
保険薬剤師登録票を紛失してしまい、困っている方もいるのではないでしょうか?
本記事では、保険薬剤師登録票を紛失した場合の再発行手続きについて、必要な書類や流れを詳しく解説します。
目次
保険薬剤師登録票を紛失した場合の手続き
保険薬剤師登録票を紛失した場合は、再発行の手続きが必要になります。
再発行には、地方厚生(支)局への申請が必要です。
必要な書類や手続きは、以下のとおりです。
保険薬剤師登録票の再発行に必要な書類
保険薬剤師登録票の再発行に必要な書類は、「登録票再交付申請書」のみです。
この申請書は、地方厚生(支)局の公式サイトからダウンロードできます。
なお、保険薬剤師登録票をき損(汚したり破ったりした場合)は、き損した登録票の提出も必要です。
提出期限は特にありませんが、再交付が必要な場合は、早めに書類を提出することをおすすめします。
以前は管轄の異なる厚生局へ異動した場合は保険薬剤師登録票の変更手続きが必要でしたが、現在は不要です。異動しても特に手続きは必要ありません。
ただし、保険薬剤師の氏名変更にともなう再発行の場合は、「保険医・保険薬剤師の氏名変更届」の提出も必要になりますので注意が必要です。
保険薬剤師登録票を紛失したときの手続きの流れ
保険薬剤師登録票を紛失したときの具体的な手続きの流れは、以下のとおりです。
- 「登録票再交付申請書」の提出
まず、保険薬剤師登録票を紛失して番号がわからない場合は、保険薬剤師の登録を行った地方厚生(支)局に「登録票再交付申請書」を提出します。
窓口でも郵送でも提出可能です。 - 書類の審査と登録票の再交付
提出された書類は、地方厚生(支)局で審査・確認が行われます。 - 審査が完了すると、登録票が再交付されます。
- 紛失した登録票が見つかった場合
もし、紛失した保険薬剤師登録票が見つかった場合は、速やかに登録票を地方厚生(支)局に返納してください。 - き損した場合
保険薬剤師登録票をき損した場合は、き損した保険薬剤師登録票を添付して書類を提出してください。
手続きは、保険薬剤師が勤務している保険医療機関または保険薬局が所在する県を管轄している地方厚生(支)局で行います。
各地方厚生(支)局の管轄区域は以下のとおりです。
北海道厚生局 | 北海道 |
東北厚生局 | 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 |
関東信越厚生局 | 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨・長野 |
東海北陸厚生局 | 富山・石川・岐阜・静岡・愛知・三重 |
近畿厚生局 | 福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 |
中国四国厚生局 | 鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知 |
四国厚生支局 | 徳島県・香川県・愛媛県・高知県 |
九州厚生局 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
保険薬剤師登録票の記号番号が不明な場合
保険薬剤師登録票を紛失した場合、「登録票再交付申請書」に保険薬剤師の登録記号および番号を記載する必要があります。
しかし、記号番号が不明な場合は、薬剤師免許証に記載されている「薬剤師名簿登録番号」を「登録票再交付申請書」の余白に記載して提出してください。
保険薬剤師登録票を紛失したら速やかに手続きを行おう
保険薬剤師登録票は、薬剤師として活動するために必要不可欠な書類です。
紛失した場合は、速やかに再発行の手続きを行いましょう。
手続きは、地方厚生(支)局の窓口または郵送で行うことができます。
不明な点は、管轄の地方厚生(支)局に問い合わせてみてください。