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薬剤師の休みはどれくらい?土日休みをしっかり確保できる働き方も紹介

この記事の監修者
桜会ふみ子
【資格】
薬剤師

【プロフィール】
薬局を営む家庭に育ち1990年薬剤師資格取得。以降、医薬品メーカーで市販薬の製造・品質管理にたずさわる。2020年から薬剤師ライターに転身。福山大学出身。

薬剤師は、人々の健康を支える重要な役割を担っています。
しかし、その責任の重さゆえに、なかなか休めないのではと考える方も多いでしょう。
実際のところ、薬剤師はどのように休んでいるのでしょうか。
本記事では、薬剤師の一般的な休暇事情や職場別の状況、さらには土日休みを確保できる働き方について紹介します。

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薬剤師の一般的な休み

薬剤師の一般的な休み

薬剤師の休暇事情は、勤務先や雇用形態によって大きく異なります。
病院や調剤薬局では土日祝日も営業していることもあるため、シフト制での勤務が一般的です。
一方で、製薬会社や公務員として働く薬剤師は、土日祝日が休みになることが多いでしょう。

就職してから労働環境を変えるのは難しいのが現状です。
そのため、休み方に希望があるなら、就職活動の段階で休暇の取得しやすさを考慮しましょう。

勤務先によって、休暇の取りやすさが大きく違います。
また、薬剤師の勤務には夜勤や当直があるケースもあります。
これらの勤務形態は、ライフスタイルにも大きく影響しますので、自分がどう暮らしたいのかを考えて選択しないと後悔することもあるでしょう。

この記事では、薬剤師の休日について、土日休みが可能かを含めて紹介します。

薬剤師は職場別に休みが違う

薬剤師の休暇は、勤務先によって大きく異なります。
ここでは、代表的な薬剤師の働き先ごとに休暇事情をご紹介します。
それぞれの特徴を比較して、自分に合った職場選びの参考にしてください。

公務員

薬剤師が公務員として働く場合、国家公務員や地方公務員などの場合が多いでしょう。
役所や保健所で薬事行政に関わったり国立や公立の病院で働いたりなど、薬剤師はさまざまな仕事をしています。

公務員の薬剤師は、一般的に休日がしっかりと確保されています。
土日祝日は基本的に休みですし、年次有給休暇も取得しやすい環境です。
また、産休育休の制度も充実し、ワークライフバランスを重視して働きたい薬剤師には適しているでしょう。

ただし、国立病院の薬剤師イコール国家公務員ではありませんので、働くときはどのような立場で働くことになるのか確認する必要があります。
また、緊急時の対応などで、きつい仕事をする必要もあります。
そして、公務員には定期的な仕事の変更や転勤の可能性もあります。
キャリアプランを考える際には考慮しましょう。

企業

製薬メーカーで働く薬剤師は、企業カレンダーに従って休暇を取得します。
企業にもよりますが、通常は土日休みのケースがほとんどです。

化粧品メーカーや化学薬品メーカーも薬剤師を必要としています。
これらの企業では、ワークライフバランスの考え方が浸透しているところも多く、有給休暇の取得もしやすい場合が多いでしょう。

企業で働く薬剤師の職種は、医薬情報担当(MR)や品質管理など多くの選択肢があります。
営業的な立場なのか内勤なのかによって働き方は大きく違います。
いずれにしても、企業で勤務すればサラリーマン的な休日を確保できるでしょうが、MRなどの場合、休日の出勤もあるでしょう。

慢性期・療養型の病院

慢性期・療養型の病院で働く薬剤師は、休みを取りやすい傾向があります。
これらの病院では、長期入院の患者さんが多いので、急性期の病院と違い突発的な対応が少なく落ち着いて働けます。
夜勤や当直がある場合も、急性期病院に比べると負担が少ないケースが多いでしょう。

また、使用する医薬品の種類も比較的限られていますので、業務が把握しやすく、計画的に休暇を取得しやすい傾向があります。
多くの慢性期・療養型病院では、夜勤や当直がない場合が多く、土日休みが基本です。
保育園に子どもを預けたり、家族と予定を合わせたい場合にも勤めやすい職場といえるでしょう。

ただし、病院の規模や方針によって、休日には大きな違いがあります。
就職や転職の際には具体的な勤務体制の確認をすすめします。

調剤薬局

調剤薬局で働く薬剤師の休みは、立地や規模によって大きく異なります。
土日に休診する病院の門前薬局であれば、調剤薬局も休みになりやすいです。

また、薬剤師が複数いれば、突然の休みにも対応できます。
シフト制の調剤薬局では、事前に休みの希望を出す場合が多いでしょう。

一方で、24時間営業の調剤薬局や大型商業施設内にある調剤薬局は土日祝日に営業していることが多く、休みの取得が難しい場合もあります。
就職や転職を考える際には、調剤薬局の営業形態や勤務シフトについてよく確認しましょう。

ドラッグストア

ドラッグストアで働く薬剤師は、比較的休みが取りやすい傾向にあります。
しかし、土日祝日が繁忙期となるため、平日休みが多くなるでしょう。

ドラッグストアの場合、店舗の規模や薬剤師の人数によって休みの取りやすさが変わってきます。
薬剤師の人数が十分に確保できている店舗では希望した休みは取りやすいのですが、人手が不足している店舗では急な欠勤や長期休暇は取得しにくいかもしれません。
また、深夜営業を行っているドラッグストアでは、夜勤シフトが組まれる場合もあるので、自分のライフスタイルに合うかどうかの確認が大切です。

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薬剤師が土日休みで働くには?

家族と予定を合わせたい、保育施設に預けるので平日しか働けないなど、薬剤師として働きながら土日に休みを確保したい人も多いと思います。

ここでは、薬剤師が土日休みを実現するための具体的な方法をご紹介します。
面接時に休暇の取得状況や有給休暇の消化率などを質問して、良い職場環境を見極めて職場を選択しましょう。

それぞれメリットとデメリットがありますので、自分のキャリアプランや生活スタイルに合わせた選択をしてください。

薬事行政を担当する公務員になる

行政機関の薬務課や保健所など、薬務行政を担当する公務員として働けば、週休二日制を確保できる可能性が高くなります。
公務員の場合は基本的に土日祝日が休みで、年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇も休みになる環境が整備されているためです。

薬事行政の仕事には、医薬品や医療機器の許認可業務、調剤薬局や医療機関の監査、医薬品の安全対策などがあります。
これらの業務は平日に行われることが多いため、土日に働くことは滅多にないでしょう。
ただし、公務員になるためには公務員試験に合格する必要があり、競争率も高いのが現状です。
また、配属先によっては緊急時の対応や時間外勤務が発生する仕事になる可能性もゼロではありません。

企業の正社員になる

製薬メーカーや化粧品メーカー、化学薬品メーカーなどの企業で正社員として働けば、カレンダーどおりの休みを取得できる可能性が高いでしょう。
これらの企業では、一般的なサラリーマンと同様の勤務形態で働くことができます。

企業で働く薬剤師の主な仕事は、医薬情報担当(MR)や品質管理、研究開発、品質管理、薬事行政担当、営業(MR)などです。
特に内勤である研究開発や品質管理、薬事行政担当の仕事は、土日休みが実現しやすいでしょう。

企業で働くメリットは、他にも安定した収入や充実した福利厚生があります。
大手企業であれば海外勤務や他部門への異動などキャリアアップの機会も多いでしょう。

ただ、企業によっては残業が多かったり、転勤の可能性があったりするところもあるので、就職や転職の際には労働条件をよく確認し話を聞く必要があります。

パート・アルバイトで働く

働き先を問わず、パートやアルバイトとして働けば、自分の希望する曜日や時間帯に勤務できます。
特に、調剤薬局やドラッグストアでは、パート・アルバイトの薬剤師の需要が高いので、柔軟な勤務形態を選択しやすいでしょう。

例えば、平日のみの勤務や、土日のどちらかだけ働くなど、自分の希望に合わせた働き方を選択できます。
子育て中や介護をしている方にとっても、家庭と両立しやすい働き方といえるでしょう。

ただし、パート・アルバイトの場合、正社員と比べて給与や待遇面で劣る場合があります。
責任ある業務を任されにくいので、キャリアアップをめざしたいなら、おすすめできません。

調剤薬局で働いている場合、働き方を見直してパート・アルバイトへの切り替えもできます。
希望する場合は、現在の勤務先と相談して条件交渉を行いましょう。
慣れた職場でもっと自分らしい働き方が実現できるかもしれません。

薬剤師でも土日休みは可能・就職の際にはよく考えて

薬剤師は、人々の健康を支える重要な役割を担っています。
そのため、休暇の取得が難しいイメージがありますが、実際には職場や働き方によって、土日休みを確保することも可能です。

公務員や企業の正社員なら、多くは週休二日制で働けます。
また、パート・アルバイトなどであれば、自分の希望する柔軟な勤務を選択することも可能です。

就職や転職を考える際には、自分がどういうキャリア生活スタイルをめざしたいのかを十分に考えましょう。
そのうえで、休暇や勤務条件をよく確認して職場を選んでください。

薬剤師としてのスキルを活かしながら、ワークライフバランスの取れた働き方を実現することは十分に可能です。
自分に合った職場や働き方を見つけて、やりがいのある仕事と充実したプライベートの両立をめざしましょう。

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執筆者について

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