
理学療法士の登録済証明書は、国家試験合格後、免許証が届くまでの間、就職活動などで使用する書類です。
2023年からはオンラインでの発行が可能になり、従来よりも早く手に入れられるようになりました。
本記事では、オンライン申請の手順やはがきでの発行方法など、登録済証明書の発行手続きについて詳しく解説します。
目次
理学療法士の登録済証明書とは
理学療法士の登録済証明書は、理学療法士の免許証ができるまでの間、代わりとして使用できる書類です。
理学療法士の免許証は手元に届くまで2~3ヵ月かかるため、国家試験に合格したことを証明する書類として、就職先から提出を求められることがあります。
登録済証明書は国家試験合格者全員に送られるものではなく希望者のみに発行されるため、必要な場合は発行手続きを行う必要があります。
登録済証明書の発行手続き方法は以下の2つです。
- オンライン
- はがき

理学療法士の登録済証明書はオンラインで発行可能に
以前の発行方法ははがきのみでしたが、2023年よりオンラインでの発行が可能になり、従来よりも早く登録済証明書を手に入れられるようになりました。
今までどおり、はがきでの発行手続きも可能です。
理学療法士の登録済証明書のオンライン申請の手順
登録済証明書のオンライン申請は、「医師等免許登録確認システム」で行います。
申請手順は以下のとおりです。
- 申請情報の仮登録
- 仮登録完了メールのURLにアクセス
- 仮登録完了メールに記載された仮のパスワードを入力して申請情報の本登録
- 本登録完了メールの受信
- 登録済証明書の発行
理学療法士の登録済証明書はいつ届く?
理学療法士登録さえ完了すれば、サイト上で発行される登録済証明書を印刷するだけなので、すぐに手に入れることができます。
ただし、医師等免許登録確認システムにログインするための本登録完了メールが届くまでに時間がかかる可能性があります。
アクセスが集中する年度初頭は本登録完了メールが届くまでに2ヵ月程度かかる場合があり、3月、4月に申請した場合は5月か6月の発行となってしまうため早めに申請しましょう。
理学療法士の登録済証明書のはがきでの発行について
理学療法士の登録済証明書申請用のはがきは、理学療法士免許を申請した後、指定された住所へ送付されます。
登録済証明書申請用のはがきには63円分の切手を貼る必要があるので、すぐに申請したい場合は事前に準備しておきましょう。
登録済証明書の発行は官製はがきでも可能であり、所定のはがきをもらいそびれた場合は官製はがきで手続きすることも可能です。
理学療法士の登録済証明書はオンラインまたははがきで発行できる
理学療法士の登録済証明書は、オンラインで発行手続きをするか、専用はがきで手続きをすることができます。
オンラインでの発行手続きは、医師等免許登録確認システムで申請を行い、本登録完了メールが届いたら登録済証明書を発行できます。
はがきで発行手続きをする場合は専用はがきに必要事項を記入し、切手を貼って郵送します。
どちらの方法でも、登録済証明書は発行されますので、ご自身の状況に合わせて適切な方法を選んでください。