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助産師の仕事のやりがい・魅力とは?なって良かったと思う瞬間

助産師に関心を持っている方のなかには、将来助産師になりたい方や助産師のやりがいを知りたい方などがいらっしゃるでしょう。
また、現時点で助産師の仕事がきついと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、助産師という仕事のやりがいや魅力をあらためてお伝えします。
助産師になって良かったと思う瞬間ややりがいを知れば、助産師の仕事への意欲も湧いてくるかもしれません。
助産師としてのキャリアアップも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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助産師のやりがい・なって良かったと感じる瞬間は?

助産師のやりがい・なって良かったと感じる瞬間は?

助産師として業務でやりがいを感じたり、助産師になって良かったと感じたりする瞬間には、以下の3つが考えられます。

  • 産まれてきた赤ちゃんを取り上げたとき
  • 出産後にお母さんと達成感を分かち合えたとき
  • お母さんやご家族から感謝されたとき

一つずつ詳しく見ていきましょう。

産まれてきた赤ちゃんを取り上げたとき

助産師は産前から産後までの妊産婦のトータルサポートをする専門職です。
なかでも分娩介助は新しい命の誕生に出会える特別な業務です。

分娩前には体をさすったり、声がけをしたりして、陣痛に耐えて分娩に挑む妊婦さんの心身をケアします。
赤ちゃんを取り上げたあとは、正常に呼吸できるように赤ちゃんの口や鼻、のどから粘液を取り除きます。

赤ちゃんが元気に産まれてくるのは奇跡的なことです。
そんな貴重な瞬間に立ち会い、サポートできることにやりがいを感じている助産師は多いでしょう。

また、お産は病院で行われる他の診療や治療とは異なり、命の誕生に立ち会うことができるため、喜びや笑顔に出会える可能性の高いシーンです。
出産にともなう喜びを共有できることから、助産師になって良かったと思う人もいるでしょう

出産後にお母さんと達成感を分かち合えたとき

分娩は産婦人科医が対応するものと思われがちですが、正常分娩の場合は助産師が赤ちゃんを取り上げるケースもあります。
陣痛から分娩、産後まで、長時間そばについてサポートするのは、実は産婦人科医ではなく助産師です。

そのため助産師は、妊産婦さんとの間に深い信頼関係を築けることがあります。
人生の大仕事である出産に妊産婦さんと一緒に挑み、大きな喜びと達成感を分かち合えるのも助産師の良いところです。

お母さんやそのご家族から感謝されたとき

助産師は、妊産婦さんやご家族と喜びを共有できる仕事です。
出産時に助産師ができるのはあくまで助産行為ですが、不安を抱える妊産婦さんにとって、助産師は心強い存在でしょう。

助産師も「ありがとう」と感謝されるとうれしくなります。
感謝されるために仕事をしているわけではなくても、献身的に介助した分、喜んでもらえるとうれしいものです。

感謝されることで、さらにがんばろうと思えたり、より良い助産師になろうと意欲が湧いてきたりすることもあるでしょう。

助産師の仕事の魅力とは?

助産師の仕事の魅力とは?

きついといわれる助産師ですが、魅力の多い仕事でもあります。
助産師の魅力は、以下の3つです。

  • 生命の誕生に立ち会える
  • 収入は比較的高め
  • 開業権を持っている

生命の誕生に立ち会える

助産師の大きな魅力は、生命の誕生に立ち会えることではないでしょうか。
出産に立ち会える職業には看護師もありますが、看護師に助産行為はできません。

助産師は正常分娩なら助産行為も行え、直接的に出産に関われます。
出産は命がけで、何時間もかけて生命を生み出す行為です。
元気な赤ちゃんが誕生したら、感動的でかけがえのない瞬間になるでしょう。

陣痛で苦しむ妊婦さんに寄り添い、一緒に分娩に挑み、無事に元気な赤ちゃんを迎えたときの喜びはひとしおです。

収入は比較的高め

比較的収入の水準が高い職業であることも、助産師の魅力の一つです。
助産師と比較されやすい職種に看護師がありますが、収入面ではどうでしょうか。
助産師と正看護師、准看護師の収入を比べてみましょう。

助産師の年収 約570万円
正看護師の年収 約492万円
准看護師の年収 約370万円

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、助産師の収入は正看護師より約80万円高く、准看護師より約200万円高くなっています。

助産師になるには、看護師資格と助産師資格が必要です。
また、看護師にはできない助産行為も助産師は行えるため、助産師の収入が高くなる傾向にあるといえるでしょう。

開業権を持っている

助産師は開業権を持っているため、独立して助産院を開業できます。
助産院では、病院やクリニックなどと違い自分が管理者になりリーダーとして出産のサポートができます。
理想の助産師像に近づくこともできるでしょう。

ただし、助産師は正常分娩にのみ対応できるため、異常分娩の場合を考慮して提携病院を確保する必要があります。

助産師は出張助産師として働くこともでき、地域と密着してお産のサポートができるのもポイントです。

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助産師の苦労と求められること

助産師の苦労と求められること

助産師の仕事はきついといわれますが、具体的に大変なのはどのようなことでしょうか。
助産師の仕事で特に大変なことと、助産師に求められる資質をまとめます。

助産師の大変なこと

助産師はやりがいのある仕事ですが、苦労する部分もあります。
特に大変なのは、命と向き合うこと、そして体力勝負であることです。

命と向き合う苦労

助産師は妊娠や出産などの明るいイベントに立ち会える仕事ですが、命と向き合う仕事であり、当然つらい状況にも関わらなければなりません。

出産は急変することも多く、順調な経過をたどっていた妊婦さんでも、突然のトラブルによりICUなどに搬送されるケースもあります。
助産師として流産や死産にも対応せねばならず、場合によっては中絶手術にも立ち会うこともあり、覚悟が必要です。

幸せな出産と対極にある悲しい状況には、つらさを感じる助産師も多くいます。
しかし、助産師は悲しみのなかでも気持ちを切り替え、つらい状況下にある妊婦さんやご家族を支えなければなりません。

体力勝負

助産師は体力が必要な仕事です。

出産はいつ始まるかわからず、また、どのくらいの時間かかるかも予測不可能です。
シフト制であっても残業をしなければならなかったり、夜間や休日に急に呼び出されたりするケースもあります。
複数のお産が重なると、休む間もなく対応しなければなりません。

また、分娩介助中は腰を曲げた体勢で30分以上過ごすこともあり、体にも負担がかかります。
助産師になるには、健康な身体と、十分な体力が必要といえます。

助産師さんが具体的にどのようなことをきついと思っているかを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

助産師の仕事に求められること

では、助産師に求められる特性はどのようなものでしょうか。
助産師に向いているのは、以下のような特徴を持っている方といえます。

  • メンタルが強い
  • 臨機応変に対応できる
  • コミュニケーション能力が高い
  • 協調性がある

前述したように、助産師はつらい場面にも立ち会います。
そんなときに妊婦さんやご家族の精神状況に影響を受けると、業務に支障をきたしかねません。
悲しい気持ちになるのは仕方ありませんが、精神的ダメージを受けても、自力で回復できる強さが求められるでしょう。

また、出産はいつ始まって終わるのか、スムーズに進行するのかどうかが予測不可能です。
そのため、助産師には臨機応変に対応できる能力が不可欠といえます。

さらに、助産師には高いコミュニケーション能力と、協調性も求められます。
病院では医師や看護師と協力して働くだけでなく、妊婦さんやご家族ともやりとりを重ねなければならないからです。

助産師に向いているかどうかを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

やりがいを求めるなら助産師のキャリアアップも検討

やりがいを求めるなら助産師のキャリアアップも検討

助産師をめざす方や助産師をしている方のなかには、助産師としてどのようなキャリアアップが可能なのかを知りたい方もいるでしょう。

助産師には、大きく以下の3つのキャリアアップルートがあります。
それぞれを詳しく解説しましょう。

  • 母性専門看護師
  • 助産院の開院
  • 訪問助産

母性専門看護師

母性専門看護師とは、高度なケアの技術と知識を身につけて、ハイリスクなケースを含めた妊婦さんや胎児、新生児をケアする看護の専門職です。

2019年12月の時点で、全国に81名の母性専門看護師が活躍しています。
(出典:母性看護専門看護師とは│日本母性看護学会オフィシャルサイト

母子専門看護師になるには、看護師免許を有したうえで、看護系大学院修士課程を修了する必要があります。
また、実務研修が通算で5年以上必要であり、そのうち3年以上は看護専門分野の実務研修でなければなりません。

条件を満たしてもすぐに母性専門看護師になれるわけではなく、(公社)日本看護協会が行う認定審査(書類審査・筆記試験)に合格し、認定書の交付を受ける必要があります。

助産院の開院

助産師は独立して助産院を開業できる開業権を持っています。
助産院を開業する場合、助産師は施設の管理者になります。

開業した助産院に医師は在籍せず、通常は正常分娩のみを扱い、異常分娩の場合は提携病院と連携が必要です。

助産院のなかには、分娩を扱わず、産前産後のケアのみを行う助産院もあります。
病院やクリニックなどとは異なり、助産院では地域密着型のサービスを提供可能です。
また、産後ケアや育児相談など、さまざまなアプローチで母子をサポートできます。

訪問助産

訪問助産では、助産師が妊産婦さんの家を訪問してケアします。
助産師によって内容は異なりますが、産前や分娩、産後のケア、授乳・断乳・卒乳、メンタルケアなど、継続的に広範囲にわたるサポートを行います。

妊産婦さんや赤ちゃんは慣れ親しんだ自宅で、リラックスしてケアを受けられるのがメリットです。
訪問することで、助産師としてもご家族とのつながりも深められ、より強固な信頼関係を築きやすくなるでしょう。

助産師は感動の瞬間に立ち会えるやりがいのある仕事

助産師はきつくて大変といわれることもありますが、やりがいが多く魅力的な仕事です。
求められることが多く、つらい状況に直面すると心が折れてしまうこともあるかもしれませんが、つらい体験以上の喜びにも出会える仕事だといえるでしょう。

生命が誕生する感動の瞬間に立ち会える助産師の仕事に、ぜひ挑戦してみませんか。
助産師に興味を持った方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

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執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国54,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。 https://twitter.com/karu_keru

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