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学童保育指導員(学童指導員)に向いている人の特徴は?性格や考え方など詳しく解説

主に放課後や長期休暇期間の児童を預かり、その生活をサポートする学童保育指導員(学童指導員)。
子どもたちの成長を近くで見守ることができる仕事であり、興味のある人も多いでしょう。
しかし、実際にめざそうと考えると、「本当に自分に合っているのかな?」と気になるものです。

本記事では、学童保育指導員に向いている人の特徴を紹介しています。
学童保育指導員に向いている性格や考え方などを詳しく解説しているので、参考にしてください。

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学童保育指導員(学童指導員)が向いている人の特徴

学童保育指導員(学童指導員)が向いている人の特徴

学童保育指導員(学童指導員)は子どもと関わる仕事であり、人によって向き不向きがあります。
ここでは、学童保育指導員に向いている人の特徴を解説します。

子どもへの愛情が強い

学童保育指導員は子どもと接することが多い仕事です。
子どもへの愛情が強い人はやりがいを感じやすく、向いているといえます。

子どもへの愛情が強い人であれば、子どもの「こうしたい」という意欲に合わせて、一緒に遊んだり、触れ合ったりできるでしょう。

学童保育指導員は子ども好きであるだけでは難しい部分もありますが、子どもが好きでなければ苦痛に感じてしまうことも多々あります。
そのため、子どもへの愛情の強さは学童保育指導員に求められる大切な要素です。

学童保育指導員の具体的な仕事内容などは、下記記事を参考にしてください。
>>学童保育指導員(学童指導員)とは?仕事内容や保育士との違いなどについて解説

コミュニケーション能力に長けている

コミュニケーション能力に長けている人は、学童保育指導員に向いているといえます。
コミュニケーション能力は、子どもとの関わりを深めるうえでも重要です。
また、学童保育指導員は子どもとの関わりはもちろんのこと、必要に応じて保護者や学校の先生とコミュニケーションを求められるケースもあります。

特に保護者との関わり方を間違えると、学校や学童施設そのものに対して不信感を抱かせるきっかけになる危険性もあるでしょう。
例えば、子ども同士の喧嘩や事故が起きた際には、保護者に対してそれらの事象が起こった原因や再発防止策を話すことが必要です。

子どもに接するのとは異なる大人としての説明責任を果たし、納得してもらえるような話し方が大切になります。
コミュニケーション能力に長けている人は、相手の気持ちに寄り添った言葉選びができ、トラブルに発展するケースも少ないでしょう。

学童保育指導員には、保護者など子ども以外の立場の人とも信頼関係を結べるコミュニケーション能力が大切なのです。

子どもと遊びきる体力がある

子どもと遊ぶための体力がある人も、学童保育指導員に向いています。
学童保育指導員は遊びを通して、子どもに学ぶ機会を提供する仕事です。
つまり、子どもの遊びにとことん付き合ってあげることが求められます。

子どもの体力はすさまじく、学童保育指導員はそれを何人も相手にしなければいけないので、体力勝負な一面もあります。
また夏休みや冬休みには、子どもたちが朝から来所するケースもあり、夏の猛暑や冬の寒さに耐えながら戸外で過ごす時間も想定されるので、より体力が必要になるでしょう。

自分でメンタルケアができる

学童保育指導員は、自分でメンタルケアができることも大切です。

学童保育指導員は子どもと元気に遊ぶことを通して、成長を見守ることができるやりがいの大きい仕事です。
しかしその反面、想定外の事故で保護者からクレームを受けたり、子どもが思ったとおりに動いてくれなかったりする際には、ストレスを感じることもあるでしょう。

メンタルケアが苦手な人は、それぞれの事象に対して気持ちの切り替えがうまくいかず、追い込まれてしまう可能性もあります。
失敗や問題が起きても「こんなこともある」と気持ちを切り替えるなど、自分でメンタルケアできることが大切です。

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学童保育指導員が向いていない人の特徴

学童保育指導員が向いていない人の特徴

次に、学童保育指導員に向いていない人の特徴を紹介します。

自分の思い通りに仕事がしたい

自分の思い通りに仕事がしたい人は、学童保育指導員に向いていません。

学童保育指導員は子どもを相手にする仕事であり、自分の思い通りに業務を進めることは難しいです。
突発的なケガや子ども同士の喧嘩などに見舞われるケースもあり、臨機応変な対応が求められます。

また子どもや保護者を優先して業務を行っていくので、自分のペースで淡々と仕事を進めたい人はストレスに感じることもあるでしょう。

高収入を得たい

仕事を通じて高収入を得たい人も、学童保育指導員には向いていないでしょう。

厚生労働省が発表しているデータでは、学童保育指導員の平均年収は381.9万円となっています。
国税庁が発表している民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収は440万円程度です。

学童保育指導員の年収は日本全体の平均年収より低めであり、年収1,000万円などの高年収をめざすことは難しいでしょう。
学童保育指導員の詳しい年収に関しては、下記記事でも解説しているので参考にしてください。
>>学童指導員の年収は?平均年収や給料アップについても紹介

学童保育指導員に向いている人はこんな経験があるとさらに有利

学童保育指導員は未経験でもチャレンジできる仕事です。
しかし、以下の経験があると子どもに対する理解や対応方法の経験があると判断され、就職や転職で有利になるでしょう。

  • 放課後児童支援員
  • 幼稚園教員
  • 小学校・中学校・高等学校教員
  • 保育士
  • 社会福祉士

ただ、上記の職種は資格が必要なこともあり、経験するには難易度が高いです。
学童保育指導員には未経験アルバイトの求人もあるので、めざす場合はまずパート・アルバイトから始めてみるのもおすすめです。

また学童保育指導員の資格である放課後児童支援員などの資格については、下記の記事でも詳しく解説しています。
>>学童保育指導員の有資格者「放課後児童支援員」の資格要件・研修内容などを解説

子どもが好きな人は学童保育指導員に向いている可能性もあるので検討してみよう

学童保育指導員は、子どもと接する機会が多い仕事であるため、「子どもが好き」という気持ちを持っていることが大切です。
加えてコミュニケーション能力やメンタルケアの能力なども必要になりますが、子どもを好きな気持ちがなければ勤務を長続きさせることは難しいでしょう。

子どもが好き、子どもと関わりたい人は、学童保育指導員に向いている可能性があるので検討してみてください。

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