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理学療法士の休みはいつ?勤務先による違い・夜勤についても解説

「理学療法士の休日は年間何日?」
「土日は休めるの?」
理学療法士をめざすうえで、上記のような疑問を持つ方は多いでしょう。

この記事では、理学療法士の休日の日数や、職場ごとの休日の取り方を紹介します。

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理学療法士の休みは年間どのくらいなのか

理学療法士の休みは年間どのくらいなのか

正社員として働く理学療法士の平均的な休日数は、年間110日前後です。
週休2日制を採用している職場が多いですが、土日休みの可否や、残業時間の多寡は、勤務先の形態ごとに異なります。

理学療法士は土日休みが可能?【勤務先別の休日パターン】

前述のとおり、理学療法士の休日の取り方は、勤務する施設の形態ごとに異なります。
ここでは、理学療法士の代表的な勤務先を挙げ、それぞれの休日の取り方を見ていきましょう。

病院

一般の病院では、日曜日と祝日が休みになり、加えて月曜日から土曜日の間にもう1日休みを取る形のシフト制です。

ただし、曜日を問わずにリハビリを行う急性期病院や回復期病院では、理学療法士も曜日に関係ないシフト制の勤務形態を取る傾向にあります。

クリニック

クリニックで勤務する場合は、クリニックの休診日に合わせて理学療法士も休日を取ります。
基本的には、日曜日と祝日に加えて、平日にもう1日休むことになるでしょう。

平日に休診日を設けていないクリニックの場合は、日曜日と祝日に加え、月曜日から土曜日の間にもう1日休みを取る形のシフト制となります。

また、年末年始や夏季にまとまった休診日を設けるクリニックも多いため、その場合はまとまった連休が取得できるでしょう。

ただし、午後の診療が15時から始まるクリニックなどは、昼休憩が長い代わりに終業時間が遅く、拘束時間が長くなりがちな側面もあります。

介護施設

介護施設に勤める理学療法士は、土日祝日が休みになることが多く、カレンダー通りの働き方となるでしょう。
そのため、ご家族や友人との予定が立てやすい点がメリットです。

また、残業も比較的少ない傾向にあるため、子育て中の方も働きやすい環境であるといえます。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションも、土日祝日が休みになることが多く、カレンダー通りの働き方が基本です。

事業所によっては、訪問件数に応じたインセンティブ制度を設けている事業所もあります。
制度を利用して収入を増やす人も多い一方で、残業の原因にもなりやすいため、ワークライフバランスには注意する必要があるでしょう。

理学療法士養成校教員

理学療法士の養成校の教員は、学校の休校日に合わせて休みを取ることになります。
基本的には日曜日と祝日が休みになるでしょう。
学校によっては、「土日祝日休み」として求人の募集をしているケースもあります。

行政

行政で働く場合は、カレンダー通りの働き方となり、土日祝日に休日を取ります。
行政における理学療法士の職場は、公立病院や県庁・市役所などです。

理学療法士の勤務に夜勤はあるのか

リハビリは基本的に昼間に行うため、理学療法士は夜勤がありません。
365日リハビリ業務がある急性期病院や回復期病院への勤務であっても、リハビリは昼間に行います。

しかし、有料老人ホームなど一部の求人では夜勤があるケースも紹介されているため、「理学療法士は夜勤が絶対にない」わけではありません。

理学療法士の休みは勤務先の施設により異なる

理学療法士の休みについて解説しました。
理学療法士の休み方は勤務する職場の形態によりますが、いずれも日曜日と祝日は休みになることが多いです。

以下の記事では、理学療法士の給料について詳しく紹介していますので、ご参照ください。

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