
現在中学生で将来薬剤師になりたいと思っているけれど、何をしたら良いかわからないと悩んでいる方向けに、今からでも始められることを4つ紹介しています。
今日からできることもあれば、長い期間をかけて定着させなくてはならないこともあります。
勉強以外でも準備できることはあるため、中学生で薬剤師をめざしている方は参考にして早めに取りかかってみてください。
目次
薬剤師になるために中学生ができること4つ
まず、薬剤師になるためには薬剤師国家試験に合格する必要があります。
また、薬剤師国家試験を受験するためには、大学の薬学部に合格して6年間の教育課程を修了しなくてはなりません。
薬剤師になるために中学生のうちにできることについて、詳しく紹介していきます。
勉強する習慣を身につけておく
薬学部に合格するために、中学生のうちから勉強習慣を身につけておくと楽になります。
中学生のうちに習う内容は学習の基礎となるため、わからないところがあれば早めに解消しておくことをおすすめします。
薬学部の受験科目に入っている英語と理系科目である数学・理科は、特に力を入れて勉強しておくと良いです。
また、その日に勉強する内容や範囲をあらかじめ決めておくとやる気が出やすいでしょう。
コミュニケーション能力を磨いておく
薬剤師として働くうえで、コミュニケーション能力が重要となります。
薬剤師は薬剤に関しての知識を持ち合わせているだけでなく、薬剤の効果や服用方法、副作用、注意点などを説明する役割も担っています。
説明する患者さんは年齢や性別に関係ないため、年代に合わせたわかりやすい説明を行わなくてはなりません。
中学生のうちから、さまざまな年代の人となるべく関わるようにして、コミュニケーション能力を磨いておくと良いでしょう。
家族に薬剤師をめざしていることを伝える
薬剤師をめざす場合は、家族に早めに意思表示しておくことをおすすめします。
大学の薬学部に6年間通う必要があり、高い学費がかかるためです。
薬学部の学費は、国立で約350万円、私立で約1,200万円となります。
薬学部に行きたいと思った段階で、早めに親御さんに伝えて心とお金の準備をしてもらうようにしましょう。
高校は進学校に行けるように勉強しておく
大学の薬学部を卒業し、国家試験に合格すると薬剤師になれますが、薬学部への進学率の良い高校に入学しておくと、高校から大学への進学が楽になります。
薬学部への進学率の高い高校を見つけるには、各高校の大学進学実績を確認すると良いです。
進学校に入学しておくと、偏差値の高い薬学部を選択できる可能性が高まります。
同じ薬学部でも偏差値の低い大学では薬剤師国家試験の合格率が低かったり、合格率が高くても留年している学生が多くいたりすることなどがあるため、しっかりとリサーチしておきましょう。
薬剤師になるには中学からの勉強習慣とコミュニケーション能力習得が大切
薬剤師になるための準備として、中学生のうちから勉強習慣を身につけておくこと、日頃からさまざまな年代の人とコミュニケーションを取っておくことが大切です。
また、金銭的援助も必要となるため、親御さんに早めに伝えておくことも忘れないようにしましょう。
中学生の今から始めておけば、高校は薬学部進学に強い高校に入学し、レベルの高い大学へ入学できる可能性が高まります。
薬剤師になれるよう、中学生である今のうちから日々頑張っていきましょう。