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福祉用具専門相談員の資格取得に必要な費用は?最短どれくらいの期間で取れる?

体の不自由な人や、高齢者の生活を補助する福祉用具を選ぶとき、使い方を指導したりアドバイスを行ったりする福祉用具専門相談員。
専門知識を活用して悩む人の手助けをするその姿に、福祉用具専門相談員になりたいと希望する人もいることでしょう。

福祉用具専門相談員は、国家資格(保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士)の保有者であれば働くことができます。
国家資格を取得していない場合は、必要な講習を受けて修了評価試験に合格することで福祉用具専門相談員になる資格を得られます。

今回は、福祉用具専門相談員の資格取得方法や、必要な費用・日数についてくわしく解説します。

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福祉用具専門相談員の資格取得に必要な費用は?

福祉用具専門相談員の資格は、都道府県知事から指定された研修事業者が行う福祉用具専門相談員指定講習を受け、50時間のカリキュラムを修了することで取得できます。
受講費用は研修事業者ごとに異なるので、どこの講習を受けるかによって金額が変わります。

例えば、公益財団法人東京都福祉保健財団では、受講料は33,000円(テキスト代込)です。
青森県の公益財団法人介護労働安定センターでは約44,000円(税込・テキスト代込)、福岡県で介護・福祉系の資格取得事業を行っている株式会社エイドでは46,200円(税込・テキスト代込)となっています。

各受講料を平均して考えるなら、福祉用具専門相談員の取得資格に必要な費用は、約4万円〜5万円程度です。
他の介護系資格では取得費用が10万円を超える場合もあることから、福祉用具専門相談員の資格は比較的安価で取れるといえるでしょう。
事前に正確な費用が知りたい人は、各研修事業所へ問い合わせてみてください。

福祉用具専門相談員の資格を取得できるスクール・通信講座の具体的費用

福祉用具専門相談員の資格取得費用は安価ではあるものの、講習会ごとに金額が異なります。
どの講習でどのくらいの費用がかかるのか、くわしく知りたい人もいることでしょう。
ここでは、福祉用具専門相談員の資格が取得できるスクール・通信講座の実例と、具体的な費用を解説します。

お茶の水ケアサービス学院

お茶の水ケアサービス学院は、福祉用具専門相談員の研修において、業界でも高い実績を誇る研修機関です。
資格取得のための講習はもちろんのこと、研修終了後のフォローアップも充実しており、福祉分野のサービス向上に努めています。

お茶の水ケアサービス学院の講習で、特に人気があるのが福祉用具オンライン研修です。
会場で行われる講習と変わらないクオリティの内容が、自宅からオンラインで受講できます。

受講期間は6日間で、45,000円(税込・テキスト代込)で講習が受けられ、インターネット環境が整っていない人にはパソコン・Wi-Fiの貸し出しも可能です。
講習会に直接足を運ぶことが難しい人におすすめです。

ニチイ

45年以上の教育実績があり、実践的な知識と技術を身につけられるのが、ニチイの福祉用具専門相談員養成講座です。
受講期間は8日間で、受講料は69,259円(税込・テキスト代込)と少し高めですが、他の講座含め合計100万人以上の修了生を輩出するほど人気があります。

ニチイの福祉用具専門相談員養成講座は通学のみですが、少人数制のクラスで即戦力になる知識と技術を学べるのは、見逃せない魅力の一つです。

受講料の割引制度や分割払い制度もあるので、費用が少し高くても無理なく続けられます。
資格取得後、福祉用具専門相談員としてすぐに活躍したい人におすすめです。

未来ケアカレッジ

未来ケアカレッジの福祉用具専門相談員講習会は、費用の安さと学びやすさで注目される講座です。
受講料は37,950円(税込・テキスト代込)からで、申請すればキャッシュバック制度も利用できます。

講座日程は全7日間ですが、もし何かしらの理由で欠席した場合も振替受講が可能なので、いざというときに安心です。

受講費用で頭を悩ませている人や、絶対に休めない講座では不安を感じる人は、未来ケアカレッジで福祉用具専門相談員の資格取得をめざしましょう。

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福祉用具専門相談員は最短何日で資格取得できる?

福祉用具専門相談員の資格は、講習会の全日程修了後、修了評価試験に合格することで取得できます。
しかし、講習会の日程は各講習会で異なるため、最短何日で取得できるのか気になる人もいることでしょう。

結論からいうと、講習会の日数だけなら1週間程度でも取得できますが、実際には1〜2ヵ月かかることもあります。
その理由となるのが、講習会の日程です。

研修期間にもよりますが、福祉用具専門相談員の講習会は、必ずしも毎日連続して行われるわけではありません。
例えば、8日間の講習を週1日受けると、最低でも2ヵ月弱はかかります。

つまり、最短で資格取得をめざす場合は、毎日受講できて短い日程の講習会に申し込まなければなりません。
できるだけ早く福祉用具専門相談員の資格が欲しい人は、講習会の日数だけではなく、全行程の日程とかかる期間までを確認してから申し込みましょう。

福祉用具専門相談員の資格の難易度や、参考になる本についてくわしく知りたい人は、下記の記事もご参照ください。

福祉用具専門相談員は5万円前後の低予算でめざせる

福祉用具専門相談員の資格は、都道府県知事に指定された研修事業者主催の講習を受ければ、誰でも取得できます。
全50時間の講習は数日に分けて行われ、毎日受講できるのであれば最短5日で取得することも可能です。

福祉用具専門相談員の講習費用は平均約4万円から5万円で、ほかの介護系資格よりも低予算でめざせます。
受講方法や日程・受講費用は各講習会で異なるため、自分に合った講座を選んで申し込みましょう。

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執筆者について

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