「保育補助に向いているのはどのような人?」
「自分に適正はあるのだろうか?」
保育補助をめざす人や、すでに保育補助として働いている人は、上記のような疑問を抱くことがあるかもしれません。
そこで本記事では、保育補助に向いている人の特徴を解説します。
目次
保育補助に向いている人の特徴
保育補助に向いている人の特徴は、次の9つです。
- 子どもと接するのが好き
- 周囲と協力しながら働ける
- 素直に行動できる
- 観察力・洞察力がある
- 体力がある
- 臨機応変に対応できる
- 忍耐力がある
- 責任感が強い
- 短時間勤務を希望している
一つずつ紹介していきます。
子どもと接するのが好き
保育補助は保育園で働くため、子どもが好きであることは前提です。
無資格でも働けますが、子どもたちに優しく愛情を持って接することが大切です。
勤務先によっては園内の環境整備や、おもちゃの片付けが中心かもしれません。
しかし、子どもたちと直接関わる機会は少なからずあるので、子どもが好きな人には向いているでしょう。
周囲と協力しながら動ける
保育補助の仕事は、周囲と連携を取りながら協力して働けることが重要です。
子どもたちの様子や一日の行動などを共有するためにも、報告・連絡・相談は欠かせません。
子どもたちの安全を守る仕事であるため、小さな問題でも報告を怠ると、大きな問題につながる恐れがあります。
また、職員同士のチームワークが取れていると、クラスの雰囲気も自然と良くなります。
スタッフや子どもたちとの信頼関係を構築するためにも、積極的にコミュニケーションを取る姿勢は重要です。
素直に行動できる
保育補助の役割は、あくまで保育士のサポートです。
指示を聞かずに勝手に判断したり、保育士に確認せずに保護者に連絡事項を伝えるのはやめておきましょう。
保育士から指示された内容を素直に聞き入れて、行動に移す姿勢が大切です。
よほどのことがない限り、反発や反論は控えておきましょう。
保育補助がやってはいけないことについては、以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
観察力・注意力がある
保育補助の仕事では、子どもたちが安全に楽しく過ごせるよう、注意深く観察することが大切です。
ケガをしそうな危険な遊びをしていないか、園内に危険な箇所はないかなど、細かなところにまで目を配る必要があります。
体力がある
保育補助は、元気いっぱいに動き回る子どもたちを抱っこしたり、一緒に遊んだりするので、体力が求められます。
また、風邪を引いて子どもたちにうつさないように、自分自身の健康管理も大切です。
保育補助の仕事内容は、下記の記事からご確認いただけます。
臨機応変に対応できる
保育園では、子どもが急に熱を出したり、保護者の送迎が遅れるなど、想定外の事態が多く起こるため、仕事がスケジュールどおりに進まないことが日常茶飯事です。
予期せぬ出来事にも臨機応変に対応できる柔軟さが欠かせません。
忍耐力がある
保育園では、子どもたちが思うように動いてくれず、難しさを感じるときもあるでしょう。
また、複数の子どもたちを同時に相手するため、それぞれの行動や話を待つ忍耐力が求められます。
ときには子どもが好きで仕事を希望したのに、うまくいかず落ち込むかもしれません。
しかし、辛抱強く、周囲と協力しながら業務をこなすことが重要です。
責任感が強い
一般企業でも、責任感の強さは求められます。
しかし、保育園では子どもの命を預かっているため、特に重要だといえます。
資格が必要ないからといって、無責任な態度で仕事に臨む人は、保育補助には向いていないでしょう。
目を離したすきに大きなトラブルに発展するかもしれません。
わからないことやトラブルが発生したら、保育士に指示を仰ぎ行動しましょう。
短時間勤務を希望している
保育補助はパート・アルバイトでの雇用が多いため、保育士と比較すると収入が安定しにくい傾向にあります。
しかし、短時間勤務や扶養内で働きたい人には都合が良いでしょう。
求人によってはシフト制の場合や、保育園が忙しい朝や夜だけなど時間に制限があるケースもあります。
収入を安定させたいときは、資格を取得して保育士として正規雇用をめざすのも一つの方法です。
保育補助の職業に向いているかどうか自分を見つめてみよう
保育補助は保育士をサポートする立場のため、連携をとりながら行動することが重要です。
大切な命を預かっているという責任感を持ち、周囲のスタッフと適切にコミュニケーションを取りながら行動できる人が、保育補助に向いています。
以下の記事では、保育補助の概要について記事で紹介しています。
保育補助の資格については以下の記事で説明しているので、気になる方はご覧ください。