
医療事務の求人のなかには、夜勤ありの仕事が掲載されていることがあります。
医療事務の仕事で夜勤があるかどうかを知っておかないと、働き始めてから後悔するかもしれません。
医療事務に夜勤があるどうかや、医療事務の夜勤の仕事内容を、応募前に知っておきたいのではないでしょうか。
この記事では、医療事務は夜勤があるかについて紹介します。
合わせて、仕事内容やメリットも紹介します。
目次
医療事務は夜勤がある?
医療事務の求人のなかには、夜勤ありの仕事が掲載されていることがあります。
夜勤の医療事務の業務は、昼間の業務とほとんど変わりはありません。
ただし、夜勤では、夜間に急を要する患者さんが運ばれてくるため、迅速に対応する必要があります。
なぜなら、医療事務が夜勤している職場は、救急外来がある病院のケースが多いからです。
患者さんを24時間体制で受け入れているような病院は、医療事務も夜間勤務しています。
医療事務の夜勤の仕事内容
医療事務の夜勤の仕事は、どういった内容でしょうか。
ここでは、医療事務の夜勤の仕事内容を紹介します。
電話対応
医療事務の夜勤の仕事内容で大きな割合を占めるのは、電話対応です。
夜間は救急外来の問い合わせが多くなることから、電話対応がおもな仕事になります。
救急の受付が増え、時間外で対応するスタッフが少なくなるため、業務が多くなりがちです。
夜間になると、急病の患者さんやご家族への電話対応も多くなり、昼間の医療事務業務よりも迅速に対応することが求められます。
受入対応
受入対応も、医療事務の夜勤の仕事内容です。
救急隊による、急患の受け入れができる病院を探すための問い合わせに応える業務です。
問い合わせがあった際に、対応できるかどうかを確認して対応します。
夜間は、急病の患者さんが運ばれてくることが多くあるため、速やかに対応しなければならないケースが多くなります。
レセプト作成
医療事務の夜勤の仕事内容には、レセプト作成もあります。
レセプト作成は、医療事務の仕事のなかで重要な業務です。
レセプトとは、医療機関が患者さんの処置にかかった費用を、市区町村などの保険者に請求するための医療報酬明細書です。
医療機関によって週ごとや月ごとにまとめて行われるため、時期によって忙しくなります。
医療機関の収益に関わる仕事であり、昼夜を問わず正確さが求められます。
医療事務で夜勤するメリット
医療事務で夜勤するメリットは、どういったことでしょうか。
ここでは、医療事務で夜勤するメリットを紹介します。
医療事務の夜勤は給料が高め
医療事務で夜勤するメリットは、給料が高めに設定されていることです。
夜間に勤務するため、深夜手当が支払われるので、日勤の勤務より高額になります。
夜勤で働く場合は、労働基準法で定められている深夜労働となります。
労働基準法よると、22時から5時の時間帯に勤務させた場合は、賃金を25%以上割増しなければならないルールです。
医療事務の夜勤ならではの経験が積める
医療事務の夜勤ならではの経験が積めるのもメリットです。
例えば、夜間の急患の受付や電話対応、会計処理などがあります。
さらに、救急車の受入対応や急患のご家族の対応など、昼間とは違う状況での経験が積めるでしょう。
夜勤の場合は、昼間よりもスタッフの人数が少ないため、細かい気配りや素早い対応力が求められます。
平日の昼間を有効活用できる
平日の昼間を有効活用できるのも、医療事務で夜勤するメリットです。
夜勤で勤務したあとは、朝に帰宅するため、昼間の時間を自由に使えます。
そのため、休日に混雑するレジャー施設や飲食店などに行きやすいです。
さらに、平日の昼間しか空いていないような役所や銀行のほか、趣味などにも気兼ねなく時間を使うことができます。
医療事務は夜勤がある勤務先かどうか調べてから応募しよう
医療事務の求人のなかには、夜勤ありの仕事が掲載されていることがあります。
医療事務の仕事で夜勤があるかどうかを知っておかないと、「こんなはずではなかった」となるかもしれません。
医療事務の夜勤の仕事は、夜間の電話や受入対応、レセプト作成があります。
給料が高めで、夜勤ならではの経験が積めることなどがメリットです。
この記事を参考にして、夜勤がある勤務先かどうか調べてから医療事務に応募してください。