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医療事務は何歳まで働ける?平均年齢や採用される年齢について

医療事務は、幅広い年齢の女性が活躍している職種の一つであり、育児が落ち着いた40代から50代の女性が、再就職を考える際に検討することも多い仕事です。

これから医療事務で働いてみたいと考えている方に向けて、「医療事務は何歳まで働けるのか?」「平均年齢や採用される年齢は?」などの疑問点を解説します。

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医療事務従事者は何歳まで働ける?

医療事務従事者は何歳まで働ける?

特に40代、50代でこれから医療事務従事者をめざしたいと考える方にとって、医療事務として働ける年齢やめざせる年齢は気になることでしょう。
医療事務従事者(医療・介護事務員)の平均年齢は42.9歳であり、めざせる年齢には特に制限はありません。
医療事務従事者の年齢とめざせる年齢をそれぞれ詳しく解説します。

医療事務従事者の年齢

令和3年賃金構造基本統計調査によると、医療事務従事者(医療・介護事務員)の平均年齢は42.9歳です。
年齢はさまざまであり、20代から60代まで幅広く働いています。

医療事務として働く場合は、年齢よりむしろ専門知識やスキルのほうが大切です。
知識がない場合は、若い人の採用が優先されるケースもありますが、40代から50代になってから医療事務に関する知識やスキルを学び、仕事に就く人もいます。

医療事務を未経験でめざせる年齢

医療事務を未経験でもめざせる年齢に制限はありません。
医療事務の採用では、年齢よりも専門知識やスキル、経験が重要視されやすいためです。

最近では、医療事務のための専門知識やスキルを学べたり、関連する資格を取得できたりする講座や通信講座もあります。
また、医療事務に必要なパソコンスキルやコミュニケーションスキルの高さをアピールできれば、未経験からでも就職は不可能ではありません。

医療事務は年齢が高くても働きやすい理由

医療事務は年齢が高くても働きやすい理由

医療事務は、年齢が高くても働きやすいといわれています。
理由は、以下の3点です。

  • デスクワーク中心
  • 早朝勤務や夜間勤務がない
  • 出張や外勤がない

デスクワーク中心

医療事務の仕事はデスクワーク中心であり、年齢を重ねて体力に不安のある方でも無理なく働けます。
医療事務の業務は、レセプトやカルテ入力、検査予約、会計などパソコン業務が主であり、基本的には座ったままで作業できます。

重たい荷物を持ったり運んだりなどの特別な体力を必要とする職種ではないため、年齢を重ねて体力に不安のある方でも働きやすい職種といえるでしょう。

早朝勤務や夜間勤務がない

医療事務には、夜間救急病院などの専門的な病院を除いて、早朝勤務や夜間勤務はありません。
また、長時間労働は難しいという方でも、パート・アルバイト勤務が可能です。

一般的なクリニックで働く医療事務の仕事内容と、1日の流れの例を以下に紹介します。

  • 8時頃:出勤、院内の清掃、予約患者の確認など
  • 9時頃:開院、受付開始、窓口対応、会計、受診予約など
  • 13時頃:午前診療終了
  • 14時頃:午後診療開始
  • 18時頃:受付終了、会計確認など

出張や外勤がない

医療事務は、デスクワークが中心で、出張や外勤業務がありません。
つまり、家庭と両立しやすい職種になります。
出張や外勤業務がないため、仕事の始まりと終わりの時間に大きなズレがなく、家を出る時間と家に帰る時間が決まっているからです。

また、近隣の病院やクリニックを職場にすると、遠距離の移動や交通機関の乱れにより帰宅時間が遅くなることもないでしょう。
出張や外勤がないことから、家庭の時間を確保しやすい職種といえます。

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医療事務で幅広い年齢層が採用される理由

医療事務で幅広い年齢層が採用される理由

医療事務は、幅広い年齢層が採用される職種です。
主な理由は、以下の3点になります。

  • 需要が高い
  • 経験重視
  • 人生経験が豊富な人が求められる

順番に解説していきます。

需要が高い

医療事務は、需要が高い職種となります。
今後ますます高齢化が進むため、医療機関を受診する患者さんが増え、かつ働き手が減るためです。
つまり、医療機関の需要が増える一方で、医療事務の人材不足が予測できます。

年齢に関わらず専門知識やスキル、経験を有している人材は貴重となり、医療事務として働きたい意志さえあれば、比較的仕事を見つけやすい職種といえるでしょう。

経験重視

医療事務では、経験が重視されます。
病院やクリニックが変わるとレセプトコンピュータや電子カルテが異なる可能性はありますが、主な仕事内容や業務の流れは大きくは変わりません。

つまり、病院やクリニックからすると経験者は即戦力となるため、年齢よりも経験値が採用判断の際に重視されることがあります。

人生経験が豊富な人が求められる

医療事務は、若さよりも専門知識やスキル、経験が求められる仕事です。

医療機関を受診する患者さんは、体調がすぐれないお年寄りから子どもまでと幅広い年齢であり、それぞれにふさわしい対応が求められます。
人生経験が豊富であると、さまざまな背景を有する患者さんと適切にコミュニケーションを取れます。
こうした面からも、医療事務は年齢ではなく、経験がアピールポイントとなる職種なのです。

なお、医療機関によっては、既存スタッフの年齢構成に鑑み、40代から50代を中心に採用することもあります。

医療事務を始めるにあたって年齢は関係ない

医療事務は専門知識やスキル、経験が重要視される職種であり、採用にあたって年齢はそこまで関わらないことを解説しました。

医療事務未経験でも医療関連の知識やパソコンのスキルなどは、学習で得られます。
40代、50代で医療系の仕事に興味がある方は、医療事務に必要な知識やスキルの講座を検索したり、医療事務の求人を探したりしてみましょう。

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執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国54,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。 https://twitter.com/karu_keru

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