
看護師の髪色の明るさは、どこまでが適正な範囲なのでしょう。
今回の記事では、看護師におすすめの髪色トーンや、髪色を明るくしたい場合の方法などをチェックできます。
また、新人看護師におすすめする髪色の明るさや、職場規定によって適正範囲が違うことも合わせて紹介します。
髪色の明るさの適正範囲に悩んでいる看護師や看護学生は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
看護師におすすめの髪色の明るさ
看護師の髪色のトーンは、具体的に何番までが適正範囲なのか気になるところです。
ここでは看護師の適切な髪色のトーンや、新人看護師におすすめの髪色などを解説します。
髪色はトーン7番までが適切
看護師の適切な髪色は、トーン6〜7番までと考えられます。
7番までを就業規則としている医療機関もあります。
ちなみにこのトーン番号は、日本ヘアカラー協会が定めた髪色の基準です。
4〜15番の12段階に分けて数値化され、レベルスケールと呼ばれています。
なぜ髪色の明るさが6〜7番までが適正なのかは、まず下記を確認してください。
- 4・5番:一般的な黒髪
- 6番:黒髪より少し明るい
- 7〜8番:染めていると判断できる明るさ
- 9〜15番:茶髪〜金髪にあたる髪色
以上のように7番以降が茶髪〜金髪の明るさとなりますが、7番までなら派手にならず自然な明るさに見えるでしょう。
新人看護師は暗めのカラーがおすすめ
新人看護師であるならば、地毛か暗めのカラーにするのをおすすめします。
なぜなら暗い髪色のほうが、
- 患者さんに好印象を与えられる
- 先輩看護師にも良い印象を持たれる
からです。
つまり老若男女問わず、万人に好印象を与えられます。
以上のことがあるため、新人看護師は髪色を暗めのカラーか地毛にしたほうが、看護師1年目の仕事や人間関係を円滑にストレスなく乗り越えられるでしょう。
髪色のことで周囲に悪い印象を与えず、スムーズにトラブルなく新人看護師時代を乗り越えましょう。
職場によって規定が違うので注意が必要
髪色の規定は職場により変わり、明確な基準がない場合もあります。
そのため、基本的にはTPOをわきまえた髪型にしておくと良いでしょう。
TPOとは時間・場所・場面に合わせ、言動や行動をわきまえるという意味です。
医療の現場では周囲よりも目立つ髪型は避け、先輩看護師や医師に注意されない髪色にとどめましょう。
病院内で自分の髪型が目立ちすぎていないかを基準にして、不要なトラブルを生じさせないようにするのが無難です。
看護師で髪色を明るくしたい場合におすすめの方法
看護師として就業規則を守ることは重要なことですが、髪色を明るくしてオシャレを楽しみたい看護師もいるでしょう。
ここでは、髪色を明るくしたい看護師におすすめの方法を二つ紹介します。
インナーカラーで内側だけ髪色を明るくする
髪色を明るく染める一つの方法として、インナーカラーをおすすめします。
インナーカラーは、髪の毛の内側のみを染めるヘアカラー方法です。
目立たずにインナーカラーを入れるポイントは、
- ベースの髪色に馴染む明るさで染める
- 仕事中はポニーテールやお団子などインナーカラーが隠れる髪型にする
- 耳の後ろ側や耳の下側辺りだけ染める
などがあります。
インナーカラーといっても、ピンクやブルーといった奇抜な髪色にしてしまうと目立ちます。
奇抜な髪色は避け、ベースの髪色の明るさを目安にして、目立たないようにインナーカラーを取り入れましょう。
グラデーションカラーで毛先だけ髪色を明るくする
インナーカラーのほかに、毛先だけを明るく染めるグラデーションカラーの方法があります。
勤務中は髪をお団子などにしてうまくまとめれば、毛先を明るくしても髪色が目立つことはないでしょう。
毛先だけ染めるグラデーションカラーは、普通の染め方よりもオシャレに見えて、しかも仕事中は隠せるのでおすすめのヘアカラー方法です。
どうしても髪を染めてオシャレを楽しみたい方は、グラデーションカラーを取り入れてみましょう。
節度ある髪色を心がけ信頼される看護師になろう
髪色により、患者さんや先輩看護師に与える印象は変わります。
節度のある髪色にしたほうが、患者さんや先輩看護師から信頼されるでしょう。
どうしても髪色を明るくしたい場合は、7番までの明るさを目安にして染めるか、インナーカラーやグラデーションカラーを取り入れるかなどの方法で、上手にオシャレを楽しみましょう。
看護師の髪型全般について知りたい方は、次の記事を参照してください。