
看護師の夜勤バイトのなかには、寝当直があるものもあります。
寝当直はトラブルなどがない限り、仮眠をしっかりと取れるので、多くの看護師から人気の勤務体系です。
この記事では、看護師の夜勤バイトで寝当直を探す方法を解説しています。
寝当直を募集している施設や寝当直のメリット、デメリットも紹介しているので、参考にしてください。
目次
看護師の夜勤バイトで寝当直を探す方法
看護師が寝当直の夜勤バイトを探すには、求人サイトの検索機能で「寝当直」とキーワード入力してみるのがおすすめです。
寝当直を募集している求人があれば、一覧で表示されるので探しやすいでしょう。
ただし、求人のなかには実際は寝当直であっても「当直」や「宿直」などと記載されているケースもあります。
「当直」や「宿直」とだけ記載されている求人の場合は、休憩時間に注目することで寝当直かどうかを判断できます。
「仮眠を合わせて休憩時間6時間」のような表記があれば、寝当直である可能性があるでしょう。
看護師の夜勤バイトで寝当直を募集している施設
看護師が寝当直の夜勤バイトを探す場合は、以下のような施設を中心に求人を確認するのがおすすめです。
- 有料の老人ホーム
- 夜間のオンコール待機をする訪問看護
- 入居型障がい者施設
- 急変する患者さんが少ない有床クリニック
- 美容外科クリニック
比較的症状が安定している患者さんが多い上記のような施設では、夜勤中の仮眠や休憩時間が長く取られている傾向があります。
当直中ナースコールが1回も鳴らないこともあるので、仮眠も取りやすいでしょう。
看護師の夜勤バイトで寝当直するメリット・デメリット
看護師の夜勤バイトで寝当直する際の、メリットとデメリットを紹介します。
それぞれを押さえて、納得したうえで寝当直の求人を探しましょう。
寝当直のメリット
看護師の夜勤バイトで寝当直するメリットには、以下の2つが挙げられます。
- 仮眠をしっかり取れて体力的に楽
- 業務が難しくないが深夜労働手当が支給される
寝当直では一般的な病院での当直とは違い、仮眠をしっかり取れます。
ナースコールが1回も鳴らない場合にはまとまった仮眠時間を取れることもあるので、一般病院での当直と比較して体力的に楽な部分が多いでしょう。
基本的に見回り業務などがメインとなり、緊急手術などのような難しい業務も少ないと考えられます。
また給料に関しては、深夜労働手当が加算されるので日勤よりも高い傾向にあります。
寝当直のデメリット
看護師の夜勤バイトでの寝当直はメリットがある反面、以下のようなデメリットがあるのも事実です。
- 求人数が少ない
- 一般的な夜勤よりは給料が少ない傾向
寝当直がある求人はそもそも数が少なく、求人自体を見つけにくいです。
また、たとえ見つかったとしても競争率が高くなるので、発見次第すぐに応募するくらいのスピード感を持って対応する必要があります。
さらに、緊急対応などは必要ないケースがほとんどなので、一般的な夜勤と比較すると給料は低い傾向にあります。
夜勤中もたくさん働いてより多くの給料を稼ぎたいという人は、物足りなく感じることもあるでしょう。
看護師の夜勤については、下記記事でも解説しているので参考にしてください。

看護師の夜勤バイトで寝当直は人気なため競争率が高い
看護師の夜勤バイトで寝当直は、体力的に楽なこともあり人気のある求人です。
そのため競争率も高く、求人を見つけ次第すぐに応募しなければすぐに定員が埋まってしまうこともあります。
体力的に余裕を持ちながら夜勤バイトをしたい人は、寝当直の求人を常日頃から探し、見つけ次第応募できるようにしておきましょう。