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登録販売者試験に受かりやすい県がある?各都道府県の傾向をチェック

登録販売者試験は地域ごとに内容が異なり、合格率に差が出ます。
合格率の高い県で受験すれば楽に試験に通れるのでは、と考える方もいるかもしれません。

この記事では、これまでの各都道府県の合格率をもとに、合格率の高い県で受験するほうが有利なのかどうかを解説します。
受験地の検討や今後の勉強法にお役立てください。

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登録販売者試験で受かりやすい県はある?

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各都道府県で合格率は異なります。
なぜなら、地域ごとに試験問題を作成しているからです。
難易度に格差が出ないよう、国が発行している手引きに沿って問題も作成されています が、合格率に差が出ているのが実情です。

都道府県別|登録販売者試験の合格率

令和元年から令和3年度までの合格率と平均値を都道府県別にまとめました。

都道府県 令和元年
合格率
令和2年
合格率
令和3年
合格率
平均値
北海道 64.3 47.4 42.4 51.4
青森 61.0 43.1 39.4 47.9
岩手 56.9 50.1 41.3 49.4
宮城 61.9 44.2 43.4 49.8
秋田 57.0 39.1 32.7 42.9
山形 60.0 44.4 38.5 47.6
福島 59.2 34.1 35.4 42.9
茨城 35.5 44.0 47.8 42.4
栃木 32.1 43.1 42.8 39.3
群馬 34.6 46.6 50.9 44.0
埼玉 23.4 30.1 40.8 31.4
千葉 24.8 34.4 41.4 33.5
東京 26.0 33.0 43.2 34.1
神奈川 28.2 38.7 48.8 38.6
新潟 35.8 37.6 46.2 39.9
富山 43.7 43.5 53.3 46.8
石川 37.1 43.1 51.9 44.0
福井 40.7 34.8 48.8 41.4
山梨 38.4 32.1 44.5 38.3
長野 31.9 31.8 46.1 36.6
岐阜 42.3 46.2 53.0 47.2
静岡 53.2 50.4 57.0 53.5
愛知 48.4 56.0 59.1 54.5
三重 47.5 53.1 52.2 51.0
奈良 57.5 35.5 48.9 47.3
鳥取 29.6 38.5 60.4 42.8
島根 39.6 50.0 57.4 49.0
岡山 34.3 49.4 64.9 49.5
広島 46.6 58.1 66.7 57.1
山口 37.1 54.0 68.8 53.3
香川 31.7 50.6 63.6 48.7
愛媛 34.0 48.2 64.6 49.0
高知 25.0 39.7 52.4 39.0
福岡 44.2 43.5 48.6 45.4
佐賀 42.1 39.7 39.4 40.4
長崎 48.2 41.8 44.0 44.7
熊本 40.9 43.2 43.9 42.7
大分 46.2 46.8 43.4 45.5
宮崎 39.3 35.3 42.9 39.2
鹿児島 35.4 36.5 35.1 35.7
沖縄 30.9 35.9 37.0 34.6
関西広域連合 58.8 39.7 56.3 51.6

平成24年度から令和元年までは 合格率50%〜60%を維持 し、不動の上位であった北海道・東北地方。
しかし、令和2年度と3年度は合格率が下がり、東北地方から最下位が出る結果となりました。
北海道は令和元年に合格率64.3%という好成績でしたが、令和2年度に47.4%と数字にして約17%落としています。

過去には、北海道・東北地方などの合格率の高い県に受験地を変更したり、近隣地域でいくつか受験し、合格率を上げたりする人もいました。
これは、合格率が上がる一つの要因と考えられています。

一方、今まで北関東や首都圏は合格率30%前後と低い年もあり 、難しいブロックといわれてきました。
しかし、令和3年度には軒並み40%前後、神奈川においては50%近い数字 になっており、令和元年の28.2% から大きく上昇しています。

登録販売者の試験について、合格率だけではなく難易度についても詳しく知りたい方は、次の記事を参照にしてください。

受かりやすい県ランキング3

実施年度 合格率の高い都道府県
令和元年 1位:北海道(64.3%)
2位:宮城県(61.9%)
3位:青森県(61.0%)
令和2年 1位:広島県(58.1%)
2位:愛知県(56.0%)
3位:山口県(54.0%)
令和3年 1位:山口県(68.8%)
2位:広島県(66.7%)
3位:岡山県(64.9%)

登録者販売者試験に受かりやすい県のランキングは上の表のとおりです。

令和元年の受かりやすい県3位に入っている北海道や宮城県、青森県は令和2年以降に姿を消しています。
令和2年に台頭してきたのは広島県と愛知県、山口県です。
また、令和3年も広島県と山口県は上位を保っており、近隣県の岡山県が3位に入りました。
そのため、ここ2年間は中国地方の合格率が高い傾向です。

合格率のランキングは常に一定ではなく、少しずつ変化しているため、合格率の高い県で受験しようとしても、思いどおりにいくとは限りません。
しかし、受験地の選び方の参考程度にはなるでしょう。

合格が難しい県ランキング3

実施年度 合格率の高い都道府県
令和元年 47位:埼玉県(23.3%)
46位:千葉県(24.8%)
45位:高知県(25.0%)
令和2年 47位:埼玉県(30.1%)
46位:長野県(31.8%)
45位:山梨県(32.1%)
令和3年 47位:秋田県(32.7%)
46位:鹿児島県(35.1%)
45位:福島県(35.4%)

前年と前々年度に最も低かった埼玉県 は40.8% と大きく上昇し、令和3年度は順位を上げています。
これまで低かった北関東や首都圏などの平均合格率が上昇したためか、前年度から大きく変わりのなかった秋田県・鹿児島県・福島県の3県がワースト3となりました。

以上から、年度によって多少のばらつきはあるものの、前年度の合格率が関連しているケースが見て取れます。
しかし、北海道・東北ブロックや首都圏のように、これまでの合格率から大きくも小さくも変動するケースもあります。

登録販売者の試験には、おおよその合格基準が設定されています。
試験の合格点について、より詳しく知りたい方は次の記事を参照にしてください。

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販売登録者試験の受かりやすさに差が出る理由

販売登録者試験の受かりやすさに差が出る理由

なぜ販売登録者試験は県によって合格率に差が出るのか、気になる人も多いでしょう。
ここでは、受かりやすさに差が出る理由として、以下の2つの理由を紹介します。

  • 県によって問題が異なる
  • エリアごとの共通問題がある

県によって問題が異なる

登録販売者の問題は厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」に基づいているため、基本的な出題範囲は同じです。
また、問題数も全120問と決まっています。

ただし、問題の作成や試験の運営は各都道府県が主催で行っているため、県によって問題内容が異なります。
それが、都道府県によって合格率が異なる理由の一つです。

また、登録販売者の試験は、試験日程や受験申し込み期日も都道府県ごとに異なるため、正しい情報を手にいれることが大切です。

登録販売者試験の詳しい内容を知りたい方は、次の記事を参照してください。

エリアごとの共通問題がある

地域によって受かりやすさが変わる理由として考えられるのが、共通問題です。
試験は北海道・東北ブロック、北関東・甲信越ブロックなど合計8のブロックに分かれて実施され、その地域ブロック単位で、共通問題が出題されることがあります。

実際に都道府県ごとの合格率を見ても、近隣地域で合格率が似通っている場合もあります。
そのため、この共通問題の難易度がブロックごとの合格率に影響を与えているとも考えられるでしょう。

登録販売者は他県で受験することも可能です。
詳しい内容を知りたい方は、次の記事を参照してください。

登録販売者試験は地域・県別の難しさを踏まえて対策を!

登録販売者試験は地域・県別の難しさを踏まえて対策を!

登録販売者の試験は各都道府県によって合格率の高い地域があること、合格率が前年度と似通っている傾向があること、合格率が大きく変動することなどを解説しました。
結果として、この県が有利だと断言できるものはありませんでした。

事実、過去に上位だった北海道・東北ブロックはこの2年で状況が変わっています。
地域の格差を解消すべく、また、新型コロナウイルスの影響で県をまたぐ受験を控えてほしいためとも推測できますが、少しずつ難易度の調整が入っているのではないかとも考えられます。

未経験でも受験できるようになり、参入障壁が下がったため、実際に受験する人数は増えてはいるでしょう。
受験者数は増えても、合格に求められるのは約7割の正答であり、上位何名という人数の足切りはありません。

都道府県の傾向をつかみ、しっかり勉強すれば、どの地域でも合格できるように問題は作成されています。
数字に縛られず、受験地ごとに対策を取り組むことが、最も効率の良い方法といえるでしょう。

登録販売者の試験に合格するには、しっかりと事前対策の勉強をする必要があります。
勉強方法は通学や通信、独学などさまざまです。
そのなかでも一人で勉強する独学について知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

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執筆者について

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