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【例文付き】医療事務の自己PRのポイントは?採用率をアップさせるアピールのコツ

医療事務の仕事に応募する際は、どのように自己PRをすれば良いのでしょうか。
採用担当者は、応募者に医療事務としての適性があるかどうか見極めるため、自己PRの内容も判断材料にしています。

そこで今回は、医療事務で自己PRできるスキルや効果的な自己PRの例文、医療事務の面接を成功させるためのポイントなどについてご紹介します。
これから医療事務の面接を受けようと考えている方は、ぜひ目を通してみてください。

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医療事務で自己PRできるスキルは?

医療事務で自己PRできるスキルは?

医療事務の現場では、どのようなスキルが求められているのでしょうか。
面接で積極的にアピールしたいスキルは、以下が挙げられます。

  • パソコンスキル
  • コミュニケーション力
  • 対応力
  • 仕事の正確さと早さ

パソコンスキル

パソコンは、医療事務の業務に必要不可欠です。
最近は、レセプトコンピュータ(通称:レセコン)や電子カルテを導入するケースが増えているので、パソコンスキルがある人のほうが採用してもらえる可能性が高まります。

難しい操作は必要なく、タイピングができれば問題ありません。
WordやExcelを使って仕事をした経験も活かせます。

コミュニケーション力

医療事務は、受付や会計の際に患者さんの対応も行うため、一定レベルのコミュニケーション力が求められます。
また、業務をスムーズに進めるためにはスタッフ同士でのコミュニケーションも欠かせません。
そのため、コミュニケーション力の高さをアピールするのは効果的です。

もしコミュニケーションがうまくいかなくても、粘り強く相手の要望を聞こうとする姿勢も重要ですので、こうしたスキルもあわせてアピールしましょう。

対応力

医療事務は、臨機応変な対応が求められる仕事です。
命にも関わる医療現場で仕事をする自覚があり、臨機応変な対応力があることを面接官に伝えましょう。

仕事の正確さと早さ

仕事の正確さと早さも、医療事務で必要とされる重要なスキルです。
レセプトは締め切りまでに仕上げなければならないため、スピード感を意識して仕事をする必要があります。
もちろん、入力内容にミスがあってはいけませんので、正確性も同時に問われるものです。

レセコンも以前より進化しているので間違えた部分を指摘してくれますが、スピーディーかつ正確に仕事をこなせる能力は大きなアピールポイントになります。

医療事務の求人に応募する際に参考にしたい自己PRの例文集

医療事務の求人に応募する際に参考にしたい自己PRの例文集

自己PRを考えようと思っても、どのような内容が医療事務の求人に適しているかわからない方もいるでしょう。
そこで医療事務の求人に応募する際に参考にしたい自己PRの例文をいくつかご紹介します。

未経験・新卒の場合

高校生や大学生の新卒者や、医療事務未経験の方の場合、次のような自己PRが考えられます。

私の強みは、責任感が強いこと、周りをまとめる力があることだと思っています。
学生時代は部活のキャプテンとして、チームをまとめるために学年の垣根を作らず、チームが良い雰囲気になるように努力しました。
医療事務はミスが許されない現場なので、この責任感と人をまとめる力を活かせると思っています。

パソコンスキルを強みにする場合の例文

パソコンスキルをアピールしたい場合の例文は以下のとおりです。

前職では、パソコンを使ったデータ入力、文書の作成業務を主に担当しておりました。
入社したばかりの頃はタイピングが苦手でしたが、練習を重ねることでスムーズに業務を進められるようになっていきました。
WordやExcelも使いこなせるようになりました。
新人スタッフへタイピングのコツを指導するようにもなり、パソコンスキルは一定レベルあると自負しております。
これまでに身につけたスキルを入社後も活かせると考えています。

コミュニケーション力を強みにする場合の例文

コミュニケーション力をアピールするなら、次のように伝えてみましょう。

コミュニケーション力の高さが私の長所です。
人と話をするのが好きなので、以前はアパレル店に勤めていました。
服選びに迷っているお客様を見つけて接客し、好みや要望をヒアリングし、ふさわしい商品を提案しました。
提案した商品を気に入ってもらうこと、「好みのものが見つかって良かった。ありがとう」と言ってもらうことがやりがいでした。
貴院では、アパレル店で培ったコミュニケーション力を活かし、患者様が抱える不安を解消へと導くためのサポートをしていきたいと考えています。

経験者の場合

医療事務として勤務経験がある方は、これまでに勤務していた病院の診療科目(眼科や産婦人科など)と同じほうが自己PRしやすくなります。
たとえブランクがあっても、前職の経験や知識が転職先でも活かせるからです。
経験者の場合、次のような自己PRが考えられます。

以前まで勤務していたクリニックでは、正社員だけではなくパートやアルバイトのスタッフも在籍していました。
勤務時間などが異なるため、同じ意識を持つことが難しいと感じることもありました。
しかし、患者様に安心してもらうためにはチームワークを強める必要があると思い、全員が参加するミーティングを定期的に行うようにしました。
そして、一人ひとりが抱える問題を解決できるような環境作りに尽力してきました。
結果として、どのような雇用形態のスタッフであってもお互いをサポートできるような関係性を築けました。
周りからも雰囲気が良くなったと言われることが増えたので、環境作りをする能力はある程度あると自負しております。
また、以前は貴院と同じく産婦人科のクリニックで働いていたため、その知識や経験も生かして仕事ができると考えております。

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医療事務の面接を成功させるためのポイント

医療事務の面接を成功させるためのポイント

ここでは、医療事務の面接を成功させるためのポイントをご紹介します。

身だしなみを整えて清潔感を出す

面接で身だしなみを整えるのは当たり前のことですが、医療事務の場合は職場が医療機関になることから、より一層、清潔感が重要視されます。

また、明るい印象も大切です。
表情だけでなく、姿勢やしぐさにも気を配りましょう。

専門用語を勉強しておく

未経験者の場合は医療事務の現場で使われる基本的な専門用語を勉強しておくと、専門用語が含まれた質問が来ても対応できます。

医療事務の仕事について勉強したい場合は、以下の記事で紹介している初心者向けのテキストを利用すると良いでしょう。

>>医療事務の独学におすすめのテキストを紹介!わかりやすい本はどれ?

医療事務の仕事を選んだ理由を明確にする

事務の仕事は数多くありますが、そのなかでも医療事務を選んだ理由を面接で聞かれる場合が多いので、明確な理由を答えられるようにしておきましょう。
医療事務ならではの特徴を挙げ、自己PRと一緒に伝えられれば、面接官に好印象を与えることができます。
志望先の病院やクリニックに患者として通った経験があれば、そのときのエピソードを交えると、志望動機がより具体的になります。

自分の強みを伝えられる自己PRを考えよう

自分の強みを伝えられる自己PRを考えよう

医療事務の求人に応募しようと考えているものの、自己PRが思いつかない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
パソコンスキルやコミュニケーション力は医療事務でも役立つので、自己PRに盛り込むのがおすすめです。
これまでに同じような仕事をしていたなら、その経験を活かせることも盛り込むと良いでしょう。

これらのポイントを押さえ、あなたの魅力をしっかり伝えましょう。

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執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国37,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。   https://twitter.com/karu_keru

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