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保育士の連絡ノートの書き方は?コツや例文、注意点も紹介

保育士の連絡ノートは、保護者との情報交換や、信頼関係を築くためのツールとして欠かせません。
とはいえ、元々文章を書くことが苦手だったり、何を書けば良いのかわからなかったりする方も多いのではないでしょうか。

今回は、保育士が連絡ノートを書く目的や、書くときのポイントを解説します。
シチュエーションに合わせて、書き方の例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

保育士が連絡ノートを書く目的・役割とは

保育士が連絡ノートを書く目的・役割とは

保育士が連絡ノートを書く目的や役割は、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 情報交換
  • 信頼関係の構築
  • 事務的な連絡
  • 子どもの成長記録

連絡ノートは、保育士と保護者の間で情報交換を行い、信頼関係を築くために欠かせないツールです。
子どもが親の目から離れた場所でどう過ごしているのか、連絡帳を通して伝えれば、保護者は安心感を得られるでしょう。

また、連絡ノートを通して家庭の状況を把握し、保育に活かすことも可能です。
例えば「昨日は外出で帰宅が遅れ、22時に寝ました」と保護者の記載があれば、保育士は園児の機嫌や体調に合わせた対応ができるでしょう。

行事のお知らせや持ち物・不足品などを伝える事務的なやりとりも、連絡ノートの役割です。
さらに、連絡ノートは子どもの成長記録としても役立ちます。
卒園後も連絡ノートを大切にとっておき、見返す保護者も少なくないでしょう。

保育士が連絡ノートを書くときのコツ

連絡ノートをうまく活用するためには、いくつかポイントがあります。
ここでは、保育士が連絡ノートを書くときのコツをご紹介します。

エピソードを具体的に書く

連絡ノートには、保育園でのエピソードを具体的に書くと良いでしょう。
例えば、登園時に大泣きしていた子どもが、保護者と離れたあとどう過ごしていたかなど、具体的に書いておくと保護者へ安心感を与えられます。

否定的な表現を避ける

連絡ノートは、書き方次第で保護者に不安を与えてしまいます。
保護者へ安心感を与えるために、否定的な表現は避けたほうが良いでしょう。

例えば、できなかったことでも「◯◯ちゃんは、諦めずに何度も取り組んでいました」など、なるべく前向きな言葉を使うと保護者は安心でき、信頼につながりやすくなります。

周りの子どもと比較しない

連絡ノートには、周りの子どもと比較せず、対象の子ども一人のことを書くようにします。
保護者は、連絡帳を通して自分の子どもがどう過ごしていたかを知りたいものです。

保育士の連絡ノートの書き方【文頭・文末】

保育士の連絡ノートを書く際、文頭や文末の文章の書き方に悩んだ場合は、定型文を参考にすると良いでしょう。
連絡ノートの文頭・文末の書き方について解説します。

文頭の書き方例

連絡ノートの文頭は、体調や食事・排泄・お昼寝・着替えなど、生活に関する内容から書き始めるとスムーズです。
他にも、他の園児との関わりや、お散歩・園庭での過ごし方など、親の目を離れた場所での活動の様子を書きましょう。

具体的な例は、下記のものが挙げられます。

「午後から鼻水が出ていました。お熱はないです」
「自分でパジャマをたたんでくれました」
「おともだちに自分の使っていた積み木を貸してあげていました」

文末の書き方例

連絡ノートの文末は、否定的な表現を避け、前向きな内容でまとめるようにします。
連絡帳を通じて保護者への気遣いを感じられれば、良好な関係を築きやすくなるでしょう。

具体的な例は、下記のものが挙げられます。

「大きな声でおうたが歌えていました。堂々としていて頼もしいですね」
「お散歩で、少し遠くまで疲れずに歩けました。お出かけが楽しくなりますね」
「ブロックでカメラを作ってくれて、想像力が豊かだと感じました」

保育士の連絡ノートの書き方【年齢別】

幼少期は成長スピードが早いため、1歳違うだけで連絡ノートに書く内容が異なってきます。
連絡帳は年齢に合わせて書き分けると良いでしょう。

以下、年齢別に書き方の例を紹介します。

0~1歳の場合

0〜1歳は、保育園の生活のなかで初めての瞬間を迎えることが少なくありません。

「ハイハイができた」「つかまり立ちができた」「感情表現が豊かになった」など、保護者が知りたい基本的な健康状態に加え、新たにできるようになったことや成長を中心に書くと良いでしょう。

1〜2歳の場合

1〜2歳では、感情の表現が増えてきます。
感情表現や言語能力に関することを中心に書くようにすると、保護者に子どもの成長を感じてもらえます。

「欲しいものを伝えられるようになりましたよ」「ありがとうといってくれました」など、具体的に書きましょう。

3歳以上の場合

3歳以上になると、対人スキルを身につけていく成長段階になります。
そのため、他の子どもとの関わりを中心に書くようにします。

「おともだちと電車ごっこをしていました」「おともだちにごめんねを言えるようになりました」など、他の子どもとの関わりを書くと良いでしょう。

保育士の連絡ノートの書き方【保護者への返信】

保育士の連絡ノートの書き方【保護者への返信】

連絡ノートを介して保護者から相談されたり、悩みを打ち明けられたりすることがあります。
連絡帳のやり取りでは、保護者の気持ちを汲み取り、返信することが大切です。
ここでは、保護者への返信の書き方について紹介します。

家でのエピソードへの返信

楽しいエピソードの場合は「楽しそうですね!◯◯ちゃんの笑顔が想像できます!」と保護者の気持ちに寄り添った返信を書きましょう。

元気に遊んでいたエピソードの場合は「元気いっぱい遊んで、楽しかったでしょうね!お母さんもお疲れ様でした」などです。

園児の体調への返信

例えば鼻水が出ていたり、風邪気味だったりする場合は、保育士同士で共有し、体調の悪化に配慮するようにします。

「今日は屋内で過ごしました。鼻水は頻回に拭き取りましたが、ひどくなっている様子はありませんでした」などです。

保護者のコメントへの返信

信頼関係を築くために、保護者からのコメントにはできる限り返事を書きます。
例えば、子どもの体調や睡眠時間、家で過ごした内容に対しては、保育園でどう対応したかを伝え、家での対処法などもアドバイスすると良いでしょう。

対応が難しい深刻な内容は、自分一人で解決せず、園長に報告・相談することも大切です。

保育士の連絡ノートの書き方【トラブル・怪我など】

子ども同士のトラブルで怪我をした場合などは、連絡ノートに書いて報告します。
原因や結果、経過だけでなく、家庭での注意点を添えると良いでしょう。

具体的な例として、以下のものが挙げられます。

「子ども同士でおもちゃの取り合いになり、他のおともだちの爪が〇〇ちゃんの額に当たって引っ掻き傷ができてしまいました。消毒をして絆創膏を貼りました。出血は止まっており腫れもないのですが、念のためご家庭でも様子を見てください」

保育士の連絡ノートに関する注意点

トラブルや怪我などは連絡ノートへの記載以外に、口頭でも伝えるようにします。
文面だけでは誤解が生じる恐れがあるため、トラブルの原因、経過や対応を口頭で伝え、謝罪しましょう。

また、個人情報保護の観点から、SNSへの公開は避けましょう。

さらに、保育園に預けている保護者は、基本的に仕事をしています。
そのため、なるべく保護者の負担になるような量の記載をしたり、促したりしないほうが良いでしょう。

保育士の連絡ノートで保護者との信頼関係を築こう

保育園の連絡ノートは、保護者との情報交換や事務的な連絡帳の役割のほか、信頼関係を築く目的があります。

連絡ノートの書き方によって「小さなことでもよく見てくれている」と好印象を与えられます。
この記事を参考に書き方のコツをつかんで、保護者との信頼関係を深めましょう。

執筆者について

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