ケアマネジャー試験の申し込み方法は？願書取り寄せから提出までを解説

ケアマネジャー試験の申し込みをスムーズにするためには、申し込みまでの流れや申し込みの期限を理解することが大切です。
本記事では、願書の取り寄せから提出書類の準備、提出までの流れを詳しく解説します。

また、ケアマネジャー試験の申し込みに関する注意点も紹介します。
確実に試験を受けるためにも、本記事を参考にして申し込みを早めに、そして確実に済ませましょう。

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ケアマネジャー試験の申し込みまでの流れ

ケアマネジャー試験を受けるには、資料の入手や準備、発送といくつかの手順を踏んで申し込みをしなければなりません。
スムーズに申し込みをするために、詳しい手順を紹介します。

願書・受験案内の入手

願書や受験案内の入手方法は、窓口で受け取る方法と郵送を受ける方法があります。
それぞれの入手方法について解説しますので、都合の良い方法で入手できるよう理解しておきましょう。

各都道府県の窓口での入手

ケアマネジャーの試験は、各都道府県が実施主体です。
そのため、受験に必要な資料の配布場所や配布期間は、都道府県によって決められています。

願書および受験案内の配布期間としてはおおむね5月中旬から6月下旬までですが、都道府県によってばらつきがあるため事前に確認しましょう。
多くの都道府県で、以下のような場所で配布されています。

• 各都道府県の担当課
• 市区町村の介護保険担当課
• 市区町村の社会福祉協議会
• 各都道府県の健康福祉事務所
• 各都道府県の保健所

公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページに、各都道府県ごとの介護支援専門員実務研修受講試験担当課のリンクがあります。
自分が受験する都道府県で決められている配布場所を調べて、願書や受験案内を入手しましょう。

郵送での入手

配布場所での受け取りが困難な場合は、願書や受験案内を郵送してもらうことも可能です。
郵送元や受付期間、用意すべき返信用封筒の種類などは、受験する都道府県によって異なります。

例えば広島県の場合、返信用にレターパックプラスを同封して、「（社福）広島県社会福祉協議会　介護支援専門員実務研修受講試験窓口」に申請する必要があります。

自分の受験する都道府県の方法を確認して、間違えないようにしましょう。

提出書類の準備

受験を申し込む場合、願書以外に添付する書類がたくさんあります。
提出する書類の種類や記入や準備のポイントを紹介するので、不備のないようにしましょう。

願書

願書は、受験案内や受験要項など都道府県窓口から配布される資料に含まれています。
受験案内には記入例もあるので、確認しながら丁寧に漏れがないように記入しましょう。

実務経験（見込）証明書

ケアマネジャーの受験資格には実務経験の期間と日数があり、必要な期間と日数を満たしていることを証明するための書類が実務経験（見込）証明書です。
実務経験（見込）証明書は自分で記入するのではなく、職場に依頼して記入してもらう必要があります。

複数の事業所での経験を合わせるときは、前職に依頼して記入をしてもらわなければならないので注意しましょう。

免許証や登録証の写し

ケアマネジャーの試験では、受験要件として国家資格の有無もあります。
受験対象となる国家資格を以下に示します。

受験対象となる国家資格

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、視機能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師、柔道整復師、栄養士（管理栄養士）、精神保健福祉士

いずれかの国家資格を基礎資格として申請する場合、資格の免許証や登録証の写しを用意する必要があります。

その他の準備

その他の必要書類として、受験票に貼る証明写真や受験料の払込み証明書の準備が必要です。
願書や受験案内と同封されている、指定の添付用紙に添付します。

受験料は銀行ATMで支払い可能な場合や郵便局指定の場合など、都道府県によってばらばらで、払込みの証明書も異なります。
都道府県によっては県収入証紙の貼付も必要です。
間違った方法で支払わないためにも事前に確認しておきましょう。

提出書類の発送

提出書類は、簡易書留にて郵便窓口から送付しましょう。
ポスト投函や直接の受け渡しなどでの提出は認められていません。

都道府県によっては配布された資料のなかに、指定の簡易書留封筒が入っている場合があるので確認してみましょう。
指定された方法以外で提出した場合は、受理されないこともあるので注意が必要です。

提出期限はあらかじめ定められています。
5月下旬から7月上旬と都道府県によって提出期限にばらつきがあるため、受験する都道府県の提出期限を確認しておきましょう。

ケアマネジャー試験に申し込みする際の注意点

ケアマネジャーの試験を申し込みする場合に気をつけなければならない点を紹介します。
スムーズに試験を受けるために大切なポイントですので、何度も確認しておきましょう。

受験地を間違えない

ケアマネジャーの受験地は自分の都合に合わせて決められるわけではありません。
以下の要件で受験地が決まります。

• 受験資格に該当する業務に従事している勤務地がある都道府県
• 受験資格に該当する業務に従事していない（無職含む）場合は住所地の都道府県

上記を満たしていない受験地での試験に申し込んでしまうと、受験資格が得られないため要注意です。
最初に受験地を確認して、受験の準備を始めましょう。

受験案内の配布期間・申し込み期間を確認する

実務経験証明書など準備に時間のかかる書類があるため、受験案内の配布期間を確認して早めに準備を始める必要があります。
申し込み期間が厳格に定められており、消印有効の期間に間に合わなければ受付できないため、申し込み期間は最初に確認しておきましょう。

ケアマネジャーの試験は、都道府県によって試験の申し込み手続きの方法や期間が異なります。
受験地の配布期間や申し込み期間を確認して、別の受験地と間違えないようにしましょう。

提出書類を早めに準備する

前述の申し込み期間を踏まえたうえで、提出書類は早めの準備が大切です。
実務経験証明書を前勤務先に依頼する場合、もし遠方であれば書類の郵送と記入後の返送の時間が必要になります。

職場によっては書類を依頼しても、すぐ記入してもらえるとは限りません。
また記入ミスがあった場合、修正を依頼する時間も必要になります。
できる限り早めの準備を心がけましょう。

ケアマネジャー試験の申し込みは余裕を持った準備が大切

ケアマネジャー試験の申し込みは、願書の配布や提出に期限が決められています。
申し込みに必要な書類には、場合によって準備までに時間のかかるものがあります。
書類の準備には余裕を持って臨み、確実に間に合うようにしましょう。

また、都道府県によって申し込みに関する詳細が異なります。
受験地をしっかり確認して、必要な準備を間違えないように注意しましょう。

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