
整体師の服装では白衣をよく見かけますが、整体師は何を着るのが適切なのでしょうか?
白衣以外の服装でも良いのか不安に思っている方もいると思います。
この記事では、整体師の服装は何が適切なのか、白衣以外を着る場合どのような服装が良いのかを紹介します。
白衣を着用するメリット・デメリットも紹介しているため、服装に悩んでいる方は参考にしてください。
目次
整体師の服装は基本的に自由
勤務先の整体院で服装の規定がなければ整体師の服装は自由であり、自分で決めることができます。
そのなかでもおすすめの服装は白衣です。
ここからは、白衣がおすすめな理由と、白衣以外でおすすめの服装を紹介します。
おすすめの服装は白衣
一般に、整体師に決められた服装はありませんが、白衣は整体院で働く人として誰もがイメージしやすい服装です。
多くの整体院が白衣を採用していますが、理由の一つとしては患者さんが安心できる環境を作るための配慮があります。
白衣を着ることで整体院が医療機関と近いものであるという印象を与え、信頼を得ることもできます。
整体師も職場に到着して白衣に着替えることで仕事モードに入るため、施術者自身の気を引き締める作用もあるでしょう。
また、最近では白衣といっても白に限らず、紺色や青、淡いピンクなどの色のものを着用している姿も見受けられます。
これにはおしゃれや汚れ対策の意味合いもあり、のちほど説明する白衣を着るデメリットが影響しています。
白衣以外のおすすめの服装
白衣以外でおすすめの服装は以下のとおりです。
- ポロシャツにチノパン
- ジャージなどのスポーツウェア
- 私服
ポロシャツにチノパンやスポーツウエアを着る場合は、動きやすさがメリットです。
ジャージなどのスポーツウエアは、トレーナーやコーチのような印象を与えることができ、スポーツ選手などに運動指導が行いやすいというメリットもあります。
そのため、高齢者が多い所ではなく、客層が若めもしくは運動をする方が多い整体院に合う服装だといえるでしょう。
私服を着用して仕事をする場合、それぞれの個性を出すことができます。
高級感を味わえる整体院や、おしゃれな印象の整体院など、職場のコンセプトに合った私服を着用すると、患者さんに良い印象を与えることもできるでしょう。
整体師の服装で白衣を着るメリット・デメリット
整体師が白衣を着るメリット・デメリットについて紹介します。
整体師として白衣の着用を考えている方は、メリット・デメリットの両方を知ったうえで、選択すると良いでしょう。
白衣を着るメリット
白衣を着るメリットとして挙げられるのは、次の5点です。
- 清潔感がある
- 信用してもらいやすい
- 施術をしてもらえる場所であることがわかる
- 施術者の気が引き締まる
- 相手に安心感を与えることができる
整体院は体の不調をケアする場所であり、安心感や信頼感、清潔感は最低限必要な要素です。
白衣は医療機関などきちんとした場所で見る機会が多いため、整体院は健康をめざすための施術をしてもらえる場所であることを印象づけられます。
白衣を着ることで、来院したすべての患者さんに良い印象を与えられることは間違いありません。
白衣を着るデメリット
白衣を着るデメリットとしては、以下の5点が挙げられます。
- 汚れが目立つ
- 堅い印象を与える
- 他の整体院と差別化しにくい
- 冷たい印象を与える
- 人によっては血圧が上がることもある
- 購入費用がかかる
白衣でよく見られる「白」という色は、清潔感のイメージを与えると同時に、冷たい、堅いといった印象を与えてしまうこともあります。
さらに、汚れがつくと他の色より目立ってしまう点もデメリットといえるでしょう。
また、人によっては白衣を見ると緊張して血圧が高くなってしまうような場合もあります。
こうしたケースは「白衣高血圧」や「白衣症候群」といわれています。
整体師の服装に指定はないが白衣が無難
整体師の服装は白衣でなければならないという規定はありません。
しかし白衣を着ることで、来院する患者さんに良い印象を与えられるメリットがあります。
基本的に整体師の服装は自由であるため、何を着てもOKです。
とはいえ、白衣を着用しない場合は、職場のコンセプトや患者さんの年齢層に合った服装を意識することが大切になります。
服装に困ったら、職場の人に相談してみるのも良いでしょう。