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看護師が申し送りをスムーズに行うコツは?テンプレートも紹介

看護師の仕事では、前任者から後任者に状況報告を行う「申し送り」があります。
業務の進捗を伝えるために重要なものですが、伝え方を間違えると、相手に正しい情報が伝わらずトラブルに繋がりかねません。

申し送りをスムーズに行うためには、要点を整理して伝えるなどいくつかポイントがあります。
この記事では、看護師の業務で申し送りをスムーズに行うためのコツを紹介します。
あわせてテンプレートも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

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看護師が申し送りをスムーズに行うためのコツ

看護師が申し送りをスムーズに行うためのコツ

看護師が申し送りをスムーズに行うためには、以下の5つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • 要点を整理する
  • 事実と所感を分ける
  • 他の人のやり方を参考にする
  • 数字を使う
  • テンプレートを使う

それぞれ詳しく解説します。

要点を整理する

申し送りをスムーズに行うためのコツは、要点を整理することです。
業務を担当していた時間や勤務中にあった出来事、患者さんの様子や医師の指示などを随時メモに残しておくことが有効です。

文章は句読点を用いて区切り、できるだけ短く読みやすい内容にしましょう。
いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どうしたと、5W1Hを意識して書くと内容が把握しやすいだけでなく、正確な申し送りができるようになります。

事実と所感を分ける

事実と所感を分けることも、申し送りをスムーズに行うためのコツです。
なぜなら、実際に起こった出来事を説明するときに、自分が感じたことや推測も書いてしまうと、わかりにくくなってしまい、うまく伝わらなくなる可能性があるからです。

事実の部分に所感は不要ということになります。
そのため、「ここからは所感ですが」というように伝えたいことを分け、事実とは別に「こういった可能性がある」「こうしたほうが良いと思われる」といった意見を述べましょう。

他の人のやり方を参考にする

申し送りが苦手な人は、他の人のやり方を参考にする方法もあります。
聞いていてわかりやすいと感じる人がいれば、積極的に取り入れてみましょう。

伝える項目や情報の内容など、なぜわかりやすいと感じたのかを分析して、自分に足りないものを取り入れていきます。
自分には足りない見習うべきポイントを見つけて積極的に真似することで、相手に伝わりやすい申し送りができるようになるでしょう。

数字を使う

数字を使うと、申し送りをスムーズに行うことができます。
血圧や熱、使用した薬の量や薬を使用した時間など、明確な数値を入れると、わかりやすくなるからです。

例えば、「朝食前の検温では36度でしたが、午後から発熱して夕食前の検温では38度でした」などと伝えます。
患者さんの様子や行った処置内容を伝える場合などには、具体的な数字を入れてわかりやすく伝えることを心がけましょう。

テンプレートを使う

あらかじめテンプレートを用意しておくことも、申し送りをスムーズに行うためのコツといえます。
テンプレートがあれば、伝える内容が統一できたり、言い回しに困ったときも役に立つでしょう。

伝える項目や順番を記載しておくだけでも、申し送りの時間短縮に有効です。

テンプレートは、部署ごとに用紙でつくっておくことをおすすめします。
看護師の経験やスキル、苦手や下手に関係なく、緊張せずに同じレベルの申し送りができるようになるからです。

看護師が患者さんの申し送りをスムーズに行うためのテンプレート

看護師が患者さんの申し送りをスムーズに行うためのテンプレート

看護師が患者さんの申し送りをスムーズに行うためのテンプレートは、どういった内容でしょうか。
ここでは、例文を紹介します。

入院している患者さんの場合

入院している患者さんの申し送りをスムーズに行うためには、以下のような内容を伝えます。

  • 患者さんの容体
  • 治療や処置を行った際の内容と経過
  • 医師からの指示

こういった内容をふまえたうえで、入院している患者さんの場合のテンプレートは、以下のようになります。

100号室のAさんですが、10日12時に◯の薬を◯ml投薬しました。
担当の医師からの指示により、14時に◯の薬を◯ml投与しています。
いまのところトラブルはありません。
次は18時に◯を投与することになっていますので、投与の説明と実施をお願いします。

入院している患者さんの場合は、患者さんの容体や処置内容、医師からの指示を、具体的な数値を交えてわかりやすく伝えましょう。

新規の入院患者さんの場合

新規の入院患者さんの申し送りをする際には、以下のような内容を伝えます。

  • 氏名や年齢などの個人情報
  • 独歩・担送・護送の移送区分
  • 病状や病歴
  • アレルギーの有無
  • 検査情報
  • インフォームドコンセントの内容

こういった内容をふまえて、新規の入院患者さんの申し送りをする際のテンプレートは、以下のようになります。

10月1日、33号室に65歳の男性のAさんが入院しました。
病状はBで、10月5日にCの検査を受けるために◯から転院しました。
独歩可能でアレルギーはありません。
Cの検査を受けるために10月3日にD病棟に転棟予定です。
ご本人とご家族には説明のうえ同意済みです。

新規の入院患者さんの場合は、個人情報や病状、アレルギーの有無など基本的な情報を伝えましょう。

看護師は申し送りをスムーズに行うコツや方法を知って活かそう

看護師が申し送りをスムーズに行うためには、要点を整理する、事実と所感を分けるなどのコツがあります。
そのほか、他の人のやり方を参考にしたり、数字やテンプレートを使ったりする方法もあります。

この記事を参考にし、申し送りをスムーズに行い、業務に活かしましょう。

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