニケーションが大事になります。
キャリアアップのための資格取得に加え、コミュニケーション能力も磨いておくことが求められます。

食事や栄養は、人の生活から切り離せないものです。
どの分野で携わっていくか、あなたのキャリアプランを大事にして、資格取得をめざしてください。

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