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介護福祉士の難易度は?他の国家資格・介護系資格との比較も解説

介護福祉士国家試験は合格率が70%以上あり、取得の難易度が比較的低い資格です。
他の国家資格では合格率が1桁のものもあります。

本記事では、他の国家資格や介護系資格と比較しながら、介護福祉士の難易度を詳しく解説します。
具体的なケースや理由を紹介しますので、介護福祉士の資格取得に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

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介護福祉士の難易度は高い?

介護福祉士の難易度は高い?

介護福祉士の資格取得の難易度を知るには、国家試験の合格率が目安になります。
そこで、介護福祉士国家試験の合格率を「他の国家資格」や「介護系の国家資格」の合格率と比較します。

介護福祉士国家試験の合格率

介護福祉士の合格率はここ3年間70%以上で推移しています。

試験回数(年度) 合格率(%)
第26回(平成25年度) 64.6
第27回(平成26年度) 61.0
第28回(平成27年度) 57.9
第29回(平成28年度) 72.1
第30回(平成29年度) 70.8
第31回(平成30年度) 73.7
第32回(平成31年度) 69.9
第33回(令和2年度) 71.0
第34回(令和3年度) 72.3
第35回(令和4年度) 84.3

厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」を参考に作成

試験が始まった直後は合格率が50%を下回ることもありましたが、過去10年間を見ても、合格率50%を下回ったことはありません。
比較的高い合格率を維持しているため、国家試験に合格するという意味では、介護福祉士はそれほど難易度の高い国家資格ではないといえるでしょう。

>>介護福祉士の合格率はどのくらい?ルート別に分けてご紹介

他の国家資格との難易度の比較

介護福祉士国家試験の難易度を正確に把握するために、他の国家資格試験の合格率と比べてみましょう。
社会保険労務士などの代表的な国家資格試験の合格率を以下に示します。

資格名 司法書士 社会保険労務士 行政書士 司法試験
令和4年合格率(%) 5.18 5.3 12.13 45.5

例えば、国家資格のなかでも最難関とされる司法書士の合格率は約5%です。
社会保険労務士も5%ほどの合格率で、行政書士も低い合格率になっています。
弁護士になるのに必要な司法試験の合格率は一見あまり低くありませんが、司法試験を受けるまでの過程の困難を考慮すると、介護福祉士より難易度が高いです。

以上のように他の国家資格と比較すると、介護福祉士の難易度は比較的低いことがわかります。

他の介護系資格との難易度の比較

介護系の資格に絞って資格試験の合格率を比較してみても、介護福祉士の難易度はそれほど高くないことがわかります。
例えば、社会福祉士の合格率は最も高い年でも50%以下で、30%を切る年も珍しくありません。

国家資格ではありませんが、同じ介護系資格である介護支援専門員の合格率は20%前後です。
以上のように他の介護系資格と比較しても介護福祉士の合格率は高く、難易度は比較的低めの資格といえます。

>>介護福祉士は簡単すぎ?資格取得の難易度や実態を解説

介護福祉士国家試験の難易度が比較的低めでも取得が難しい理由

介護福祉士の資格試験自体は合格率が高いものの、介護福祉士の資格取得が難しい場合もあります。
理由としては、以下の2点が挙げられます。

  • 受験資格を得るまでに時間やお金がかかる
  • 勉強不足・油断が不合格につながる

それぞれの理由を解説します。

受験資格を得るまでに時間やお金がかかる

介護福祉士の受験資格を取得するためには、高等学校卒業後に養成施設に通ったり、介護の実務経験を積んだりする必要があります。
福祉系の高校を卒業して資格を得るルートもあります。
どのルートを選択しても、国家試験の受験までに2〜3年程度の時間が必要です。

また、養成校や福祉系高校に行く場合は、授業料や教材費などのお金がかかります。
実務経験を積む場合も研修を受講する必要があり、受講費が必要です。
試験に合格すること自体は比較的容易でも、時間やお金を費やすことができなければ、資格取得は難しいです。

>>介護福祉士の受験資格は?4つのルートを詳しく解説

勉強不足・油断が不合格につながる

介護福祉士試験の合格率は高いといっても、約30%の方は不合格になっています。
試験が簡単だと思って油断してしまうと、不合格になる可能性もあるのです。

例えば、実務経験があるからといって勉強時間を十分に取らなかったり、マークシートに慣れておらず塗り間違いをしてしまうケースが挙げられます。
介護福祉士の国家試験は豊富な種類のテキストや講座があるため、しっかり対策をして臨みましょう。

>>介護福祉士に落ちる人の原因は?不合格の理由と合格する方法を紹介

介護福祉士国家試験の難易度に適した勉強時間

介護福祉士の国家試験に合格するために、必要な勉強時間や勉強量を紹介しましょう。
一般的に介護福祉士の試験に合格するには、250時間程度の勉強時間が必要とされています。

ライフスタイルによって確保できる時間が限られることもあるため、可能な勉強時間に合わせて準備期間を設ける必要があります。
例えば、1日1〜2時間の勉強時間を確保できるなら、半年程度の期間が目安です。

介護福祉士の通信講座の多くが、受講期間を半年程度に設定しています。
半年以下の期間でも合格をめざせますが、余裕を持って取り組みたい場合は、半年以上の準備期間を確保しましょう。

>>介護福祉士の勉強方法は?勉強時間の目安や効率的な勉強の仕方を解説
>>介護福祉士の試験内容は?問題数や試験時間など筆記と実技それぞれ紹介

介護福祉士の難易度は高くはないが油断せずに試験対策をしよう

介護福祉士は他の国家資格や介護系の資格に比べて、国家試験の合格率が比較的高いです。
そのため、資格取得の難易度はそれほど高くないといえます。
しかし、すべての受験者が合格するわけではありませんので、油断せずに試験対策をしましょう。

また、受験の要件を満たすまでに、一定の時間やお金が必要です。
資格取得を検討する場合は、受験資格の要件をしっかり確認して準備しましょう。

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