
歯科医師の働き方には正社員や自営業などがありますが、なかにはパート・アルバイトとして働いている人もいます。
職業によってはパート・アルバイトよりも正社員のほうが優遇されているケースがありますが、歯科医師の実態はどうなのでしょうか。
この記事ではパート・アルバイトとして働く歯科医師の時給相場について、わかりやすく解説します。
歯科医師をめざしている方やパート・アルバイトで働きたいと思っている方は、参考にしてみてください。
目次
歯科医師は非常勤で働けるのか
歯科医師は、非常勤として働くことも可能です。
それどころか歯科医師の非常勤の求人は多い傾向にあり、常勤と非常勤をかけ持ちして働いている人も珍しくはありません。
また、非常勤の歯科医師として働くことで常勤より高い収入を得られるケースもあり、条件によっては短時間で高時給を見込めます。
担当医制ではないぶん、ゆとりを持って時間に追われず働きやすいため、ライフスタイルを優先したり自分のスキルを磨いたりすることも可能です。
場合によっては、新人研修のために一時的にパート・アルバイトとして雇用されることもあるなど、非常勤の歯科医師はさまざまな場所で求められています。
歯科医師の時給
歯科医師がパート・アルバイトとして働く場合の時給を見ていきましょう。
令和4年賃金構造基本統計調査によると、全国で働く歯科医師のパート・アルバイトの平均時給は5,817円と高額な傾向です。
また男性は7,132円であるのに対し、女性は4,510円となっていて、2,500円以上の差があることがわかりました。
実際には1求人内で給与幅が数千円~1万円以上など、給与幅の広い職種でもあります。
勤務地や立地によっても差がありますので、周辺歯科をしっかり検討すると良いでしょう。
なお、歯科医師の収入については以下の記事でも紹介しているため、気になる方はご参照ください。

歯科医師の時給を把握して働き方を選ぼう
歯科医師がパート・アルバイトとして働く場合の平均的な時給について紹介しました。
歯科医師は非常勤として働けるほか、常勤と非常勤をかけ持ちして働くこともできます。
また、時給制で働いたとしても、比較的高い収入を得られることがわかりました。
よって非常勤の歯科医師は、ワークライフバランスを重視しつつも高収入を期待できる働き方といえるでしょう。
地域や勤務先によっても条件は異なるため、時給をしっかりと把握したうえで、自分の状況に合う働き方を見つけてみてください。