
社会福祉士の資格を活かして、公務員になりたいと考えている人もいるでしょう。
社会福祉士は社会福祉の増進を目的に設置されており、身体や精神の健康に支障がある人の福祉相談を行い、福祉サービスや医師などに連絡・相談するための国家資格です。
この記事では、社会福祉士が公務員になれるかを解説しています。
仕事内容やめざす方法も紹介しているので、参考にしてください。
目次
社会福祉士は公務員になれる
社会福祉士が公務員になることは可能です。
社会福祉士が地方公務員になる場合、福祉職として就職し、地域住民の福祉に携わります。
主な就職先としては、市区町村役場や、児童相談所、地域包括支援センター、公立病院などです。
市区町村役場に勤める場合は、福祉保健課や高齢・障害支援課、こども家庭支援課などが活躍の場になります。
国家公務員になる場合は、厚生労働省の「国家公務員総合職(人間科学)」や、法務省の「法務省専門職員(人間科学)」として就職することになるでしょう。
社会福祉士の公務員としての仕事内容
公務員として働く社会福祉士の仕事内容は、配属先によって異なります。
例えば、市区町村役場の福祉保健課であれば、窓口に立って住民からの健康相談を受けたり、地域福祉保険計画を策定したり、関係機関との連携を行ったりします。
社会福祉士が公務員になる方法
社会福祉士が公務員になるためには、公務員試験に合格することが必要です。
地方公務員の場合、自治体によって受験資格に違いはありますが、資格要件については社会福祉士の資格を持っていれば満たすことができるでしょう。
その他、精神保健福祉士や保育士などで、資格要項を満たせるケースもあります。
また、「30歳まで」「35歳まで」など、年齢制限が設定されていることもあるので、事前に確認が必要です。
社会福祉士の募集に限らず国家公務員試験を受ける場合は、4年制大学卒業であることと、年齢制限を満たせば受験することができます。
ただし、合格の難易度は地方公務員よりもかなり高いです。
社会福祉士の資格を活かして公務員をめざそう
社会福祉士は公務員になることができます。
活躍の場は、市区町村役場や児童相談所、地域包括支援センターなど、自治体が運営する各種施設です。
公務員になるためには、受験資格を満たしたうえで、公務員試験に合格する必要があります。