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福祉用具専門相談員の資格の難易度は?試験の合格率を紹介

福祉用具専門相談員は、福祉用具の選定、取扱説明、定期点検などを行い、介護利用者の自立した生活を支援する仕事です。
資格取得には、50時間の講習カリキュラムと筆記試験が必要になります。

筆記試験と聞くと、試験問題の難易度や合格率が気になるところです。
受験前にどのような内容か情報がわかれば、対策も取れますし、心強いでしょう。

この記事では、資格取得の難易度、試験の合格率や合格点、不合格だった場合に再試験を受ける方法、取得までにかかる期間と費用を解説しています。

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福祉用具専門相談員の資格取得の難易度

福祉用具専門相談員の資格取得の難易度

福祉用具専門相談員の資格取得は難しいのでしょうか?
試験の合格率や、不合格だった場合の対応策、取得に要する期間や費用について、それぞれ解説いたします。

合格率は非公開だがほぼ100%

福祉用具専門相談員の合格率は公開されていませんが、福祉系の専門学校で学んだ経験のある方の合格率はほぼ100%といわれています。
講習終了後に行われる修了試験も、合格者を選抜するための試験というより、講習会の理解度を確認する意味合いが強いものとなっています。
試験の合格ラインは70%以上で、過去問やテスト問題の公開はされていません。

以上のことから、講習会で教わった内容が理解できていれば、十分合格できる難易度だと考えられます。
試験の前に受ける福祉用具専門相談員指定講習も受講資格が設けられておらず、難易度はそこまで高くないといえるでしょう。

不合格でも補講や再試験がある

福祉用具専門相談員の指定講習事業者へ向けた実施要項に、再試験や補講について、次のように記載があります。

・試験は7割以上を合格基準とし、不合格者には合格基準を満たすまで再試験を行うこと。
・「到達目標」に示された知識・技術等の修得が充分でない場合には、事業者は必要に応じて補講等を行い、到達目標に達するよう努めること。

出典:福祉用具専門相談員指定講習指定事務等実施要綱【改正後】

万が一試験に落ちても、補講や再試験が用意されており、再挑戦が可能となっています。
合格へ向けて、あきらめずにがんばりましょう。

短期間で取得できる

福祉用具専門相談員の講習内容は、計50時間です。
受講する講座のスケジュールにもよりますが、2ヵ月程度で取得できるようになっています。

取得期間が短い講座では、5~7日程度での取得も可能です。
介護士資格の入門である介護職員初任者研修は1〜3ヵ月(130時間)かかるため、福祉用具専門相談員は短い時間で取得できる資格になります。
仕事や子育て中で忙しい方でも、長期間の通学が必要ないため取得可能です。

また短期間で取得できるメリットを活かし、ほかの介護資格に付け加えるダブルライセンスも可能なため、就活や昇給にも有利に働く場合があります。

低予算で取得できる

福祉用具専門相談員の資格取得費用は、介護職員初任者研修やその上位資格の介護福祉士実務者研修と比べて、低予算で取得できます。
費用の目安は以下のとおりです。

福祉用具専門相談員 4〜5万円
介護職員初任者研修 5〜7万円
介護福祉士実務者研修 10〜20万円

その他の介護資格と比較しても安価の部類に入るため、費用面のハードルは低くなっています。

福祉用具専門相談員は資格取得の難易度が低く、初心者もめざしやすい

福祉用具専門相談員の資格取得の難易度はあまり高くありません。
合格率は非公開ですが、福祉系の専門学校で学んだ経験のある方の合格率は、ほぼ100%と言われています。
万が一不合格だった場合でも、補講や再試験が用意されているため、再挑戦も可能です。

初心者の方もめざしやすく、スキルアップとしてダブルライセンスの取得にもおすすめの資格ですので、ぜひチャレンジしてみましょう。

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