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介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の難易度は?不合格時の対応も解説

この記事の監修者
さとひろ
【​資格​】
​​社会福祉士・公認心理師・介護支援専門員・介護福祉士・第二種衛生管理者など​

​​【プロフィール】​
​​特別養護老人ホームの生活相談員。介護職員やケアマネジャーも含めて約20年の経験あり。施設に勤めながら、ライターとして介護・福祉系の記事を執筆。​

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護の仕事を始めるうえで基本となる資格です。
この資格を取得することで、介護の現場で働く基礎的な知識とスキルを身につけることができます。

しかし、資格取得に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、介護職員初任者研修の難易度や合格率、そして万が一不合格になった場合の対応について詳しく解説します。
これから資格取得をめざす方や、すでに受講中の方にとって参考になるでしょう。

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介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の難易度や合格率はどのくらい?

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の難易度や合格率はどのくらい?

介護職員初任者研修の難易度や合格率については、多くの方が気になるところではないでしょうか。
この資格は、介護の仕事を始めるための入り口となる重要な研修です。

実際のところ、この研修はどの程度の難しさなのでしょうか。
また、合格するためにはどの程度の努力が必要なのでしょうか。
以下で、難易度や合格率の詳細、そして合格ラインについて解説していきます。

介護職員初任者研修の難易度と合格率

介護職員初任者研修の難易度と合格率について、多くの方が気になるところだと思います。
介護の仕事を始めるための基礎となる重要な資格ですが、実際のところどの程度の難しさなのでしょうか。
ここでは、研修の難易度や合格率について、具体的な数字を交えながら詳しく解説していきます。

難易度は比較的低めでしっかり受講していれば合格しやすい

介護職員初任者研修は、介護職員にとって基礎的な資格であり、難易度は比較的低めです。
真面目に講義を受講していれば、ほぼ間違いなく合格できる内容となっています。

万が一不合格になったとしても、再試験を受けられる制度が整っているため、安心して学習に取り組むことができます。
ただし、試験の難易度が低いからといって油断は禁物です。
また、再試験を一定回数受けると追加料金がかかるスクールもあるため、注意しましょう。

講義を欠席すると試験が受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
規定の出席日数を満たし、真剣に学習に取り組むことが合格への近道となります。

合格率は90%以上

介護職員初任者研修の合格率は90%以上と非常に高く、ほとんどの受講者が合格できる傾向にあります。
この高い合格率の背景には、研修の目的が大きく関係しています。

研修後に実施される初任者研修修了試験は、受講者を落とすことが目的ではありません。
むしろ、学んだ内容が身についているかどうかを確認することが、主な目的となっています。
そのため、合格率が高くなっているのです。

ただし、合格率が高いからといって、まったく勉強しなくても大丈夫というわけではありません。
普段から真面目に受講し、課題にもしっかりと取り組むことで、高い確率で合格できると考えて良いでしょう。

合格ラインは70点(100点満点)

介護職員初任者研修修了試験の合格ラインは、100点満点中70点以上とされています。
この基準は、多くの受講者にとって十分に達成可能な目標といえるでしょう。

試験内容自体も難しくはなく、出題形式もほとんどが選択式となっています。
普通に講義を受講し、適切に復習を行えば、70点を取ることは十分に可能です。
そのため、過度に心配する必要はありません。

また、満点を取る必要はないことも覚えておきましょう。
多少わからない問題があっても、不安になることなく確実にできる問題を解いていけば良いのです。

重要なのは、講義で学んだ内容をしっかりと理解し、基本的な知識を身につけることです。
そうすることで、70点以上を獲得し、合格する可能性が高まります。

もし試験に落ちた場合どうすれば良い?

介護職員初任者研修の試験に落ちてしまった場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
合格率が高いとはいえ、不合格になってしまう可能性もゼロではありません。

ここでは、万が一試験に落ちてしまった場合の対処法について詳しく解説します。
再試験の制度や効果的な勉強方法など、不合格になっても諦めずに資格取得をめざすためのポイントをお伝えします。

一度試験に落ちても合格するまで再試験を受けることが可能

介護職員初任者研修の試験に一度落ちたとしても、諦める必要はありません。
合格するまで何度でも試験を受けることができる制度が整っています。

不合格になったからといって、カリキュラムを一から受け直す必要はありません。
ただし、追試を受けない場合は修了証が発行されず、はじめからカリキュラムを受講しなければならないため注意が必要です。

不合格になっても諦めず、復習を行ったうえで再試験に挑戦することをおすすめします。
これにより、効率的に資格取得をめざすことができます。

ただし、すべてのスクールが再試験を実施しているわけではありません。
また、再試験に追加費用がかかる場合もあります。
そのため、事前に受講スクールに再試験の制度や費用について確認しておくことをおすすめします。

苦手分野を把握し重点的に勉強することができる

不合格になったとしても、それは苦手分野を克服するチャンスととらえることができます。
再試験に向けて苦手分野を重点的に勉強することで、より確実に合格をめざすことができるのです。

まずは、不合格となった原因を冷静に分析しましょう。
どの分野の理解が不十分だったのか、どのような問題で躓いたのかを把握することが重要です。

そのうえで、カリキュラムの内容を再度復習し、特に苦手な部分に焦点を当てて学習を進めましょう。
これにより、再試験での合格につながる可能性が高まります。

わからない点があれば、そのまま放置せずに積極的に解決することが大切です。
講師に質問したり、参考書やインターネットで調べたりして、理解を深めるようにしましょう。

このように、不合格を前向きにとらえ、苦手分野の克服に努めることで、再試験での合格はもちろん、将来の介護の仕事にも役立つ知識とスキルを身につけることができます。

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の難易度はそれほど高くない

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の難易度は、多くの人が心配するほど高くありません。
この研修は介護職員にとって基礎的な資格であり、真面目に講義を受講し、学習に取り組めば合格できる内容となっています。

合格率は90%以上と非常に高く、ほとんどの受講者が無事に資格を取得できています。
修了試験の合格ラインも100点満点中70点以上と、適切に学習すれば十分に達成可能な基準です。

万が一不合格になっても、再試験の制度が整っているため、諦めずに挑戦を続けることができます。
むしろ、不合格を苦手分野克服のチャンスととらえ、より確実に合格をめざすことができるでしょう。

重要なのは、講義をしっかりと受講し、課題や復習に真摯に取り組むことです。
そうすることで、介護の基礎知識とスキルを身につけ、高い確率で資格を取得できるはずです。
介護職をめざす方々は、自信を持って挑戦してください。

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