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医療事務でブランクがあるパート・アルバイトの志望動機の書き方は?例文付きで紹介

本記事は、医療事務のパート・アルバイトとして働きたいけれど、ブランクがあるという際の、志望動機の書き方をご紹介します。
後半には失敗例も記載しているので、成功と失敗を分ける要素を十分に理解し、受かる志望動機を書きましょう。

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医療事務のパート・アルバイトで働くための志望動機|ブランクあり「経験者」編

医療事務のパート・アルバイトで働くための志望動機|ブランクあり「経験者」編

医療事務で働いたことがあるけれど、ブランクがあるという場合の志望動機の書き方をご紹介します。
2パターンの書き方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ブランクの理由を明記する場合の書き方

ブランクがある場合は、ブランクの理由を明記しましょう。

ブランクの間に経験したことも、病院にとって魅力になることもあります。
特に、子育てや介護の経験などは、医療の現場では活かされます。
ブランク中に資格取得した場合は、その旨も記載しましょう。

以下、ブランクの理由を明記した志望動機の一例です。

私は一度医療事務として働いていましたが、育児のため退職し ました。

離職中は子どもの世話や家事などに尽力し、自己成長にもつながったと思っています。

また、子どもの病気の際には医師や看護師、病院スタッフの丁寧な受け答えに励まされ、患者や付き添いの保護者としての立場も実感できました。

患者と医療事務の両方を経験し、それぞれの気持ちがわかる立場を活かし、医療事務で患者さんと貴院に貢献させていただきたいです。

医療事務の経験を活かした志望動機の書き方

医療事務で働いた経験を詳しく伝える志望動機も魅力的です。
実務経験は積極的にアピールしましょう。

医療事務で働いたことがある場合は、経験を通して感じたことや、ブランク後に医療事務の経験をどう活かしていきたいかを明確に記載してください。

自身の経験を具体的に明記して、魅力を伝えましょう。

私は医療事務として合計3年間勤務し、医療事務全般の業務を経験してまいりました。

勤務3年目には、後輩の指導も任されました。
ただ単に医療事務として患者さんに対応するだけでなく、後輩たちが成長する姿にも新たなやりがいを感じることもできました。

貴院では、資格取得などの支援も行っていると伺い、医療事務職に従事しながらスキルアップをめざせると思い志望いたしました。

医療事務でパート・アルバイトとして働くための志望動機|ブランクあり「未経験者」編

医療事務として働きたいけど、今まで医療事務職の経験がない場合の志望動機の書き方をご紹介します。
経験別でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

未経験で今までの仕事を活かした志望動機の書き方

医療事務としては未経験でも、今までの仕事を活かした志望動機の書き方をご紹介します。
2つの職種経験からご紹介しているので、自分のスキルを活かした志望動機を書きましょう。

今まで事務経験がある場合

医療事務と近い職種として、一般事務が挙げられます。
そのため、事務経験がある場合は経験を明記して魅力を伝えることができます。

一般事務とは違い、医療事務では患者さんとのコミュニケーションが発生するので、事務作業だけではなく患者さんと接する機会も魅力に感じることを伝えれば、なぜ一般事務ではなく医療事務を志望したのかも明確に説明できるでしょう。

私は営業事務として5年間勤務し、経理など事務全般の業務を経験してまいりました。

子育てを終えてあらためて仕事に就きたいと思い、事務としての経験を活かせる仕事を探していた際に、貴院の求人を拝見しました。

私が患者として来院した際には、あたたかい言葉や対応に感銘を受けました。
私もこのような職場で働きたいと思っております。

事務の経験を活かして、貴院の医療事務の現場でスキルアップをめざしたいと思い、志望させていただきました。

販売や接客業などコミュニケーション能力を活かす場合

医療事務は患者さんに直接対応する機会があるため、コミュニケーション能力が必要です。

販売や接客業などの経験があれば、働いていた期間に培ったコミュニケーション能力を強みとして明記できます。

働いていた期間のコミュニケーション能力については、具体的なエピソードを記載することで、より信憑性が増すでしょう。

私は飲食業で3年間勤務し、接客を経験してまいりました。

子育て期間によるブランクはありますが、飲食業の接客で学んだコミュニケーション能力を活かした職場で働きたいと思い、貴院に応募させていただきました。

飲食業ではさまざまなお客様が来店し、なかにはご意見をいただく場合もありましたが、私のコミュニケーション能力を活かし、最終的には感謝のお気持ちを受けた経験もあります。

貴院に検診でお邪魔した際には、受付の方があたたかい言葉で受け入れてくれ、安心して検診を受けられました。

医療事務の仕事では、飲食業のサービスを通して培ったコミュニケーション能力を活かして、患者さんの不安を取り除くことができたらと思っております。

取得している資格を活かした志望動機の書き方

医療事務として働くには、特に資格は必要ありません。
しかし、医療事務の仕事に活用できる資格があるならば、志望動機に明記することは可能で、採用する側にもメリットとして伝わります。

例えば、医療事務職に活用できる資格は以下です。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医療事務管理士
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務認定実務者

ブランクの間に上記資格を取得していれば、ぜひ志望動機に明記しましょう。

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ブランクあり|医療事務の志望動機の失敗例

ブランクがある医療事務の志望動機で、間違えやすい書き方をご紹介しています。
以下の2つに気を付けながら、魅力的な志望動機を書いていきましょう。

ブランクが長く、古い経験をアピールしてしまう

ブランクが長いケースで、あまりに古い経験を記載していると、経験者として扱われない場合があります。
志望動機には、ブランク前の具体的な経験ではなく、その経験を踏まえたうえで、なぜ再び医療事務で働きたいと思ったのかを明記することが大事です。

ブランクが長い場合は、ブランク期間中の経験や、医療事務で働きたいというポジティブな志望動機を記載すれば、面接の際にもネガティブなイメージを与えることもありません。
自身のブランク期間を考慮し、ブランク前の経験やブランク期間中の経験を記載するのか、あるいは医療事務で働きたいというポジティブな志望を明記するのかを判断しましょう。

「教育費が必要なので」など自分本位な内容を書いてしまう

病院が求める人材は、病院にとってメリットのある人材です。

病院にとって魅力的な人材になるためには、自分本位な志望動機をアピールすることはあまり良くありません。

自分本位の志望動機として挙げられる例としては、以下のようなものがあります。

  • 教育費が必要
  • 育児のため一番近い病院で働きたい
  • 勤務時間が短い
  • 仕事内容が楽そう

ただし、上記の理由も書き方次第では、病院にとってもメリットのある志望動機となります。

以下のようなものが、例として挙げられるでしょう。

  • NG例 育児のため一番近い病院で働きたい
  • OK例 近い病院を選んで、育児と両立して長く働きたい
  • NG例 勤務時間が短い
  • OK例 自分に合った勤務時間で、より長く働ける病院に就きたい

自分の強みを活かした志望動機で医療事務に挑戦しよう

ブランクがありながら医療事務としての就職をめざす人は、自身ならではの強みや、ブランク期間中の経験を活かした志望動機を書くのがおすすめです。

強みやブランク期間中の経験を活かした志望動機で、働きたい職場から医療事務職の内定をもらいましょう。

医療事務で働きたい場合や、新卒で働きたい場合の志望動機は、以下の記事でも紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

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執筆者について

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