
保育士は一般的に日勤が多いですが、施設などによっては夜勤がある場合もあります。
この記事では、保育士の夜勤がある施設や、夜勤の際の仕事内容などについて解説しています。
給料についても触れているので、保育士の夜勤として働きたい人は参考にしてください。
目次
保育士の夜勤がある施設とは?
保育士の夜勤がある施設は、夜間保育を行う保育園や、院内保育などです。
夜間保育は、両親とも夜間に働いている家庭などであっても、子どもを一人にすることがないよう実施されています。
ただし、実施している保育園はそれほど多くありません。
また、病院のなかには、夜勤が多くなりがちな医療従事者が子どもを預けられるよう、院内保育を実施しているところもあります。
保育士の夜勤の仕事内容は?
保育士の夜勤では、日勤と大きく違う点がいくつかあります。
まず大きく違う点は、18時の夕食後に入浴を行う必要がある点です。
入浴後には寝かしつけや、夜泣きへの対応などもあるので、日勤とは違った大変さがあるでしょう。
ただし夜間は、基本的に子どもたちは寝ているので、職員も仮眠を取ったり事務作業を行ったりする時間が持てます。
行事や日中に行うような散歩などもないため、比較的業務量は落ち着いているといえるでしょう。
保育士が夜勤をするメリット・デメリット
続いて、保育士が夜勤のある職場で働く際の、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
メリット|深夜手当が支給される
保育士の夜勤をするメリットとしては、深夜手当が支給される点があげられます。
深夜手当がつくと、賃金が日勤より25%以上の割増となるため、より多く稼ぐことが可能です。
例えば、日勤の時給が1,200円の保育園であれば、夜勤時の時給は1,500円となります。
保育士の給料については、下記の記事で解説しているので、参考にしてください。
デメリット|生活リズムが崩れやすい
保育士の夜勤のデメリットは、生活リズムが崩れやすい点です。
日勤と夜勤の両方がある場合は、規則的な生活を送ることが難しく、負担に感じることもあるでしょう。
特に子どもがいる場合は、子どもの生活リズムに合わせる必要があるため、夜勤明けに朝ご飯やお弁当を作るなど、家事をしなければいけないこともあります。
体力に自信がないと、家庭と両立しながら働き続けることは難しいでしょう。
保育士の夜勤は収入を得やすいが大変な面もある
保育士の夜勤は深夜手当が支給されるため、日勤よりも収入を得やすいです。
しかし、生活リズムが崩れやすいため、体力的な負担が大きい側面もあります。
保育士の夜勤は収入だけでなく、体力的な部分も考えて長期的に働けるかを判断しましょう。