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医療ソーシャルワーカーの仕事はきつい?仕事内容と本音をご紹介

医療ソーシャルワーカーとは、医療機関で社会福祉の立場から患者さんとそのご家族のさまざまな問題を解決する支援を行う、社会福祉のプロです。
「医療ソーシャルワーカーの仕事はきつい」「大変」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、医療ソーシャルワーカーとして現場で働く人たちの本音、医療ソーシャルワーカーの仕事がきついといわれる理由、仕事の内容、やりがいなどを紹介します。
医療ソーシャルワーカーになりたい人や興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

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医療ソーシャルワーカーはきついの?現場で働く人の本音

医療ソーシャルワーカーはきついの?現場で働く人の本音

実際に現場で働く医療ソーシャルワーカーは、自分たちの仕事をどのように思っているのでしょうか。
ここでは、医療ソーシャルワーカーの本音を紹介します。
まずは、よい感想から見ていきましょう。

医療ソーシャルワーカーのよいところ

医療ソーシャルワーカーのよいところとして、以下のような声がありました。

「仕事内容が多岐に渡り、さまざまなスキルや知識が身につけられる」

「多くの人と関わるため、院内院外問わず感謝を言われる機会がある」

「土日祝日が休み」

「医療の知識がつく」

「ある程度自分で予定を決めることも可能」

(引用元:仕事のプロが本音を明かすhonne.biz「【職種】医療ソーシャルワーカーが明かす仕事の本音」

スキルがつく、感謝される、知識がつくなど、やりがいがありスキルアップできることをメリットと感じる人が多いようです。
また、土日祝日に休める、自分で予定が決められるなど、プライベートと仕事を上手に分けられるのも魅力のようです。

医療ソーシャルワーカーの辛いところ

医療ソーシャルワーカーの辛いところとして、以下のような声がありました。

「業務内容が多すぎて、残業も多い」

「一応専門職であるのに、給料が安い」

「入院する患者(支援する患者)を選べないので、関わりが難しい方だと支援に苦労する」

「自分のように業務の優先順位をつけるのが苦手だと、急性期病院の忙しさについていけない」

「ケースが複雑かつ多岐に渡る」

「経験値による部分が大きく、力量の差が激しい」

(引用元:仕事のプロが本音を明かすhonne.biz「【職種】医療ソーシャルワーカーが明かす仕事の本音」

仕事内容の大変さや忙しさ、給料の安さなど、自分ではなかなか対処できないものが目立ちました。

医療ソーシャルワーカーがきついといわれる理由

医療ソーシャルワーカーがきついといわれる理由
医療ソーシャルワーカーが「きつい」といわれる理由には、以下のようなものがあります。

  • 人間関係
  • 努力しても解決できない問題がある
  • 知識や経験が必要
  • 人材不足で仕事量や残業が多い

一つずつ詳しく見ていきましょう。

人間関係

医療ソーシャルワーカーは一人だけで行う仕事ではありません。
医療や福祉など多くの専門分野の人たちと連携しながら、患者さんの抱える問題を解決する必要があります。

そのため、一緒に働く人同士で支援の方向性の食い違いなどが発生して、トラブルになるケースもあります。
うまくやっていくためには、現状の問題をきちんと理解し、相手に物事を正確に伝えることが大切です。

どの職場にもいえることですが、仕事上で関わるのがいい人ばかりだとは限らないため、合わない人ともコミュニケーションをとりながら仕事をしなければなりません。

また、支援する患者さんに難題を押しつけられることもあります。
場合によっては、仕事内容にクレームが入ることもあり、精神的にまいってしまい、退職する人もいるようです。

努力しても解決できない問題がある

医療ソーシャルワーカーの仕事では、患者さんの状況によっては、努力しても解決できない問題があります。
特に、予算や人材不足、制度や法律の問題は、医療ソーシャルワーカーの力ではどうにもならず、もどかしい気持ちになることもあるでしょう。

自分の理想と現実の違いに悩み、やりがいを感じられなくなって退職する人もいます。

知識や経験が必要

医療ソーシャルワーカーは、さまざまな問題を抱えた人の支援をします。
そのため、経験が浅いと思ったような対応ができずに悩んでしまう場合があります。

また、経験があっても知識がないとうまく対応ができません。
さまざまな問題に対応できるようになるためには、どうしても知識や経験が必要になります。

日々専門的な勉強をし、向上心を持って業務を行うと、少しずつレベルアップしていけるでしょう。

人材不足で仕事量や残業が多い

近年、福祉の世界は人材不足が問題になっていますが、医療ソーシャルワーカーにも同じことがいえます。

ただでさえ仕事量が多いため、職場によっては残業が多くなってしまうことも。
残業をしてまで雑務をこなさなければならない状況に耐えられない人もいます。

また、プライベートとの両立が難しく、結婚や出産のタイミングで退職してしまう人も多くいます。
結婚をしても続けたい場合は、残業が少ないなど、時間に融通が利く職場を選ぶとよいでしょう。

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医療ソーシャルワーカーの仕事とは?

医療ソーシャルワーカーがきついといわれる理由

医療ソーシャルワーカーは、実際にどのような仕事を行っているのでしょうか。
ここでは、医療ソーシャルワーカーの仕事内容や職場、年収などを解説します。

医療ソーシャルワーカーの仕事内容

医療ソーシャルワーカーは、患者さんやそのご家族の悩みをヒアリングし、支援するのが仕事です。
一人で行うわけではなく、医療関係者などと連携しながら、悩みを解決していきます。

相談内容は、経済的な悩みやご家族のこと、仕事のことなど多岐にわたります。
患者さんの悩みだけではなく、ご家族の相談も支援します。

具体的には、以下のような仕事があります。

  • 社会制度を活用するためのアドバイス
  • 入院や退院日の調整
  • 自宅で生活するのに必要な福祉用具のアドバイス
  • 介護施設の紹介
  • 在宅復帰や転院などの相談

病院内で解決できない問題は、外部の機関と連携して適切な対処を行います。

医療ソーシャルワーカーの職場

医療ソーシャルワーカーの職場は、医療機関内の「医療福祉相談室」や「地域医療連携室」と呼ばれる場所です。
医療機関によっては名称が異なることもあります。

病院には、長期的な治療が必要な患者さんが入院する病院と、救急の患者さんの受け入れを行う急性期病院があります。
病院によって医療ソーシャルワーカーに求められる働き方は異なり、急性期病院では素早い判断力と行動力が必要になるでしょう。

また、民間の医療機関ではなく、行政で公務員として働く医療ソーシャルワーカーもいます。

医療ソーシャルワーカーの平均年収

令和5年賃金構造基本統計調査によると、医療ソーシャルワーカーの全国の平均年収は385.7万円となっています(※)。
月額では26.5万円です。
※「その他の社会福祉専門職業従事者」で計算

これはあくまで平均値のため、就業年数が短い人はもっと低い給料になる可能性もあります。

なお、公務員給与規定に基づいて給料が支給される公立の病院や保健所などは、安定した収入が期待できます。

求人数

医療や介護の仕事は人材不足が問題になっており、医療ソーシャルワーカーも需要の高い職種といえます。
しかし、医療ソーシャルワーカーは一施設に多くても数名しか配属されないため、他の医療職や介護職に比べて求人が少ない傾向にあります。

転職の際には、早い段階で複数の転職サイトなどを利用し、積極的に求人を探しておくとよいでしょう。

医療ソーシャルワーカーには資格が必要?

医療ソーシャルワーカーは資格を持っていなくてもなれます。
しかし、求人数が少なく資格を持っていないと採用されない場合が多いため、ほとんどの人が社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得しているといわれています。

また、それらの資格があることを採用条件にしている職場もあります。
そのため、できれば就職活動前に社会福祉士や精神保健福祉士の資格をとっておくことをおすすめします。

医療ソーシャルワーカーはきついことも!でもやりがいもある

医療ソーシャルワーカーがきついといわれる理由

医療現場で患者さんやそのご家族に向き合う医療ソーシャルワーカーは、きついことばかりではありません。
ここでは、医療ソーシャルワーカーのやりがいをご紹介します。

医療ソーシャルワーカーのやりがいには、以下のようなものがあります。

  • 人の役に立てる
  • 社会に貢献できる
  • 国家資格で活躍できる

人の役に立てる

医療ソーシャルワーカーの一番のやりがいといっても過言ではないのが、人の役に立てることです。
自分が誰かの役に立っていて、それが仕事にできるのは幸せなことですよね。

さまざまな状況にいる患者さんやそのご家族が、医療ソーシャルワーカーを頼りにしています。

自分のアドバイスや支援で問題が解決し、相談者が喜んでいる姿は何よりうれしいもの。
大変なことが多くても、それがあるから乗り越えられる場合もあります。

患者さんだけではなく、そのご家族にも感謝され、多くの人の役に立っていることを実感できる仕事といえます。

社会に貢献できる

社会に貢献できる仕事をしたい人にも、医療ソーシャルワーカーはぴったりです。
自分がサポートした患者さんが社会復帰をしたら、社会に貢献したという実感が湧きます。

医療ソーシャルワーカーは高齢の人だけではなく、幅広い世代の人たちに向けた福祉サービスを提供しています。
そのため、より社会貢献を実感しやすいといえるでしょう。

国家資格で活躍できる

医療ソーシャルワーカーには、厳密には資格は必要ありません。
しかし、多くの職場が資格保有を採用の条件にしているため、医療ソーシャルワーカーは社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を保持している人が多いのが実情です。

国家資格を持っていると、キャリアアップや給料アップが見込めるため、モチベーションも上がります。
多くの仕事を任されることになれば、よりやりがいを感じられるようになるでしょう。

医療ソーシャルワーカーがどのような人に向いているのかについては以下をご参照ください。

医療ソーシャルワーカーはきつくて大変だけど、やりがいのある仕事

医療ソーシャルワーカーの仕事については、「きつい」「疲れる」など、ネガティブな情報もありますが、なかには医療ソーシャルワーカーの仕事が自分にぴったりだと感じ、天職だと思っている人もたくさんいます。

仕事内容や人材不足から大変な部分は多くありますが、感謝される場面も多く、社会貢献ができるなど、やりがいもたくさんある仕事ですよね。

医療業界は今後も注目される分野です。
医療ソーシャルワーカーに興味がある場合は、ぜひ社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国61,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。 https://twitter.com/karu_keru

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