
看護師で混合病棟への配属経験がある場合には、履歴書の職歴欄にどのように記載するべきか悩むこともあります。
混合病棟での勤務経験は重要な情報となるため、しっかりと記載するようにしましょう。
この記事では、看護師で混合病棟に勤務経験がある場合、履歴書の職歴欄にどのように記載するのかをご紹介します。
以下の記事では、看護師の履歴書の書き方について詳しく説明していますので、併せてご参照ください。
>>【見本あり】看護師の履歴書の書き方は?項目別にわかりやすく解説
目次
【混合病棟勤務の看護師】履歴書の職歴欄の記載方法
混合病棟は外科と内科など複数の診療科が混ざっているため、履歴書の職歴欄に記載する場合は「外科・内科混合病棟」のように具体的に記載すると良いでしょう。
以下に混合病棟の場合の記載例をいくつかご紹介します。
- 医療法人〇〇会 〇〇総合病院(内科・外科混合病棟)
- 医療法人〇〇会 〇〇総合病院(呼吸器内科・皮膚科・放射線科混合病棟)
混合病棟での職歴を書く際には、「医療法人〇〇会 〇〇総合病院」など勤務先の病院名を明らかにしたうえで、どのような診療科が入った混合病棟であるかがわかるよう記載します。
詳しい書き方は、あとの見出しで例を添えて解説していますのでご参照ください。
【混合病棟で勤務していた看護師の履歴書】職歴欄のパターン別記載例
混合病棟で勤務していた看護師が履歴書を書く際の職歴欄への記載パターンを、一般的な場合や部署移動した場合などに分けてご紹介します。
勤務形態が派遣の場合やパート・アルバイトの場合も記載していますので、参考にしてください。
一般的な勤務形態の場合
看護師として正社員で勤務していた場合など、一般的な勤務形態の場合における履歴書の職歴欄の書き方を以下に例として挙げます。
2018年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 入職 (消火器内科配属)
2020年〇月 一身上の都合により退職
2020年〇月 医療法人〇〇会 〇〇病院 入職 (内科・外科混合病棟配属)
現在に至る
以上
上記の例のように混合病棟の勤務経験がある場合は、「内科・外科混合病棟 配属」のような形式で記載すると良いでしょう。
パート・アルバイトの場合
パート・アルバイトとして看護師の職歴がある場合、職歴欄の書き方は以下のようになります。
2020年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 内科・外科混合病棟 入職(パートタイム)
パート・アルバイトの場合はかっこ書きで「(パートタイム)」などと記載すると良いでしょう。
看護師のパート・アルバイトの履歴書の詳しい書き方については、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてご参照ください。
>>パート・アルバイトで働きたい看護師の履歴書の書き方は?正社員との違いも解説
施設や部署を移動した場合
看護師として勤務していると、施設や部署が異動になることがあります。
そのような場合の職歴欄への記載例は、以下のとおりです。
2016年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 入職(消化器内科配属)
2020年〇月 呼吸器内科・外科混合病棟へ異動
部署移動や病棟異動の経歴も重要な情報なので、履歴書の職歴欄に欠かさず記載するようにしましょう。
派遣の場合
看護師として派遣での職歴がある場合、履歴書には以下のように書きます。
2017年〇月 株式会社××に派遣登録し、派遣スタッフとして次の職務に従事
2017年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 呼吸器内科・外科混合病棟
看護師で派遣として混合病棟の勤務経験がある場合は、登録していた派遣会社名を記載したあとに勤務先の病院と所属病棟を記載すると良いでしょう。
派遣先の施設が複数ある場合は、すべての施設を漏れのないように記載します。
【混合病棟の看護師を退職した場合の履歴書】職歴欄の書き方
混合病棟の看護師を退職した場合や退職予定の場合、履歴書の職歴欄に以下のように記載します。
【すでに退職している場合】
2022年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 消化器内科・外科混合病棟 入職
一身上の都合により退職
【退職予定のある場合】
2023年〇月 医療法人〇〇会 〇〇総合病院 呼吸器内科・外科混合病棟 入職 現在に至る(2023年〇月〇日退職予定)
すでに退職している場合は「一身上の都合により退職」、現在在職中で退職予定がある場合は「現在に至る(〇〇年〇月〇日退職予定)」と記載します。
混合病棟看護師の履歴書の職歴欄には診療科名を明記しよう
看護師として混合病棟に勤務した経歴を履歴書の職歴欄に書く際には、診療科名を添えて「消化器内科・外科混合病棟」のような形式で記載しましょう。
勤務先の施設で部署異動をした場合や、勤務形態がパート・アルバイトや派遣の場合などは職歴欄の記載方法が異なるため、この記事で紹介した例を参考にしてください。