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認定看護師になるには費用はいくらかかる?内訳も解説

認定看護師は専門性を高められる資格であり、取得を検討している看護師もいるでしょう。
しかし、いざ取得を考えると取得費用が気になるものです。

この記事では、認定看護師になるためにかかる費用を詳しく解説しています。
内訳も紹介しているので、認定看護師をめざす際の参考にしてください。

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認定看護師になるための費用について

認定看護師になるための費用について

認定看護師になるための費用について、詳しく解説します。

認定看護師になるための費用は100万円以上

認定看護師の費用は、受講する教育課程などにより変わりますが、おおむね100万円~200万円程度と考えておくと良いでしょう。
費用の具体的な内訳は、下表を参考にしてください。

科目 費用
入学検定料 5万円程度
入学金 5万円程度
授業料 100万円程度
特定行為研修 20万円程度
審査料 51,700円 (税込)
認定料 51,700円 (税込)
合計 140万3,400円

受けたい専門分野での講座を開講している教育機関が遠方の場合は、これ以外にも短期的な引越しにかかる費用も必要です。
また、受講にはノートパソコンも必要になるので、引越し費用やノートパソコン代などを加味すると、最大で200万円程度かかると考えておきましょう。

また、認定看護師の資格取得要件は近年一部変更となっているので、以下の記事も併せて一読することがおすすめです。

勤務先によっては費用を病院負担にできる

認定看護師の資格取得費用は非常に高額になるため、勤務先によっては病院が費用を負担してくれることもあります。
病院によっては研修期間中の給与を保証したうえで、学費などの料金を全額負担してくれるケースも見られます。

病院負担にできるかできないかで個人の支払い金額が大きく違うので、事前に確認しておきましょう。
ただし、病院の制度を利用して資格を取得した場合は、一定の期間以内に退職すると全額負担になるなどの条件があることが多いため、注意が必要です。

奨学金制度の利用もできる

認定看護師の資格取得にかかる費用がどうしても工面できないという場合は、奨学金の利用も可能です。
公益社団法人日本看護協会では、年額120万円まで一括貸与してくれます。

貸与期間は1年間で、貸与年度の翌年7月から返還が開始されます。
返還期間は2年間なので、120万円の貸与を受けて月賦返済する場合は、月5万円ずつの返還で完済可能です。

認定看護師は取得に非常にお金がかかるので、取得をめざす前にメリットとデメリットを押さえておくことが大切です。
以下の記事では認定看護師のメリットとデメリットを解説しているので、参考にしてください。

認定看護師になるには費用がかかるが場合により負担を減らせることも

認定看護師になるには、最大で200万円程度と高額な費用が必要です。
しかし病院の制度や奨学金を利用して、個人の費用負担を減らすこともできます。

資格取得を検討する際は、利用できる制度がないかを事前に確認して、なるべく負担を抑えた資格取得をめざしましょう。

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