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専門看護師になるための大学院は働きながらでも通えるのかを解説

専門看護師になるには、いくつかの要件を満たす必要があります。
そのなかの一つに、大学院に入学し、専門看護師教育課程を修了することがあります。

「働きながら専門看護師の大学院に通うことはできる?」
現在、働いている人のなかには、このように考えている人もいるでしょう。

今回は、専門看護師になるための大学院に働きながらでも通えるのかどうかを解説します。

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専門看護師になるための大学院は働きながら通える?

専門看護師になるための大学院は働きながら通える?

専門看護師になるための大学院に働きながら通えるかどうかは、結論として不可能ではありません。
多くの看護師は大学院に通うために休職または退職していますが、働きながら大学院に通い資格を取得することもできます。

休職または退職の理由は人によって異なりますが、学業の時間が取れない、大学院が遠方になる、病院の許可が得られないなどです。
また、正職員ではなく、非常勤として働きながら大学院に通う人もいます。

勤務先によっては専門看護師の資格取得を支持し、サポートしてくれるところもあり、そういった場合は働きながらの通学も可能になるでしょう。
そのため、専門看護師の資格取得をめざす場合には、まず職場に確認を取ることが大切です。

働きながら専門看護師の大学院に通うポイント

ここからは、働きながら専門看護師の大学院に通うポイントを紹介します。
以下のような社会人向けのサポートが用意されている学校もあるので、ぜひ利用してみましょう。

  • 長期履修制度を利用する
  • 昼夜開講制度を利用する

長期履修制度を利用する

大学院設置基準第14条の教育方法の特例によると、教育上必要があると認められた場合、夜間や特定の時間・時期において、適切な方法で授業や研究指導を行うことができると定められています。

そのため、大学院によっては上記の特例を適用し、長期履修制度が利用できるようになっています。
長期履修制度とは、通常2年で修了する内容を3〜4年かけて計画的に履修し、修了することです。
働きながらの通学で十分な時間が取りづらい場合でも、余裕を持って学べる制度といえるでしょう。

昼夜開講制度を利用する

前述した大学院設置基準第14条の教育方法の特例には、昼夜開講制度も当てはまります。
昼間だけではなく夜間も開講している学校であれば、仕事終わりに通うことも可能です。
また、学校によっては休日の昼間・夜間に開講をしているところもあります。

このように、働く時間に合わせて授業が受けられる学校であれば、仕事を続けながら通える可能性も高まるでしょう。

働きながら大学院に通うなら時間の自由が利く学校も検討してみよう

働きながら専門看護師の大学院に通うのは、簡単なことではありません。
しかし、決して不可能ではありません。
働きながら通う場合は、現在の職場にサポート体制があるのか、働きながらの通学が許可されているのかを確認しましょう。

また、大学院を選ぶ際にも、働きながら通いやすい制度を導入しているところを選ぶことがポイントです。
今回の記事を参考にして、ぜひ専門看護師の資格取得をめざしてください!

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執筆者について

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